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木/金属/ネジ式のダボのサイズと使い方・穴開けやダボ埋め方法

趣味

ダボを使ってDIYができるようになると、仕上がりがとてもきれいになります。初めてダボを使う人にとっては、どれを選んだらよいのかがわかりにくいです。今回は初めてダボを使う人向けにダボの種類や使い方、ダボ継ぎやダボ埋めのやり方を解説します。

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ダボとは

ダボとは

家具を作るときなどに木材をつなげる方法の1つがダボ継ぎです。つなぎ合わせる木材それぞれに小さな穴をあけ、その穴に穴と同じサイズの丸い棒をいれることで2つの木材をつなぐ方法です。「ダボ」とは穴のなかにいれる小さな丸い棒のことをいいます。穴に入りやすいように両端が少し丸くなっているのが一般的です。 ダボ継ぎをするメリットは、釘やネジで木材を留めたときと違って見た目がきれいなことです。釘やネジは表面から見えてしまいますが、ダボ継ぎの場合は木材の表面に傷が付きません。釘やネジを使うよりも手間はかかりますが、家具などを作るときにはきれいな仕上がりになります。

ダボの種類

ダボの種類

ダボには、素材や長さ、形など、いくつかの種類があります。ダボとしてよく使われる素材は木材か金属です。中には、金属の芯にプラスチックで加工されているものや、木材と金属を組み合わせて使うものもあります。太さは6ミリから10ミリのものが一般的によく使われており、長さは15ミリから45ミリくらいのものが多くなります。

種類別ダボの使い方

種類別ダボの使い方

一般的にダボは確実に木材をつなぐために使いますが、取り外しが前提となって使われる場面もあります。ここでは、種類別ダボの使い方をご紹介します。

棚受け

棚受けとしてダボがよく利用されているのは、カラーボックスの棚板のように簡単に取り外して、棚の高さが変えられる家具です。カラーボックス本体にたくさんの穴が空いており、自分の好きな場所にダボをいれ、ダボの上に棚板を乗せて使います。棚受けとして使われるダボのことを「棚ダボ」と呼ぶこともあります。 棚受けとして利用される棚ダボは、木材や金属、プラスチックなどさまざまな種類があります。一般的なダボは丸い棒状ですが棚ダボは形状もいろいろです。

棚ダボの形と素材

丸い棒状の棚ダボは、本体と棚板の両方に穴が空いていて両方の穴にダボをいれて使います。素材はいろいろありますが、木製は金属製よりも抜けにくいので、頻繁に棚の高さを変える予定のある方は金属製がおすすめです。 本体側だけ穴に入れられるように丸くなっており、棚板側は板を乗せるための四角になっているものもあります。本体側が丸い棒状、棚板側が四角になっているダボの場合は、それぞれの素材が違うものも多くあります。 例えば丸い部分は金属でできており、四角い部分がプラスチックなどです。ダボが簡単に抜けてしまい、棚板が落ちないように配慮しつつも、棚の高さを変えるときには簡単にダボを抜くことができるように工夫されています。 さらに、穴に金属のネジ穴を埋め込み、ネジがついた丸い棒状のダボをつけるタイプもあります。棚の高さを変えるときには、ネジをはずして、別の高さのネジ穴にダボをつけて利用します。

接合

最初にお伝えしましたが、ダボはダボ継ぎという木材同士を接合させる方法で使われています。一般的に木でできた木ダボを使います。木ダボで木材同士を接合させる方法をご紹介します。 まずダボの穴を開けましょう。次に開けた穴にボンドを入れ、ダボを金槌で叩きながら入れていきます。ダボの長さで紹介した木材に適した長さまでダボが入ったら、木の側面にもボンドを塗ります。 最後にもう1つの木材の穴にダボを入れ、金槌で木材を叩きながら接合しましょう。金槌で木材を叩く時は、直接叩くよりも当て木をした方が木材に傷がつかず、仕上がりがキレイになります。

