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木/金属/ネジ式のダボのサイズと使い方・穴開けやダボ埋め方法

更新日:2024年01月20日

趣味

ダボを使ってDIYができるようになると、仕上がりがとてもきれいになります。初めてダボを使う人にとっては、どれを選んだらよいのかがわかりにくいです。今回は初めてダボを使う人向けにダボの種類や使い方、ダボ継ぎやダボ埋めのやり方を解説します。

太さが3mmのダボは、ほとんどが棚ダボです。カラーボックスの棚板などを支えるダボで、穴にさす部分は真鍮などの金属製になっているものが一般的です。棚板にふれる部分は商品によってさまざまですが、同じく金属製のものや、プラスチックのものが多くなります。長さも短く、全長が14mm程度で、穴に入れる部分が7mmや7.5mmが標準的なサイズです。

4mm

太さが4mmのダボも、3mmのダボと同じく棚ダボが一般的です。棚ダボ以外では、ネジ式のダボのネジ部分が4mmというものがあります。ネジ部分は4mmですが、ネジを入れる側を含めると8mmというものが多いので、木材に開ける穴は8mmです。ネジ式はすべて真鍮でできています。

5mm

5mmのダボも3mmや4mmのダボと同じく、ほとんどが棚ダボです。しかし、5mmから、金属製のダボも存在します。長さは15mmや25mmです。金属製のダボは、木製のダボと違い折れにくいのがメリットですが、接着剤が染み込まない点や摩擦が少ないことから木製のダボよりも取れやすいデメリットがあります。

6mm

一番よく利用されて一般的な太さが6mmのダボです。金属製やプラスチック製の棚ダボもありますし、木製のダボも複数存在します。長さは20~40mmが標準的で、一番よく利用されているのは30mmのダボです。 木製のダボは、表面に凸凹の加工がされています。これはダボに接着剤が染み込みやすくなるための工夫で、接着剤を使ってダボ継ぎをするとしっかりと固定されます。価格も数十個入って200円などお手頃となっており、100円ショップで扱っていることもあります。

8mm

6mmの次によく利用されているのが、8mmのダボです。少し厚みのある木材を接合する時におすすめです。ダボを利用する時に必要なドリルや、便利アイテムのダボマーカーなども8mmに対応しているものが多く販売されています。100円ショップでも扱っているほど、一般的な太さで、木製や金属製など多数あります。 また、ネジ式のダボはネジを入れた外側の部分が8mmのものが多く存在します。幅広いダボの種類があるのが8mmのダボの特徴です。

10mm

かなり厚みのある木材を接合するときに使うのが10mmのダボになります。10mmのダボは棚ダボがほとんど存在せず、基本的には木材のダボのみになります。厚みのある木材を接合するために使うダボですので、長さも6mmや8mmのダボよりも長いものが多く、40mmや50mmが一般的です。

ダボの強度

ダボで固定した部分の強度は、固定方法によっては数十キロの重みにも耐えられる強さがあります。しかし、きちんと留められていなかったり、板の厚みなどに適していないダボを利用した場合は、強度が弱くなってしまいますので注意しましょう。 強度を高めるコツは、つなげる木材に適したダボを利用することと、しっかりと接着することです。ダボを利用する数を増やしても強度はあがります。ドリルで開けた穴とダボのサイズが合っていることが重要になるので、ドリルに不慣れな方は、強度も少し落ちる可能性があります。 きちんと市販のダボを使うことも、強度を高めるためには重要です。節約などを考慮して、ご自分で木材からダボを作る方もいらっしゃいますが、折れる可能性が高いです。市販のものは折れにくく作られていますし、値段も数百円と高価なものではありませんので購入しましょう。

ダボのサイズは何を基準に選べばいいか

ダボのサイズは、使用する板の厚みを基準に選びます。先程もお伝えしましたが、板の厚みに合わせて適したダボを選ぶと仕上がりの強度があがります。ここではダボの長さと太さにわけてサイズの選び方をご紹介しましょう。

長さ

ダボの長さは、30ミリくらいのものが一番よく使われています。板を90度に接合する場合は、半分の15ミリくらいずつをそれぞれの木材に埋め込んで使うか、木口側を20ミリ、板側を10ミリの2対1にするのが一般的です。 板の厚さが10~20ミリの場合は、標準的な30ミリのダボを使ってよいでしょう。板の厚さが薄い場合は、20ミリなどの短いものを、板が厚い場合には45ミリなどの長いものを使うとよいでしょう。

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初回公開日:2018年04月29日

記載されている内容は2018年04月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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