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更新日:2024年08月15日
同じ「ひっし」という読み方を持つ、「必至」と「必死」を正しく使い分けていますか。両者とも意味・使われる状況は異なりますが、混同されがちな言葉の一つです。この記事では「必至」に着目し意味や使い方を例文を交えて紹介することで、「必死」との違いを解説しています。
ここからは「必至」と「必死」という言葉の違いについて解説します。 「必死」は文字通り「必ず死ぬ」という意味ですが、「必ず死ぬ」が転じて「死に物狂いでがんばる」という意味でも使われるようになりました。 両者とも誤用されがちですが、しっかりと区別して正しく使いましょう。
「必至」と「必死」の使い分けは理解できましたか? 日本語には読み方は同じだけど違う意味を持つ、いわゆる「同音異義語」が多数存在します。『正しい日本語の使い方』ではいろいろな状況で役に立つ、「言葉の使い分け」について詳細に解説されています。
「必至」の類語や「必至」を言い換えた表現について確認していきましょう。 いずれも「避けられない」「どうしようもない」「確定事項」といった、結末がそうなることを強く感じさせるニュアンスを持つ言葉です。
「必至」の類語・言い換え表現として、「不可避」という言葉が挙げられます。 「避ける」ことが「不可」であるこという意味であり、必ずその結末に至るという意味で「必至」の類語として使われます。
「必至」の類語・言い換え表現として、「必然的」を使った言い換えも可能です。 「必然的」は「必ずそうなる」という意味のため、「そうなることが避けられない」という点で「必至」と同じ使われ方をされます。
「致し方ない」という言葉も、「必至」の類語・言い換え表現といて使われています。 「致し方ない」は、避けたり逃れたりする手段が残されていない事を意味します。「必ずその結末に至る」という場面で、「必至」の言い換え表現として用いられます。
「必至」の類語・言い換え表現として、「已む無い」という言葉も広く使われています。 「已む無い」は「どうしようもない」という意味で、「致し方ない」とも同じように使われます。
この記事では「必至」の意味や使い方について、例文を交えながら解説してきました。 発声が同じで文字から受ける印象も似ているせいか、近年は「必死」との区別ができていない文章が散見されます。「必至」は避けられないという「予測」のニュアンスがあることを念頭に置き、正しく使い分けができるようになりましょう。
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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