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「賜りますよう」の意味と使い方の例文｜/ご理解/ご高配/ご指導

更新日：2024年07月15日

今回は「賜りますよう」という言葉の意味や読み方、使い方などについて詳しくみていきます。一見難しい言葉にも感じられる「賜りますよう」という言葉ですが、意味を理解すればきちんと使いこなすことができますのでぜひ参考にしてください。

上記でも述べましたが、できるだけこちらから「ご高配」をお願いすることは避けた方が無難です。他の言い方に変えて文章を組み立てると違和感がなくなります。・「今後とも何卒お引き立て（ご高配）を賜りますよう深くお願い申し上げます」・「昨年は大変お世話になり感謝申し上げます。本年もいっそうのお力添え（ご高配）を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

「ご指導賜りますよう」

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「ご指導を賜る」とは「色々と教えていただく」といった意味が含まれています。「ご指導を賜り」となると「教えてくださり本当にありがたい」といった意味合いとなります。「ご指導賜りますよう」とは、こちらから「どうぞ教えてください、お願いします」といった意味合いをとても丁寧に表したフレーズとなりかなり強い指導へのお願いの気持ちが含まれているといえるでしょう。使い方の例・「ぜひとも私に先生のご指導賜りますよう、心からお願い申し上げます」・「若輩者ではありますが、皆さまのご指導賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

「ご指導ご鞭撻賜りますよう」

「ご指導ご鞭撻」とは「鞭を打つほど強く励まし厳しく教えてください」という意味合いとなります。そこに「賜りますよう」を合わせて「強く厳しく教えてください、どうぞよろしくお願いします」といった意味です。相手にとても強くお願いしているフレーズであり、相手にとってもそれなりに重みのあるフレーズですので、むやみやたらと使わないようにしましょう。使い方の例・「若輩者ではありますがこれからより一層努めてまいりますので、何卒ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます」・「本日よりこちらに参りました〇〇と申します。精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、深くお願い申し上げます」

「ご用命賜りますよう」

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「ご用命賜りますよう」とは、「用事を申し付けてください、用事があればぜひおっしゃってください」といった意味となります。相手に何かをお願いするというよりは、「ぜひ自分に任せてください」という意味合いで使われるフレーズです。使い方の例・「何か必要なものがございましたら、ぜひ私どもにご用命賜りますようお願い申し上げます」・「お困りの際には、なんなりとご用命賜りますようお願い申し上げます」

「ご出席賜りますよう」

目上の方に結婚式やパーティーなどの出席を依頼する場合に使われるフレーズです。「ぜひ来てください、よろしくお願いします」といった意味で使われます。使い方の例・「次回のイベントの際はぜひご出席賜りますよう、深くお願い申し上げます」・「来月祝賀会が開催される予定ですので、ぜひともご出席賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。お待ち申し上げております」

「賜りますよう」と似た言葉の意味と使い方

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「賜れますよう」

「賜りますよう」と似ている「賜れますよう」ですが、「賜れますよう」という表現はあまりしません。目上の方に何かを頼みたい場合は、「〇〇賜りますようお願い申し上げます」と表現するので受け身表現とも取れる「賜れますよう」では文章に違和感が生まれてしまいます。「賜れますよう」を使用する場合は「ぜひ〇〇賜れれば幸いです」または「賜れますと幸いに存じます」というようにすると自然でしょう。

「賜りたく」

「賜りたく」とは「ぜひご指導賜りたく、お願い申し上げます」といった形で使用されます。こちらから「ぜひとも」と相手にお願いする意味合いが強く、「賜りますよう」と同じような意味を持っています。基本的には「賜りますよう」と同じ意味合いですが、「賜る」に「〜したい」という願望的な表現が重なっていることから、「賜りますよう」よりもより強いお願いの気持ちが込められている表現といえるでしょう。使い方としては「お忙しいところ誠に恐縮ですが、ぜひともご意見賜りたく存じあげます」のように表現するのが良いでしょう。