「デフォルト」のネット上やその他の意味｜使い方や例文も紹介

「ネットやSNSで目にするデフォってどういう意味なの？」 「デフォルトとデフォルメの違いって？」 「デフォルトの意味ってそもそも何？」 デフォルトという言葉やそれに関連した言葉について、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。 ネットでは文字数を短く表現することも多いため、別の言葉と混乱しそうになることもあるのでしっかり意味と使い方を理解しておくことが大切です。 本記事では、デフォルトという言葉の意味や語源、似て非なる言葉との違いなどを解説しています。一通り読んでおけば、デフォルトの持つ意味を状況ごとにしっかり判断できるようになります。 本記事ではネットでよく使われている「デフォルト」を含む言葉についても紹介しているので、場面や状況別に使い方のパターンを覚え、正しい使い方ができるようにしておきましょう。

「デフォルト」という言葉を全く異なる場面で耳にして、意味の推測ができずに困ったという経験はありませんか。ネットでサイト閲覧しているときにも多く見かける言葉です。 パソコンやスマホなどで設定をしているときに使われる「デフォルトはxxxです」という表現と、ニュースで耳にする「某国の国債がデフォルトになる」では意味が異なります。 日本ではデフォルトを「初期設定値」「債務不履行」「普通・標準・定番」という意味で使います。語源である英語の「default」は、「義務などの不履行・怠慢」「法廷への欠席」「試合への欠場・不参加」という意味です。 日本と英語どちらも「何もしていない状態」を指しているという点で共通しています。

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デフォルトの語源は、英語の「default」です。「default」という英語は、「de」＋「fault」という構成の単語で、「de」で「fault」を強調しています。「fault」はテニスのサービスミスのときに使われていることでもわかるように「失敗」という意味の言葉です。 「失敗」「不足」を強調する言葉であることから、「何もしないこと」「義務を怠ること」「怠慢」という意味で使われるようになりました。 ネットでは「デフォ」と略されることもあるため、「デフォルメ」と取り違えないように注意が必要です。

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デフォルトの語源が英語であるのに対し、デフォルメの語源はフランス語の「déformer」です。音の重なりはありますが、語源が異なるため、意味には重なりがありません。 デフォルトには「何もしないこと」という意味が根底にありますが、デフォルトは「対象を変形して表現すること」を意味する言葉です。人物や動植物・静物などの特徴を捉え、誇張して描くときに「デフォルメして描く」のように使えます。 ネットでは「デフォ」と略されることもあり、「デフォルト」と混乱することもあるので注意しましょう。

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デフォルトには複数の意味があるため、ネットで見かけてもどの意味で使われているのか簡単に判別することができないという方も少なくないでしょう。 しかしデフォルトという言葉が使われている話題の種類が明確であれば、デフォルトの意味は簡単に判別できます。ここでは、シーンや状況ごとに、デフォルトがどの意味で使われているのか、どのような文章で使われるのかについて例文を交えて解説します。 ネットで話題となる物や状況とデフォルトの意味を結び付けて覚えることから始めましょう。

ネット・ブラウザ・パソコンなどコンピューター関連で使われている「デフォルト」は、「初期値」「既定値」「初期設定」など「初めに設定されている」という意味です。 「パスワードにはデフォルトで0が設定されているため、必ず変更してからお使いください」とか、「起動時にはデフォルトで検索サイトが表示されます」のように使われます。それぞれ「何もしなければ」最初に設定されている値や画面のことを「デフォルト」と表現しています。

経済の話題の中で「デフォルト」という言葉を聞いたら、「債務不履行」の意味だと理解しましょう。金融債券の発行者が経営破綻し、元本や利息の支払いを遅延したり停止したりしたあげく、元本の償還が不能となってしまいそうな状況を指します。 近年、国際ニュースで目にすることも増えています。ネットニュースで「某国の国債がデフォルトになる見込み」「〇日の利息を支払いデフォルト回避」という見出しを見かけたという方も少なくないでしょう。