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余韻に浸るの意味4つ・余韻に浸るの例文4つ|類義語3つ

更新日:2024年08月09日

言葉の意味・例文

普段何気なく使っている言葉の意味を、実は知らずに使っている時があるかもしれません。時としては間違った意味として捉えられることもあります。ここでは「余韻に浸る」の意味や、類義語や用例を紹介します。あなたの「余韻に浸る」の使い方は正しいでしょうか。

余韻に浸るとは

「余韻に浸る」という言葉を使ったことはありませんか。「余韻に浸る」感覚を持ったことのある方も多いのではないでしょうか。 日常会話でもよく使われる、「余韻に浸る」という言葉について、意味や使い方、類語を説明していきます。正確な意味を理解して使うようにしましょう。早速見ていきましょう。

読み方

「余韻に浸る」は「よいんにひたる」と読みます。 「余韻」という言葉の意味は、「鐘をついた時などの、あとに残る響き。転じて、あとに残る味わい。言外の余情」です。「余韻が残る」という使い方もされます。 「浸る」という言葉の意味は、「水などにつかる。水などにびっしょりぬれる。転じて、何かの境地にはいりきる」です。「浸透」といった熟語にも使われる漢字です。

余韻に浸るの意味4つ

「余韻に浸る」の持つ、4つの意味を確認していきましょう。さまざまな場面で使うことのできる、「余韻に浸る」という言葉の意味をしっかりと理解していきましょう。 「余韻に浸る」感覚を持ったときに、適切な使い方をできるように解説していきます。早速見ていきましょう。

余韻に浸る1:感動してその思いを噛みしめる

「余韻に浸る」の1つ目の意味は「感動してその思いを噛みしめる」です。詳しく見ていきましょう。 映画やショーなどを見て、感動をすることというのは日常の中でよくあることです。「あのシーンが素敵だった」「あの人のあの演技は迫力があった」と、観覧後に感想を述べながら、感激をしている場面に遭遇したことのある方も多いのではないでしょうか。 感動したものに対して、自分の感じたことを思い返すとき、使われます。

余韻に浸る2:良かったとしみじみ思う

「余韻に浸る」の2つ目の意味は「良かったとしみじみ思う」です。「しみじみ」には「物静かで落ち着いているさま」という意味があります。 この「余韻に浸る」では、興奮状態にあらず、落ち着いた様子であることがわかります。旅行に行って帰路についている途中の飛行機内などで、「疲れたけど、この旅すごく良かったよね」と話している人の様子を言います。 思い出を振り返りながら、余韻に浸るときに使います。

余韻に浸る3:演奏後の音の響きを感じる

「余韻に浸る」の3つ目の意味は「演奏後の音の響きを感じる」です。先程も述べたように、「余韻」には「鐘をついたときなどの、あとに残る響き」という意味があります。 鐘や楽器などを鳴らした後は、音の響きが残ります。その残った音を感じることを「余韻に浸る」と言って表現します。 特に、オーケストラの楽器の演奏は、演奏後の音の響きが大きく、いろんな音が混じり合っているため、味わい深く余韻に浸ることができます。

余韻に浸る4:楽しさと切なさの混じった感情

「余韻に浸る」の4つ目の意味は「楽しさと切なさの混じった感情」です。 「楽しい」という感情は、ある映画を見た、そのままの感想です。楽しかった、素敵だった、興奮したという明るい感情が表れています。 「切ない」という感情は、その映画が終わってしまったという切なさです。好きなもの、楽しいものはいつかは終わってしまうという、切ない感情が表れています。 「余韻に浸る」という感情は、楽しさと切なさが混ざっています。

余韻に浸るの例文4つ

「余韻に浸る」の意味を理解できたところで、「余韻に浸る」の例文を確認していきましょう。4つ紹介していきます。 「余韻に浸る」という言葉は、これまでに説明したように、感動したり興奮したときに使う言葉です。使えるようになると、ボキャブラリーが広がり、相手に気持ちを伝えやすくなります。 今後「余韻に浸る」というフレーズを使うときは、この例文を参考にしてみましょう。4つ紹介しています。早速見ていきましょう。

例文1:昔を思い出して余韻に浸る

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初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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