種類別ダボのサイズ

種類別ダボのサイズ

ダボには、素材やサイズなどの種類があるとお伝えしました。ここでは、サイズごとにダボの種類や特徴についてご紹介いたします。ご自分で家具を作るときにダボを利用しようと考えている方は参考にしてください。

3mm

太さが3mmのダボは、ほとんどが棚ダボです。カラーボックスの棚板などを支えるダボで、穴にさす部分は真鍮などの金属製になっているものが一般的です。棚板にふれる部分は商品によってさまざまですが、同じく金属製のものや、プラスチックのものが多くなります。長さも短く、全長が14mm程度で、穴に入れる部分が7mmや7.5mmが標準的なサイズです。

4mm

太さが4mmのダボも、3mmのダボと同じく棚ダボが一般的です。棚ダボ以外では、ネジ式のダボのネジ部分が4mmというものがあります。ネジ部分は4mmですが、ネジを入れる側を含めると8mmというものが多いので、木材に開ける穴は8mmです。ネジ式はすべて真鍮でできています。

5mm

5mmのダボも3mmや4mmのダボと同じく、ほとんどが棚ダボです。しかし、5mmから、金属製のダボも存在します。長さは15mmや25mmです。金属製のダボは、木製のダボと違い折れにくいのがメリットですが、接着剤が染み込まない点や摩擦が少ないことから木製のダボよりも取れやすいデメリットがあります。

6mm

一番よく利用されて一般的な太さが6mmのダボです。金属製やプラスチック製の棚ダボもありますし、木製のダボも複数存在します。長さは20~40mmが標準的で、一番よく利用されているのは30mmのダボです。 木製のダボは、表面に凸凹の加工がされています。これはダボに接着剤が染み込みやすくなるための工夫で、接着剤を使ってダボ継ぎをするとしっかりと固定されます。価格も数十個入って200円などお手頃となっており、100円ショップで扱っていることもあります。

8mm

6mmの次によく利用されているのが、8mmのダボです。少し厚みのある木材を接合する時におすすめです。ダボを利用する時に必要なドリルや、便利アイテムのダボマーカーなども8mmに対応しているものが多く販売されています。100円ショップでも扱っているほど、一般的な太さで、木製や金属製など多数あります。 また、ネジ式のダボはネジを入れた外側の部分が8mmのものが多く存在します。幅広いダボの種類があるのが8mmのダボの特徴です。

10mm

かなり厚みのある木材を接合するときに使うのが10mmのダボになります。10mmのダボは棚ダボがほとんど存在せず、基本的には木材のダボのみになります。厚みのある木材を接合するために使うダボですので、長さも6mmや8mmのダボよりも長いものが多く、40mmや50mmが一般的です。

ダボの強度

ダボの強度

ダボで固定した部分の強度は、固定方法によっては数十キロの重みにも耐えられる強さがあります。しかし、きちんと留められていなかったり、板の厚みなどに適していないダボを利用した場合は、強度が弱くなってしまいますので注意しましょう。 強度を高めるコツは、つなげる木材に適したダボを利用することと、しっかりと接着することです。ダボを利用する数を増やしても強度はあがります。ドリルで開けた穴とダボのサイズが合っていることが重要になるので、ドリルに不慣れな方は、強度も少し落ちる可能性があります。 きちんと市販のダボを使うことも、強度を高めるためには重要です。節約などを考慮して、ご自分で木材からダボを作る方もいらっしゃいますが、折れる可能性が高いです。市販のものは折れにくく作られていますし、値段も数百円と高価なものではありませんので購入しましょう。

ダボのサイズは何を基準に選べばいいか

ダボのサイズは何を基準に選べばいいか

ダボのサイズは、使用する板の厚みを基準に選びます。先程もお伝えしましたが、板の厚みに合わせて適したダボを選ぶと仕上がりの強度があがります。ここではダボの長さと太さにわけてサイズの選び方をご紹介しましょう。

