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木/金属/ネジ式のダボのサイズと使い方・穴開けやダボ埋め方法

更新日:2024年01月20日

趣味

ダボを使ってDIYができるようになると、仕上がりがとてもきれいになります。初めてダボを使う人にとっては、どれを選んだらよいのかがわかりにくいです。今回は初めてダボを使う人向けにダボの種類や使い方、ダボ継ぎやダボ埋めのやり方を解説します。

太さ

ダボの太さは、つなげる板の厚みの2分の1から3分の1が適しています。あまりにも太いダボを使おうとすると板が割れてしまうことがありますし、逆に細いダボを使うと、できあがった家具を使用しているときにダボが折れる可能性が高くなります。

ダボの穴開けの仕方

ダボの穴を開ける方法や手順をご紹介します。穴を開ける前に、木材に印をつけましょう。鉛筆と定規を使って十字に印をつけます。印がずれてしまうと穴の位置がずれ、強度の弱い仕上がりになりますので、穴を開ける前に、つなげる2つの木材を並べてずれていないか確認しましょう。印がついたら、電動ドリルをつかって穴をあけます。

ドリル

電動ドリルには、「木工ダボ用ビット」というものがありますので、利用して穴を開けましょう。垂直に穴を開けることが重要です。穴が曲がってしまうと、ダボがまっすぐ入らなくなり、木材の接合部分にも隙間ができてしまいます。強度も落ちてしまいますので細心の注意を払いましょう。 垂直にあけるのが難しい、自信がないという初心者のために、「ドリルガイド」という製品もあります。ガイドの上からドリルを使うことで垂直に穴を開けられるアイテムです。値段も千円代からと手頃な価格で売っていますので、心配な方は利用してみましょう。 ダボの太さと同じく、木材に穴を開けるドリルの太さも重要です。初心者であれば、ダボとまったく同じサイズのドリルで問題ありませんが、プロの方はダボより0.2ミリほど細いドリルで小さめの穴を開けています。何度もダボ継ぎをして慣れてきた方は挑戦してみるとよいでしょう。

ダボ埋めの方法

ダボ埋めとは、木材をつなぎ合わせるときにビスで留めた部分を目立たなくする方法です。ビスで止める時に穴を深くし、ビスで留めた上からダボをいれ、ビスが見えないように隠します。こうすることで、見栄えの良い家具が完成します。 ダボ埋めの手順は、4つです。1つ目は、ビスで止める時に穴を深く開けることです。2つ目はダボを作成することです。3つ目は、ダボを入れて余分な部分を切り落とすことです。4つ目に目立たないように処理することです。

ダボの作り方

ダボ埋めをするときは、市販のダボを使ってもよいのですが、自分で作ったほうがキレイに仕上がります。ダボ埋めの場合は、ダボとできあがりの強度にはあまり関連性がありませんし、同じ木材から作ったダボの方が木目や木材の色が一致して見栄えがよくなります。 ダボを作るには、電動ドリルの「埋木錐」というものを使います。埋木錐を使って使用しない木材に穴を開けると、ダボができあがります。

ダボを埋める

できあがったダボを、ビスの上の穴にいれます。穴には先に接着剤をいれておきましょう。できあがったダボは、先端を少し金槌で叩いて丸くしておくと穴にいれやすくなります。ダボと木材の木目の向きを合わせて、穴にダボをいれたら金槌でダボを入れていきましょう。叩いても動かなくなったら、はみ出している部分をのこぎりで切り落とします。 のこぎりで切り落としたら、やすりなどで表面をならします。きれいにできあがったら自分好みに塗装をしましょう。塗装することでさらに目立たなくなります。

ダボの外し方

ダボは周りから見えないようになっているのがメリットですが、その分取り外しが難しいのが難点です。ここでは、ダボ継ぎやダボ埋めをした時のダボの外し方をご紹介します。

ダボ継ぎの外し方

ダボ継ぎをした時にダボが外れなくて困るパターンには2種類あります。1つ目は、ダボ継ぎをして2つの木材をつないだが、それが間違っていた場合です。ダボが見えない状態ですので、まずはダボを見えるようにしましょう。ダボが抜ける方向に木材を金槌で叩きます。木材を傷つけないようにするときは、当て木をします。少しずつまんべんなく広範囲を叩く事がポイントです。 もう1つのパターンは、2つの木材は接合していない状態で、片方の木材の穴にダボが刺さっている状態です。間違ってしまったのでダボを抜きたいという場合は、プライヤーやペンチでダボを挟み、少しずつ左右に回します。回しながら、少しずつ引っ張って抜いていきましょう。

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初回公開日:2018年04月29日

記載されている内容は2018年04月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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