IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

半自動溶接をうまくやるコツ|すみ肉/上向き/横向き・試験のコツ

資格・検定

他の溶接方法よりも簡単とも言われる半自動溶接ですが、半自動溶接に難しさを感じている方も多いのではないでしょうか?この記事では半自動溶接について、溶接のやり方から試験についてまで紹介しています。半自動溶接について感心のある方は、ぜひ読んでみて下さい。

更新日時:

半自動溶接をうまくやるコツとは?

半自動溶接をうまくやるコツとは?

一見するとそんなに難しそうに見えない半自動溶接ですが、まだコツを掴んでいない初心者にとっては意外と難しいのではないでしょうか。 半自動溶接は作業が半分自動化されているため、TIG溶接などと比べて作業に掛かる時間は少なくて済みますが、半自動溶接ならではの難しさもあり、上手に仕上げるのにはそれなりの技術が必要となってきます。 半自動溶接は溶接する部分によって、覚えておきたいコツがあります。また、溶接する時に使う電気の電流などにも、気をつけなければなりません。これから半自動溶接をやるにあたってのコツを解説していきます。

すみ肉の半自動溶接を上手にやるコツについて

一言ですみ肉の溶接と言っても幾つか種類がありますが、ここではすみ肉溶接の中で最も一般的な水平すみ肉溶接のコツを紹介します。 すみ肉を半自動溶接で溶接する時は、トーチを垂直板から45℃の位置に傾けて、溶接線を狙っていきましょう。ただし、水平板が脚長5mm以上の場合は溶接線を狙わずに、垂直板から1~2mm放して垂直板から45℃の位置に傾けて狙って下さい。 半自動溶接ですみ肉を溶接する時は、被覆アーク溶接ですみ肉を溶接する時よりも溶接がぐちゃぐちゃになりやすいため、注意しながら狙っていきましょう。

上向きの半自動用溶接のコツについて

上向きは作業者が上の向きに溶接する方法です。 半自動溶接はTIG溶接などよりも基本的には労力をかけずに溶接をする事が可能ですが、半自動溶接でこの上向きの溶接をするためには熟練した技術とコツが必要です。上向きで半自動溶接をする際に必要なコツについて、これから解説をしていきます。 半自動溶接で上向きの溶接を行う時に最も注意しなければならない事は、熱でビードが溶け落ちてしまう事です。ビードが溶け落ちるのを防ぐためには、ビードが溶けそうになる前に電圧を下げるようにしましょう。ビードが溶けないように気をつけながら作業するのが、上向きの溶接を上手にやるコツです。

横向きの半自動溶接をうまくやろう!

横向きは作業者が横の向きにやる溶接です。横向きの半自動溶接でのコツは、横向きでの半自動溶接はアンダーカットやオーバーラップが起きやすいため、アンダーカットやオーバーラップにならないように注意しながら作業を行っていく事です。 また、移動しながらの溶接をするため、溶接をする時の姿勢に注意する事も横向きの半自動溶接を行う上で重要なコツです。横向き溶接の作業を行う時は、正しい姿勢を維持する事を心がけましょう。 アンダーカットやオーバーラップを防ぎながら作業を行うのは確かに難しいですが、それさえできれば上手に横向きの半自動溶接ができる事でしょう。

ウィービングをうまくやろう!

ウィービングとはアーク溶接などで使われる運棒方法であり、アーク溶接の一種である半自動溶接でも当然の事ながら、ウィービングを使います。ウィービング法は幾つかの種類があり、覚えるのが面倒かも知れませんが、半自動溶接で溶接をうまくやるにはこのウィービングを上手にできる事が大前提です。ウィービングをうまくやるコツをしっかりと覚えましょう。 半自動溶接に使うウィービングには、半月形、長楕円形、半月形と長楕円形を組合わせた形があります。うまくウィービングができるように何度も練習しましょう。アンダーカットなどが起きないように気を付けながらやるのが、ウィービングが上手にできるようになるコツです。

スパッタレスする方法について

半自動溶接を行う上で厄介な問題と言えばスパッタの発生です。半自動溶接をやっている最中にスパッタが発生して、困ってしまう何て事を経験した人は少ないないはずです。発生したスパッタは溶接の品質に悪影響を及ぼすだけでなく、その処理に貴重な時間を費やさざる負えなくなってしまうという厄介極まりない代物です。そんなスパッタの対策法について紹介していきます。 スパッタの発生は電流、電圧やガスによって変わっていきます。スパッタを発生させないためにはさまざまな方法がありますが、ここではスパッタ付着防止剤を溶接する部分に散布する方法をオススメします。スパッタ付着を防ぐ方法の中ではこの方法が最も簡単な方法です。

