側転を上達させるコツ・基本の動きと練習法・恐怖を克服するコツ

片手側転は、両手をつかずに片方の手だけに体重をのせて側転をする技です。進行方向側の腕のみを使います。片手側転のコツは、速い側転をすることです。ゆっくりと側転をすると片方の手だけに体重がのるため、かなりの筋肉がないと崩れてしまいます。 速い側転をするコツは、しっかりと助走をつけて走ってから側転に入るとキレイに回りやすくなります。ついた手でしっかりと床を押す力も必要です。片手を残しすぎないようにしましょう。

床で練習をせずにマットを一枚ひくことで安心感がうまれます。マット運動で側転を練習するコツは、足を蹴り上げる練習から行いましょう。側転ができるようになれば、ロンダートという技に挑戦してみましょう。 ロンダートは、進行方向に対して後ろ向きに着地する技です。着地するときは、側転の片足着地とは違い、両足を同時に床につきます。側転から４分の１のひねりを加えるのがコツです。

出典: Free photo: Competition, Gymnastics, Sport - Free Image o...

平均台の上で側転をするには、まず床でまっすぐ一直線に側転ができるようになる必要があります。勢いをつけた側転ではなく、しっかりと体重を肩にのせバランスの良い側転ができるようにするのがコツです。 平均台での側転が怖い場合の練習方法は、高い平均台ではなく低い平均台で練習をしたり、低い平均台にマットをかけて練習する方法があります。マットをかけた平均台に慣れてきたらマットをはずしてみましょう。アスファルトにある白線などの上でまっすぐな側転をする練習をするのもです。 スピードをつけすぎると平均台に顔や頭をぶつける危険があるので、スピードのつけすぎには充分注意しましょう。しっかりと平均台をみて狙ったところに手を置くようにしましょう。

https://d5wn5sd3xupzm.cloudfront.net/item/image/normal/2eb76ebb-1d96-4e60-8b34-e892b9f4ac98.jpg

側転で足が曲がるのは誰もが苦手とするポイントです。足が曲がってしまう人は、まずしっかりとストレッチをして足の柔軟体操をしましょう。体がかたいとそもそもきれいな側転をすることができません。足の柔軟が良くなれば側転の練習をしていきましょう。 側転をするときに膝をのばすよりも、足の先をしっかりと天井に向けて伸ばすイメージをもつことが足を曲げずに側転をする最大のコツです。着地をするときにも、膝が曲がらないように足をまっすぐにして着地するのがきれいに回るコツです。

側転をするのは最初はとても恐いです。練習をしていて顔をぶつけたり転んだりしてしまうと余計に恐怖を感じるようになります。しかし、恐がっているほうが失敗しやすくなります。 恐怖を取り除くには、段階を踏んだ練習をすることがコツです。いきなりスピードをつけた側転をするのではなく、少しずつ側転の動きに慣れていくようにしましょう。マットをひいたり布団をひいたりして恐くない環境を作るのもポイントです。

出典: Free illustration: Handstand, Yoga, Man, Male - Free Imag...

床に布団をひいてその上で側転をする練習をすると恐怖心がなくなり、上手く側転ができるようになります。スピードをつけた側転をするのも、布団をひいて行うのがコツです。恐さが強い人は布団を多めにひいてクッション性を高めるのがコツです。

子供に側転を教えるときに方法が枕を使って練習する方法です。手をつく位置に枕を置き、枕に手をつきます。ただ枕に手をついてまたぐだけで側転の練習になります。枕をまたいで越える練習を繰り返すうちに手と足のつく順番を覚えていきます。 最初は両手で手をつき、慣れてきたら片手ずつ順番に手をつきましょう。足も同じで、最初は両足で越えて構いません。慣れてきたら片足ずつ越えるようにしましょう。少しずつ足を高く蹴り上げるように指導していくのがコツです。繰り返し繰り返し練習することで、子供は自然に側転ができるようになってきます。