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更新日:2024年08月15日
電圧や電気の導通などの測定ができるテスターは、電気を使う現代の生活で非常に役立つ製品です。例えば、電池がまだ使えるかの判断だけでもおすすめです。しかし、専門的で使い方が難しい印象を持つ人も多いでしょう。そこで今回は、テスターの使い道とおすすめ製品を紹介します。
日置のテスターの中では買いやすいデジタル式テスターです。オートレンジなので、初心者にも簡単に測定できておすすめです。 ケースがついており、テストリードを巻き付けて中に収納することができます。また、裏側には磁石が付いていて、金属部に張り付けることができます。このように、長年のテスターを作ってきた経験が活かされている使い勝手の良いテスターでありおすすめです。
フルークは、アメリカの計測機器メーカーです。そして、世界中に生産拠点や販売網を持っている世界的な企業です。その製品は、世界中で高い評価を受けています。 フルークも、耐久性を考慮した非常に高価なテスタが多いです。そのため、業務でハードな使い方をするという場合におすすめです。
非常に高価ですが、機能も最高レベルであるテスタです。業務でなければ使うことがないテスターですが、いろいろな用途で正確な値を計測できるテスターとしておすすめです。
テスターにはアナログ式とデジタル式があります。そして、現在はデジタル式が多くなりましたが、アナログ式もなくなった訳ではありません。そこで、どちらを選ぶ方が良いのか紹介します。
仕事ではなく趣味でテスターを使うのであれば、デジタル式がおすすめです。測定値がそのまま表示されますので、アナログ式のように針の位置の数値を読み取る必要がありません。そして、オートレンジの製品であれば、測定するレンジの選択の必要もありません。 また、デジタル式には、静電容量や周波数、温度など多彩な測定ができる製品があります。ブザーを搭載して導通を知らせてくれたり、機能が多いのがデジタル式です。 このように、デジタル式の方が優れた点が多いです。アナログ式にも良い点がありますが、その良い点を使う場面が一般的ではないためデジタル式がおすすめです。 それでも、針の動きを見て測定するアナログ式の方が直感的で好みという人もいらっしゃるでしょうから、アナログ式の使い方を少し紹介します。
アナログ式のテスターを使う場合、レンジの選択を間違えないようにしましょう。小さいレンジで大きい測定値を測ると、針が振れ切ってしまいますし、ヒューズも切れてしまうことがあります。最初は大きいレンジを選択して測定し、順に小さいレンジへ移動して測定することが必要です。 また、レンジを選択するロータリースイッチの中に電源OFFが入っている場合も多いので、電源の切り忘れに注意しましょう。
アナログ式のテスターで抵抗を測る時は、前準備が必要です。それは、抵抗のレンジを選択した後にテストリードのプラスとマイナスを短絡させて、針を0Ωの位置になるように調整しなければなりません。 針の調整は、抵抗専用の調整ダイヤルを使う場合が多いです。このような操作はデジタル式では必要ないのですが、アナログ式には必要です。
アナログ式のテスターは、針を使っているため、測定値が安定しない場合の変動を確認することに適しています。対してデジタル式は、測定値が不安定だと何が表示されているかが分からなくなります。 これは一例ですが、アナログ式のテスターにも利点がありますから、テスターに慣れたら選んでみることがおすすめです。
記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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