薄板の半自動溶接をうまくやってみよう

薄板の半自動溶接は厚い板で半自動溶接をやる時よりも難易度が高くなり、初心者にとっては少し難しいかも知れません。ですがコツをしっかりと掴めば、薄板の半自動溶接を上手にできるようになる事でしょう。ここでは初心者では難しい薄板の半自動溶接のコツについて解説していきます。 薄板には強い熱を集中させないようにする必要があります。薄板はあまり強い熱が当たり過ぎると、熱が当たった部分が溶けて薄板に穴が開いてしまいます。薄板に穴を開けてしまわないように、板同士をスポット溶接で結びつけていきましょう。 ここで気を付ける事はスポット溶接をする際にあまり勢い良くやらずに、慎重にやらなければならないと言う事です。慎重に薄板を溶かさないように気を付けながら、スポット溶接で板同士をくっつけていきましょう。

初心者が半自動溶接で気を付ける事とは?

初心者が半自動溶接で気を付ける事とは?

半自動溶接は難易度が比較的低く、初心者にもオススメし易い溶接方法ですが、幾つか注意しなければならない点があります。その注意点とは、スパッタの発生と溶接条件です。初心者が半自動溶接をうまくやるためには、スパッタの発生に気を付ける事と溶接条件に気を付ける事が重要なコツとなります。 美しい溶接ができるようになるために必要な溶接条件、その中でも特に電流や電圧については特に気をつける必要があります。溶接条件の中でも最も基本的なのが電流や電圧です。半自動溶接で電流や電圧をうまく扱うコツについて、これから紹介していきます。

電流・電圧に気を付けよう

半自動溶接では溶接の時に使う電流や電圧は板の厚さや使うガスの種類によって、基本となる電流や電圧が変わっていきます。下記のサイトの半自動溶接の電流電圧表を見て、溶接時の電流や電圧を調節しましょう。溶接条件を意識して電流や電圧を調節していくことが、半自動溶接を上手にできるようになるためのコツです。 ただし溶接条件を合わせても、溶接するスピードによって電流の量が過大になったり、過小になったりしてビードの形が崩れれしまう可能性もあるので、自分の溶接するスピードに応じて電流を調節しましょう。 溶接のスピードが速い時には電流を高くして、溶接のスピードが遅い場合は電流を低くします。状況に応じて、電流を上手く調節できる事は半自動溶接のプロになる上で大事なコツです。

半自動溶接の試験でのコツとは?

半自動溶接の試験には学科試験と実技試験があります。実技試験に比べると、学科試験はそれ程に難しいものではありません。1度でも受かると次の試験からは学科試験をパスして、実技試験から受けれます。学科試験に受かるコツは、教本をしっかりと読んで勉強する事です。教本の中では産報出版JIS半自動溶接受験の手引きという本をオススメします。 学科試験に受かった後は、いよいよメインの実技試験。この実技試験に受かるコツは、やはり何度も試験に向けて練習をする事です。たくさん練習をして溶接の技術を磨くだけではなく、いざという時のトラブルにもきちんと対応できるようにしていきましょう。

基本級の試験で受かるコツは?

半自動溶接の基本級とは下向きの溶接の試験の事です。下向き姿勢での半自動溶接は他の姿勢での溶接よりも難易度が低いのですが、それでも誰でも簡単に受かるレベルの試験ではありません。 基本級での試験で受かるために、下向き姿勢での半自動溶接を何度も練習しましょう。下向き姿勢では溶接スピードや溶接する時の角度が原因で溶接に失敗してしまう可能性がありますので、溶接時のスピードや角度には注意して下さい。 スピードや角度に注意して電流調節にも気を付けて溶接していく事が、半自動溶接の基本級の試験で受かるためのコツです。

半自動溶接の達人になろう

半自動溶接での溶接の仕方について解説していきました。半自動溶接はTIG溶接などよりも、効率良く作業を進める事が可能ですが、上向きのように半自動溶接でも溶接するのが比較的難しい姿勢があるのは事実です。 しかしながら、それでも半自動溶接による溶接は、恐れなければならないほどに難しい訳ではありません。半自動溶接による溶接を経験すれば、その経験しただけ溶接技術は上がっていくはずです。大事な事はただ経験するだけでなく、コツをしっかりと掴む事です。 半自動溶接で覚える必要があるコツをしっかり身に付けながら、半自動溶接による溶接作業を行っていけば、半自動溶接の達人になれる事でしょう。

半自動溶接をやるなら必須!

スズキッド(SUZUKID) アーキュリー80LUNAII SAY-80L2
スズキッド(SUZUKID) アーキュリー80LUNAII SAY-80L2

関連タグ

アクセスランキング