長さ

ダボの長さは、30ミリくらいのものが一番よく使われています。板を90度に接合する場合は、半分の15ミリくらいずつをそれぞれの木材に埋め込んで使うか、木口側を20ミリ、板側を10ミリの2対1にするのが一般的です。 板の厚さが10~20ミリの場合は、標準的な30ミリのダボを使ってよいでしょう。板の厚さが薄い場合は、20ミリなどの短いものを、板が厚い場合には45ミリなどの長いものを使うとよいでしょう。

太さ

ダボの太さは、つなげる板の厚みの2分の1から3分の1が適しています。あまりにも太いダボを使おうとすると板が割れてしまうことがありますし、逆に細いダボを使うと、できあがった家具を使用しているときにダボが折れる可能性が高くなります。

ダボの穴開けの仕方

ダボの穴開けの仕方

ダボの穴を開ける方法や手順をご紹介します。穴を開ける前に、木材に印をつけましょう。鉛筆と定規を使って十字に印をつけます。印がずれてしまうと穴の位置がずれ、強度の弱い仕上がりになりますので、穴を開ける前に、つなげる2つの木材を並べてずれていないか確認しましょう。印がついたら、電動ドリルをつかって穴をあけます。

ドリル

電動ドリルには、「木工ダボ用ビット」というものがありますので、利用して穴を開けましょう。垂直に穴を開けることが重要です。穴が曲がってしまうと、ダボがまっすぐ入らなくなり、木材の接合部分にも隙間ができてしまいます。強度も落ちてしまいますので最新の注意を払いましょう。 垂直にあけるのが難しい、自信がないという初心者のために、「ドリルガイド」という製品もあります。ガイドの上からドリルを使うことで垂直に穴を開けられるアイテムです。値段も千円代からと手頃な価格で売っていますので、心配な方は利用してみましょう。 ダボの太さと同じく、木材に穴を開けるドリルの太さも重要です。初心者であれば、ダボとまったく同じサイズのドリルで問題ありませんが、プロの方はダボより0.2ミリほど細いドリルで小さめの穴を開けています。何度もダボ継ぎをして慣れてきた方は挑戦してみるとよいでしょう。

ダボ埋めの方法

ダボ埋めの方法

ダボ埋めとは、木材をつなぎ合わせるときにビスで留めた部分を目立たなくする方法です。ビスで止める時に穴を深くし、ビスで留めた上からダボをいれ、ビスが見えないように隠します。こうすることで、見栄えの良い家具が完成します。 ダボ埋めの手順は、4つです。1つ目は、ビスで止める時に穴を深く開けることです。2つ目はダボを作成することです。3つ目は、ダボを入れて余分な部分を切り落とすことです。4つ目に目立たないように処理することです。

ダボの作り方

ダボ埋めをするときは、市販のダボを使ってもよいのですが、自分で作ったほうがキレイに仕上がります。ダボ埋めの場合は、ダボとできあがりの強度にはあまり関連性がありませんし、同じ木材から作ったダボの方が木目や木材の色が一致して見栄えがよくなります。 ダボを作るには、電動ドリルの「埋木錐」というものを使います。埋木錐を使って使用しない木材に穴を開けると、ダボができあがります。

ダボを埋める

できあがったダボを、ビスの上の穴にいれます。穴には先に接着剤をいれておきましょう。できあがったダボは、先端を少し金槌で叩いて丸くしておくと穴にいれやすくなります。ダボと木材の木目の向きを合わせて、穴にダボをいれたら金槌でダボを入れていきましょう。叩いても動かなくなったら、はみ出している部分をのこぎりで切り落とします。 のこぎりで切り落としたら、やすりなどで表面をならします。きれいにできあがったら自分好みに塗装をしましょう。塗装することでさらに目立たなくなります。

