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要約のコツと書き方|社説/新聞記事/英語論文/本・試験問題

初回公開日:2018年01月26日

更新日:2020年02月21日

記載されている内容は2018年01月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

自己啓発

要約は、難しいと端から倦厭されがちです。しかし、いくつかのステップを踏み、しっかりとコツを抑えれば、実は簡単にできるようになります。要約ができれば、人前で話をする時にも自分の考えを端的に伝えられるようになるので、コツを押さえて苦手意識を無くしましょう。

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要約のコツと書き方

要約とは、文章の要点を短くまとめて示すことです。要約で大切なコツは、文章のポイントを簡潔に示すことです。そのためには、元々の文章の順序を入れ替えたり、表現を自分の言葉に変えていかなければいけません。

要約を簡単にする方法はないの?

もとになる文章から、すぐに要約を作ろうとするのは果てしない作業に思えますが、いくつかのステップを踏むコツさえわかれば、簡単に要約をすることができます。

1.文章を段落に分ける

文章は、改行と1文字下げることで表示される、いわゆる「形式段落」がいくつか集まって構成されています。そして、文章を内容のまとまりによって分けた時の1つ1つのまとまりを「意味段落」と言います。要約の際に見つけ出すべきは、後者の意味段落です。その文章が何部構成なのかがわかれば、要点も見つけ出しやすくなります。

2.各段落の中心文を見つける

次に、各段落の中でその段落の内容を、よく表している部分を見つけます。この中心文は、主に主張や意見、考えの部分です。段落を分解すると、中心文とその説明や理由で構成されています。

3.自分の言葉でまとめる

要約をする際の難関は、与えられた文章から見つけ出した要点を、いかにうまく自分の言葉としてまとめていくかです。ここで注意すべきなのは、あくまでも自分の言葉で「まとめる」だけであり、自分の意見を述べるわけではないというところです。

接続詞を使って確認

仮に要約ができ上がっても、自分の作った文章が、本当にその文章の要約になっているのかがわからないでしょう。国語ができる人に見てもらうのが一番ですが、そうも簡単にいかないものです。 そこで、まずでき上がった要約を複数に分解し、「例えば」または「なぜなら」という接続詞をつけて、元の文章を説明する文章になるかどうかを判断基準にしてください。 他にも、「つまり」や「しかし」と言った接続詞がありますが、要約の後ろに「つまり」がくっつくと、その要約がもっと端的に言い換えることができます。また、「しかし」でつながってしまえば、その要約は中心部分を突いていないということになります。

対象別の要約練習のコツ

社説・新聞記事・天声人語

まず手始めに、社説や新聞記事の要約から入り、コツを掴むことをおすすめします。社説とは、新聞や雑誌の意見や主張のことで、ある話題に対して誰に・何を・どんな視点からという一貫した文章になっています。 そして、社説で要約の練習をすれば、文脈がわかるようになり、記事のポイントがわかり時事問題に強くなるだけでなく、適度な文章量なので、読解力や表現力を身につけることができます。 1日1記事で良いので、書いた人の主旨、すなわち伝えたいことを読み取って、200文字以内の要約を作ることを続ければ、自然とコツを掴むことができるでしょう。

英語論文・レポート

英語の長文が苦手で、それぞれの文章の意味は理解できるのに、通して見ると何を言っているのかわからないという人は、要約が苦手だと言えます。 英語の場合はまず、文章を最低でも1回できれば2〜3回通して読み、その文章が何について書かれているかを一文でまとめます。 次に、5W1H(What,When,Who,Where,Why,How)のキーワードを抜き出します。そして最後に締めくくりとして、その文章がどんな結末を迎えたのかを見つけるのがコツです。書き手はその意見を紹介し、賛成したのか、反対したのか、それとも読み手の判断に委ねたかったのかということです。 英語のテストやTOEICで、英語の要約問題があるわけではないのですが、単に英語の勉強になるだけでなく、コツを掴めば、日本語の文章の速読や内容判断力の向上にもなります。

