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「ラボ」の意味・医療/IT分野での意味・ウェットラボとは何か

更新日:2024年08月06日

言葉の意味・例文

ラボという言葉は日本でも頻繁に出てきますが、本当の意味を理解して使っているのでしょうか。なんとなく聞いたことがあり、実験室などを意味している気がすると推測で使っている人も実は大勢います。そこで、今回はこのラボの意味を詳しく解説していきます。

これがクラッシュオブクランのようなアプリのゲームとなった場合でも意味は一緒です。もちろん、ゲームによって使われ方は異なりますが、クラッシュオブクランの場合は「研究施設」や「研究棟」といった一つの建物を表しています。 クラッシュオブクランは自分の村を発展させて、ほかのプレイヤーの村を襲撃するというゲームであり、この村を発展させる要素の一つにラボのような施設を一つ一つレベルアップする必要があります。 分類分けするのなら「リアルタイムストラテジー」に該当しますが、似たようなゲームは大量にありますので、同じようにラボという施設が登場するゲームも存在する可能性はあります。

ウェットラボとは何か

ウェットラボとは物理や化学の実験を薬品や装置を用いて実際に行うことができる研究施設のことです。医療分野でこの言葉を用いる場合は、実際に動物の器官を用いて手術練習を行うことも意味しております。 対義語としてドライラボというものも存在しますが、こちらは薬品や装置を使う代わりにコンピュータを用いて行う研究施設や、医療分野の場合は動物の器官の代わりに樹脂などの模型を使って行う手術練習となります。 一部の方の書き込みを見てみるとウェットラボは水を使う研究室のことでドライラボは水を使わないでコンピュータなどを使う研究室のことというものもありましたので、人によって解釈が異なっていることもあります。認識ミスが発生しないように、お互いで意味のすりあわせは行った方がいいでしょう。

ナイキラボとは何か

スポーツブランドのナイキにはナイキラボが存在します。このラボはもちろん研究所という意味で、多種多様な人物やブランドとのコラボを目的としている究極の実験施設という意味も持っている。ナイキの最新イノベーションを紹介する場所なので、通常のナイキとは異なった商品を見ることも可能です。

ほかの意味はあるのか

このようにいろんな意味を持っているラボではありますが、ほかの使われ方もすることがありますので、昔から使い勝手はよい言葉でした。そのほかの使われ方もまとめて紹介していきます。

日本では現像所という意味があった

研究所や実験棟という意味として今は用いられるラボという言葉でしたが、昔は現像所のことをラボという言葉で表していたことがあります。銀塩写真の現像や映画用フィルムの現像を行う事業所だと言われればわかりやすいでしょう。しかし、今ではフィルム現像という仕事そのものが減り、デジタル処理が中心となっているので、現像所という意味で使われることはめっきり減少しました。

そのほかのラボの意味について

それ以外にもフィリピンの北カマリネス州の都市がラボという名前ですしフランスのポップグループにもラボというグループが存在します。トーゴにもラボという村がありますし、人の名前として使われることもあります。 また、labという表現になると補色空間の一種であるLab色空間を意味することもありますので、このように使われ方次第では意味が大きく異なってきます。日本では研究所や実験室という意味でほぼ間違いなく通じるでしょうが、外国では別の意味があるということを忘れない方がいいでしょう。

ラボは意味が簡単な言葉である

このように、ラボという言葉は単語としてそこまで難しい言葉ではなく意味も理解しやすいです。日本の場合は基本的な意味が変わることなく用いられていますので、「~ラボ」という表記があった場合は何らかの研究施設や実験室という表現をしたいと考えれば外れはありません。 ただし、略称として用いる場合はこの言葉を知らないと読むことすらできないことがありますので、プレゼンなどで用いるときには注意した方がいいでしょう。自分がわかる言葉が必ず相手にも伝わるわけではありません。わかりやすい使い方をして下さい。

初回公開日:2018年01月19日

記載されている内容は2018年01月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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