ダボの外し方

ダボの外し方

ダボは周りから見えないようになっているのがメリットですが、その分取り外しが難しいのが難点です。ここでは、ダボ継ぎやダボ埋めをした時のダボの外し方をご紹介します。

ダボ継ぎの外し方

ダボ継ぎをした時にダボが外れなくて困るパターンには2種類あります。1つ目は、ダボ継ぎをして2つの木材をつないだが、それが間違っていた場合です。ダボが見えない状態ですので、まずはダボを見えるようにしましょう。ダボが抜ける方向に木材を金槌で叩きます。木材を傷つけないようにするときは、当て木をします。少しずつまんべんなく広範囲を叩く事がポイントです。 もう1つのパターンは、2つの木材は接合していない状態で、片方の木材の穴にダボが刺さっている状態です。間違ってしまったのでダボを抜きたいという場合は、プライヤーやペンチでダボを挟み、少しずつ左右に回します。回しながら、少しずつ引っ張って抜いていきましょう。

ダボ埋めの外し方

ダボ埋めで埋めたダボを外す場合や、ダボ継ぎでダボを抜こうとしたらダボが折れてしまった場合などは、ダボより細いビスを使います。 ビスの頭を少しだけ残して、ダボにしっかりと差し込みます。残っている頭をプライヤーやペンチで引っ張り、ビスとダボを一緒に引き抜きましょう。どうしてもダボが抜けない場合は、ドリルで穴をあけるように、ダボを削り取ります。

ダボを使用する時に役立つアイテム

ダボを使用する時に役立つアイテム

ダボ継ぎやダボ埋めは、慣れるまでうまくいかないこともあります。小さな誤差でも意外とぴったりと接合しなくなってしまいますので、はじめての方は慎重に取組む必要があります。ここでは、初心者でも上手にダボ継ぎやダボ埋めができるように、役立つアイテムを紹介いたします。

ダボ用マーカー

ダボ用マーカーはダボの穴を開ける位置を間違えないようにするためのアイテムです。ダボと同じ太さの金属で、片側はダボ穴にいれるようになっており、反対側には突起がついています。使うダボと同じ太さのダボ用マーカーを買いましょう。 使い方は、片方の木材にドリルで穴を開けたら、ダボ用マーカーを穴に入れます。もう1つの木材をダボでつなぐように合わせて軽く叩きましょう。叩くと、もう1つの木材の穴をあける部分に印がつきます。ついた印で穴を開ければずれることなくダボをいれる穴を開けることができます。

ダボ用のこぎり

のこぎりは、ダボ埋めをするときに必須のアイテムです。ダボ専用ののこぎりが売っていますので、購入することをおすすめします。普通ののこぎりでもできないことはないですが、一緒に本体を傷つけてしまったり、ダボが板の端まできちんと切れなくなる方が多いです。 ダボ専用ののこぎりは歯の部分が柔らかく曲がるようになっており、板に押し付けるようにして切ると、凹凸なくきれいにダボを切り落とすことができます。

100円ショップで買えるダボの種類

100円ショップで買えるダボの種類

DIYでは、100円ショップのアイテムも多く利用されています。ダイソーやセリアなどの100円ショップでもダボを販売しています。すべて木製のダボで、サイズは太さ6ミリで長さ40ミリと、太さ8ミリで長さ40ミリがあります。一般的に使われることの多いダボの長さは30ミリですので、少し長いですが、問題なく利用できます。 まれに、プラスチック製の棚ダボも販売されています。100円ショップは商品の入れ替わりが激しいですし、店舗によって扱っていない商品も多いので、お店に確認してください。

ダボに挑戦してみよう

ダボに挑戦してみよう

ダボの種類や使い方、ダボ継ぎやダボ埋めの方法について紹介しましたが、いかがでしょうか。DIYでダボを使うと、仕上がりがぐんとよくなります。やってみたいというわくわくした気持ちがあるなら、ぜひ挑戦してみてください。 初めてダボ継ぎをされる方は、太さが6mmで長さが30mmの標準的なサイズのダボから使ってみると良いでしょう。うまくできるか心配な方は役立つアイテムも参考にしてください。ダボ継ぎやダボ埋めなど、満足のいく仕上がりになることを応援しています。

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