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電子書籍端末とタブレットどちらがおすすめ?・メリットの比較

更新日:2023年10月17日

ガジェット

電子書籍を読むためには端末が必要です。専用のものかタブレットが主流です。ではどちらが電子書籍を読むにふさわしいか、それは人によって違うようです。専用端末とタブレットにおける電子書籍の見え方の違いなどがわかれば、どちらを選ぶか見えてきます。

案外見落としがちなのが端末やタブレットの容量

専用端末やタブレットには必ずデータ保存できる容量が決まっています。 そもそも、端末でもタブレットでも、大きさ的に言えば自宅のデスクトップパソコンなどよりメモリーは小さいのが普通です。同時に、電子書籍はデータ化された書籍情報の集合体ですから、それなりに容量があります。特に漫画や雑誌はデータ的には画像と同じような存在なので、重くなる傾向にあります。 電子書籍のプラットフォームを用意する各社が、オンライン上のクラウドを用意しているので、いくら電子書籍をダウンロードしても削除しなければならないことはありません。しかし、端末上ではデータの上限があるので、特に漫画や雑誌を読みたい人はすぐにいっぱいになるので注意が必要です。 ただ、小説くらいであればかなりの数を保存できるので、容量は無視してもいいです。

画面がカラーであることを重視したい読者像

電子書籍を読む場合、例えば小説などであれば電子ペーパーで十分。つまり、各社の端末の最低グレードで問題はないと言えます。しかし、カラーの漫画や雑誌であれば電子ペーパーでは読みにくいことは確かです。 この点で言えば、タブレットがやや有利です。そもそもカラー液晶を採用しています。AmazonがKindleファイアーを用意していますが、結構重いです。また、元々パソコンメーカーでもないですから、電子書籍以外の機能はタブレットメーカーの方が上になると言えます。 ですから、漫画や雑誌を読みたい人はカラーのタブレットを選択するべきです。

寝る前に読む人は特に目に優しいことを考えて

日中は本を読む時間がないので、就寝前や移動中などに電子書籍を読みたい人もいることでしょう。そんな人には電子ペーパーのタイプをおすすめします。 まず電子ペーパーは目に優しいです。本物の紙のようですし、バックライトが調整できるので、目が痛くなりません。昼間であれば完全にバックライトをオフにすることで、まさに紙を読んでいるようになります。就寝前は電子ペーパーがおすすめです。 さらに、電子ペーパーは機能上、ページを変更するときだけ通電されます。読んでいるときはバックライト分しか電池を消費しません。つまり、バッテリーが長持ちするので、より長く電子書籍を楽しむことができます。

電子書籍の漫画は読みやすい端末がグッド

電子書籍で漫画や雑誌を読む場合、画面が大きいこととカラーであることをおすすめしましたが、漫画であれば必ずしもカラーである必要はありません。漫画の大半が白黒ですから、電子ペーパーの端末でも十分となります。 もし雑誌や、カラーばかりの電子書籍を読みたい場合はタブレットが絶対的におすすめです。タブレットなら画面が大きいですし、カラーで読み進めることができるからです。 ただ、最近はAmazonも楽天も専用端末に漫画に特化したものをリリースしてきていますから、タブレットを検討するのと同時に、目的別としてはこの2大メーカーに注目してもいいでしょう。

電子書籍だけでなくリーダーの値段も大切

電子書籍の専用端末も段々と機能がアップしてきて、値段も高くなってきました。タブレットも同じように高いですが、それは元からというか、ほかの機能などを考えれば妥当であるとも言えます。 いずれにせよ、2017年の電子書籍専用端末は8000~2万円超が相場になりつつあります。小説などを読むだけであれば、専用端末の一番安いもので問題ありません。ほかに気に入った機能、それからそのブランドへの思い入れがあるのであれば、高い端末でもいいでしょう。 もしタブレットがあればわざわざ端末を買う必要もないので、アプリで試してみるのもひとつの手です。

電子書籍端末orタブレット?年度別の売れ筋人気機種10選

ここでは人気の電子書籍の専用端末にどんなものがあるか、具体的に見ていきます。 2017年度に人気だった電子書籍の端末にはなにがあったのか。これから電子書籍デビューをしたい人、端末を買い替えたい人、必見です。

2017年人気機種1 東芝 BookPlace DB50/25E

無線LANの環境があれば、BookPlaceストアの電子書籍がカラーで読めます。低価格であり、7インチの大画面フルカラーが大きな特徴で、Androidのタブレット型なので、使いやすさもあります。

2017年人気機種2 Amazon Kindle Oasis

Amazon Kindle OasisはKindleシリーズの最高峰の端末です。読書のための機能が満載で、画面は高解像度ではっきりと文字が見えますし、目に優しいライトで読みやすさはばっちり。 ただ、高いです。電子書籍リーダーとしてはかなり高額で、持ち運びやすさ、軽さ、ボタン設計など、細かいところにまで配慮したデザインではあっても、なかなか手が出せないかもしれません。

2017年人気機種3 ソニー 「Reader」 PRS-T3S

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初回公開日:2018年02月18日

記載されている内容は2018年02月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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