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更新日:2024年10月09日
ビジネスの場でよく目にする「協議」という用語ですが、実は正しく理解せず使っている方も多い用語でもあります。その意味や利用場面、類語である「相談」「審議」「討議」を合わせて整理しています。「協議」を正しく使えるビジネスパーソンを目指しましょう。
目次
ビジネスの場でよく目にする「協議」という用語ですが、実は誤った使い方をしている人も多い用語です。そこで、その意味や利用場面、さらに理解を深めるために類語を併せて紹介します。「協議」を正しく使えるビジネスパーソンを目指しましょう。
「協議」とは、大雑把にいうと他人と相談することを言いますが、正確な意味はご存知でしょうか。類語である「会議」「討議」「審議」と意味や使い方の差を確認しながら、「協議」の意味を正しく理解しましょう。
まずは、「協議」の意味を国語辞典で確認します。
きょう‐ぎ〔ケフ‐〕【協議】の意味 [名](スル)集まって相談すること。「対策を協議する」 類語:合議(ごうぎ)、 会談(かいだん)、 謀議(ぼうぎ)、 評議(ひょうぎ)、 審議(しんぎ) 出典:デジタル大辞泉(小学館)
漢字の「協」には、「合う、一致する」「あわせる、力をあわせる」「共にする、一致させる」といった意味があります。また、漢字の「議」には「はかる、相談する」「あげつらう、いう」「意見、提案、主張、論説」といった意味があります。これらを組み合わせて「協議」には、「共に相談する」「相談して一致させる」といった意味が込められています。 また、話し合って決めること、あるいはその話し合いという意味もあり、相談したうえでの「決定」部分に重点が置かれている用語となります。
物事の契約に際し交わされる契約書に、「誠実協議条項」として「この契約書の条項に疑義が生じた場合は、甲乙協議して決定する」と規程されている場合があります。この場合の「協議」は、契約書当事者で相談する、話し合って解決するということになります。 契約遂行過程において、当事者間に当該契約に関する疑義が生じた場合には、まずはお互いに話し合って、円満に解決するようにしましょうといった、いわば契約当事者の心構えを確認するというものです。 当事者間に当該契約に関する疑義が生じるような状態の場合、実際には、話し合いで解決できる状態ではないと考えられます。また、協議するような事態を想定しているということは、事前に十分協議がなされていない契約ともいえます。 それでもこのような誠実協議条項が存在するのは、「契約行為が十分に信頼に足る証として、いつでも話し合いに応じる」という気構えを示しているといえます。
法律上で「協議」という用語が使用される場面は次のとおりです。
「協議」は、「法令上用いられる場合は、協議をする者がお互いに自己の主張するところについて相手方の納得を得るまで十分に説明し、相互の意思を通じ合い、意見を交換した上で一定の事を行うことを前提として用いられることが多い」
つまり、単に集まって相談するというだけではなく、相談の結果一定の結論を導き出すことが目指されていることを意味しています。合意して結論を出す場合もありますし、多数決などを経て結論づける場合もあります。
・三者協議の末、結論に達する ・政府と沖縄県は5回に及ぶ協議を重ねたが、合意には至らなかった。 ・社内で慎重に協議を行い、ご提示条件で契約するに至りました。 ・離婚をする夫婦の90%が競技離婚を選択している。
記載されている内容は2018年01月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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