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心境の意味・使い方や例文|心境の変化/心境を察する/心境を吐露する

更新日:2024年03月11日

言葉の意味・例文

日本語には本当にたくさんの言葉があります。そして、何度も聞いたことがある言葉でも詳しく知らないということも多くあったりします。そこで今回の記事では聞いたことがある人も多いと考えられる「心境」という言葉について詳しくご紹介します。

心境を使った会話やナレーター

「心境」は日常会話で使われる、またはテレビのナレーターなどがよく使うという印象があります。そこで、ここから日常会話での使われ方や、テレビなどのナレーターなどで「心境」がどう使われているのか例文を使って、ご紹介します。

日常会話で使われる心境の例文

「心境」を日常会話で使うとすれば、以下の例文のようなものになります。 例文1:何があったか解らないけどAくんに心境の変化があったと聞いたよ。 例文2:あの時の心境をぜひ、教えてほしい。 例文3:今、Aくんはどんな心境でいるのだろう。

ナレーターなどが使う心境の例文

「心境」をテレビなどのナレーターが使うのは以下の例文のようなものが多いです。 例文(ドキュメント番組で): ずっと今まで、Fのできごとがあった時のことについては沈黙をされ続けてきましたが、この番組の取材でとうとう当時の心境を語ってくれました。 例文 (ニュース番組で): 事件当時の心境を語れるくらいには気持ちが落ち着いたと被害者であるAさんが仰っていました。

類語との意味の違いや使い分け

「心境」という言葉と同じ意味をもっているのでは、と考えられる言葉があります。また、漢字は違うけど同じ読み方をする言葉もあります。そこで、幾つかの言葉と「心境」の意味の違いや使い分けなどをご紹介します。

心情と心境の意味の違いと使い分け

「心情」と「心境」という言葉は、同じような意味をもっているのではと考える方も多いでしょう。「心境」の意味はその時の気持ちで、「心情」の意味は心の中にあって、まだ言葉に発せられていない感情です。 このため、似ていますが「心境」は「境」という漢字が入っており、どちらかというと自分が置かれた立場に対しての気持ちのことをいいます。 また「心情」は「情」という漢字が入っていることから、環境ではなく、その時に起こる物事に対しての気持ちのことをいうので「心情」と「心境」の意味は同じというわけではありません。 そして「心情」と「心境」を使い分ける基準は、自分が置かれた立場に対してのことなのか物事に対してのことなのかになるでしょう。

同じ読み方の心境と進境

「心境」と「進境」はどちらも「しんきょう」と読みますが、この2つの言葉の意味は異なります。「心境」の意味はその時の気持ちですが、「進境」の意味は、進歩して達した境地です。 つまり、上達した境地ということで、学業や技術を学んだりすることによって、自らが進歩したという時に使う言葉なので「心境」と「進境」は読み方が同じでも意味は全く異なります。

感情と心境の意味の違いと使い分け

「感情」と「心境」と聞くと、意味も同じでは、と考える人も多いでしょう。しかし「感情」と「心境」の意味は違います。 「心境」の意味はその時の気持ちのことで、自分に置かれた立場に対しての気持ちでしたが、「感情」の意味は物事に対して起こる気持ち、ある対象に対する態度や価値づけです。 また「感情」と「心境」の使い分けは、自分の置かれた立場に向けた気持ちなら「心境」で、物事に対して起こる気持ち、ある対象に対する気持ちなら「感情」になります。

心境小説

一般的にはあまり知られていませんが「心境小説」というものがあります。この「心境小説」についてもご紹介します。

心境小説とは

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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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