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略歴の意味・例文|講師/著者/医師・紹介する時のマナーや注意点

更新日:2024年11月24日

言葉の意味・例文

私たちは生活の中などのどこかで少なからず略歴というものを目の当たりにしています。本の裏表紙やテレビのテロップ、講演会のレジュメ、各種パンフレットなど略歴が載っているところは非常に多いです。今回はそんな略歴の意味や活用法などを見ていきましょう。

略歴を紹介する際のマナーや注意点とは?

講演会の講師やパーティーの主賓などについて司会者が紹介するという機会は多いです。その紹介の中で、講師や主賓の方の略歴に触れるということは欠かせないことです。 そこで、ここでは司会者として略歴を紹介する際のマナーや注意点を見ていきましょう。主な構成は生まれた年と出身都道府県→学歴や職歴、主な活動歴→現在の活動の紹介という流れです。 注意すべき点としては、講師や主賓の方を紹介する際にまず敬語を使うことです。敬語表現は簡単そうで意外と難しいので、本番の紹介の時におかしい敬語表現が出ないように前もってチェックしておくことが大事になります。

省略を入れる場合はどうする?

もし、進行の関係上、略歴の紹介を省略を入れざるを得ないようなことになった場合、どのようにすればよいのでしょうか? この場合は、講演に最も関係のある講師や主賓の方の著作や代表的な実績などを取り上げるようにします。こうすることで、講師や主賓の方の体面を保つことができるうえ、進行上時間の方もなんとか折り合いをつけることができます。

略歴と経歴はどう違う?

略歴と似た用語として「経歴」が挙げられますが、この2つの用語はどこに違いがあるのでしょうか? まず、略歴は最初に見たように「大まかな経歴」を意味します。が、より具体的には、その人が生まれてから現在に至るまでの経歴を指します。 これに対し経歴とは、その人がこれまでにやってきた仕事や学業、身分、地位に関する事柄を意味します。 いわば、略歴はその人が生まれてから現在に至るまでの人生の大まかな経験の流れ、経歴はその人が仕事や学業などでやってきたことに対する履歴のことを意味し、その意味では経歴の方が略歴よりも詳細さがあるといえます。

目上の人に略歴を聞く時のマナーやコツとは?

目上の方の略歴を紹介するという理由で、その方にご自身の略歴を話していただくためにはどのような点に注意すればよいのでしょうか?ここでは、上手に目上の方に略歴を聞く方法を見ていきます。 まず、その方の代表的な著書や実績などはあらかじめ聞く前に調べておきましょう。この作業を怠ったまま、略歴を聞くのはかえって失礼です。というのは、目上の方も多忙な中で時間を割いていただいているため、基本的なことを説明させるのはかえって無駄な時間をかけさせかねないためです。 次に、学歴関係は特に慎重に聞くことが大切です。目上の方によっては有名な学校を出ている方もいれば、そうでない方もいます。そのため、その学校のレベルや知名度に関して軽々しく発言するのは、一つ間違えるとその方への嘲笑につながりかねません。 そして、聞くときは傾聴ともいえる態度で聞くことです。決して、教えていただいている間は途中で話をさえぎるようなまねは慎みましょう。

略歴の書き方や紹介の仕方は上手に活用しよう

略歴は書類などへの書き方や、あるいは上手な紹介の仕方などを知っておくと、仕事の中でも、またコミュニケーションの中でもそれを切り口に自分を知ってもらったり売り込んだり、また講師の方などについての予備知識を提供したりすることができるため、あらかじめ略歴の活用法をマスターしておくといろいろと便利です。 みなさんも、仕事やコミュニケーション、日常生活の場で上手に略歴を強力な武器として活用していきましょう。

初回公開日:2017年11月19日

記載されている内容は2017年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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