本の要約をする際には、まずその本の裏表紙を確認してみましょう。裏表紙には、その本を少しでも端的に知ってもらうために、書き方が工夫されていることが多いです。 そして次に、目次と各章のタイトルを参考にすることがコツです。章のタイトルの書き方が本自体のタイトルと似ている章ほど、著者が伝えたいことになっている章になっています。本を1冊全て読むのは大変なので、いかに核心をついた部分を重点的に読み込めるかが重要です。

映画

映像と音声で構成されている映画を要約するのは、とても難しく感じられるでしょう。しかし、DVDの裏側をみてください。本の裏表紙と同じく、その物語を覗いてみたくなるような文章が書かれています。 最初は原作小説があり、一作で完結しているものが練習に向いています。原作がいくら長くても、映画は120分前後の尺に収まっており、多くは起承転結があるからです。映画の場合のコツは、その映画を起承転結の4行に分け、それを文章としてつなげれば良いです。

講義

講義の要約をする場合は、講義を受けていない人や、講義の内容が理解できなかった人に対して説明するような文章にすることがコツです。 講義は大きな流れとして、授業者によって2パターンの流れがあります。結論や主張から始まり、理由説明を経て簡単なまとめをする場合。もう一方は、簡単な主張をしてから理由説明をし、最後に結論として主張をする場合です。 どちらも真ん中部分で説明が来ているので、メインの主張に対する説明を箇条書きにしておき、その主張の肉付けとして必要な分を論理的に組み立てることが重要になります。

手話・要約筆記

手話通訳は音声言語を手話に、または手話を音声言語に変更する方法ですが、要約筆記は音声言語を文字にして表記する方法です。両方とも、確かな理解力と豊かな表現力、幅広い知識と深い洞察力が求められ、人と人の間に立つことの難しさもあります。 しかし、手話も1つの外国語と捉えてみましょう。そうすれば、英語の時のコツを応用できます。この場合の壁は、元となる文章が目の前に提示されておらず、音声言語を聞きながら、自分の中で整理し同時に発信しなければならないことです。 まずは、他の文章を要約するコツをしっかり自分のものにし、その上で要約筆記をし始めれば、無意識にキーワードを見つけることができるようになります。

説明文・資料

説明文や資料の場合は、最初にその文章の結論を一文にまとめることがコツです。それに対する理由説明は、大量にあるからその文章が長くなっていたり、資料が複数枚あるのであって、結局のところ言いたいことは、短く1つにまとめられるはずだからです。 理由もそれぞれ数字をふるなどすれば、1つの結論に対するいくつかの説明であることがわかります。それを制限字数に合わせて組み合わせるだけです。

試験問題の要約のコツ

試験で使えるようにするには、ただ文章をまとめるコツだけでなく、点数を取れる要約の作成をするコツが必要です。いわば、採点基準を予想し、最低限の重要ポイントを探し出すことが必要です。

国語・現代文・課題文・小論文

文章力の向上のためにも要約は必須です。とはいうものの、頭ではわかっていてもなかなか実践するのは難しいでしょう。そこで、あまり画質は良くないのですが、2014年のセンター試験問題を解説してくれている動画を紹介します。この動画では、文章自体の読み方、採点基準の解説を丁寧にしてくれているのでおすすめです。

英語・英作文

英語に関しては、ペンの動かし方という動画を見つけましたので紹介します。余白を適度に使うこともコツでしょう。また、画面の上の方に解説があるので、そちらも合わせて参考にしてください。

コツを掴めばもう要約は難しくない

難しいからと端から倦厭されがちな要約ですが、いくつかのステップを踏みしっかりとコツを押さえれば、自分でもできそうだと感じられたのではないでしょうか。 頭ではコツを理解しているつもりでも、なかなか正解にたどり着けないという人は、新聞やニュースの文章で練習あるのみです。要約を攻略するコツは明確なのですが、そのコツを無意識的に利用できるかどうかが分かれ道です。各コツを自分のものにし、自分の意見も端的に相手に伝えられるようになりましょう。

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