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抱負の意味は?目標との違いと正しい使い方などを例文付きで解説

更新日:2024年10月31日

言葉の意味・例文

毎年「抱負」という言葉を聞くが、本当にしっかりとその意味を説明できる人は多くないのではないでしょうか?この記事では「抱負」の意味から正しい使い方まで例文作手解説しています。「抱負」について詳しく知りたい方はぜひ最後までご一読ください。

「抱負の意味ってなんだろう?」 「抱負と目標の違いは?」 「抱負の例文にはどんなものがあるのだろう?」 抱負という言葉についてこのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、抱負の意味、抱負を立てるメリットや目標との違い、抱負の例文と抱負の類義語、英語での表現について紹介します。 抱負の意味を正しく知れば、就職や入学の際のスピーチや作文、小論文、履歴書や手紙にも有効に使うことができ、抱負を語る時には仕事への前向きな姿勢や意気込みをアピールでき、好感を得ることができます。 さらに抱負を立てるメリットを知ることで自分自身の成長にもつながります。 ぜひこの記事を読んで抱負の意味、使い方をしっかり知って語彙力を高め言葉の幅をどんどん広げていきましょう。

抱負の意味・読み方

抱負の意味・読み方

抱負とは『ほうふ』と読み、抱負は心の中にいだいている決意や志望を意味します。 抱負の抱は抱く(いだく)、つまり心の中に考えを持つという意味です。抱負の負は負荷や負担という言葉にもある負う(おう)ことで、何かを背負うという意味を持ちます。 抱負は、願望を必ず現実のものにするための、強い意思表示です。 抱負を語るときは、必ず現実的な目標を挙げ、そこに至るまでに必要なプロセスを織り込み、目標に対していかに熱心に取り組もうとしているかを、相手が理解できるように明確に伝える必要があります。

抱負と目標の違い

抱負と目標の違いは抱負は計画、目標はゴールという違いがあります。 抱負は目標というゴールまでのプロセスを述べているのに対して目標は達成したいゴール地点のみを述べている点が違います。 抱負では、決めたゴールを達成するために計画は立てますが実際に行動をするとは限らなく、目標は決めたことを達成するために行動をすることを実行に移すという意味があり、抱負より目標の方が具体的です。

抱負を立てるメリット

抱負を立てるメリットは抱負をきちんと立てることで目標に向かって効率的に取り組むことができることです。 ここからは抱負を立てることのメリットを4つ紹介します。

毎日が充実する

抱負を立てて、行動していくことで毎日達成感が得られ自分の成長を日々感じることができます。 毎日、進捗を振り返ることで、自分の内面と向き合えるようになり、自分の内面と向き合い理解が深まると、自分の成長を感じることができ、仕事や恋愛、生活などのすべてにおいて前向きになる良い変化です。 抱負を立てて計画的に行動することで成長を感じ、前向きになり毎日が充実します。

自分の進むべき道が明確になる

抱負では、目標に至るまでのプロセスも必要です。 たとえば今年中に資格試験で合格したいとします。その場合、資格試験を成功させるために勉強方法は独学か、講座を受けるか、模試を受けるかどうかといった試験当日までの具体的な計画が必要になります。 抱負を立てることは、今やるべき具体的な行動が見えてくるため明確な行動を日々の生活にも組み込みことで目標が達成しやすくなり自分の進むべき道も明確になります。

収入アップにつながりやすい

抱負を決めて行動をおこしていく人は、抱負を決めてない人より収入が上がりやすいというメリットがあります。 日々の生活に目標を具体的にしておくと、物事の達成率がアップします。 ハーバード大学では過去に目標を持っていない人、持っている人、目標を持っていて紙に目標を書いた人で調査をしたところ、10年後には目標を持っていた人と持っていなかった人では平均年収が2倍の差があることが判明し、目標を紙に書いた人はさらに年収が10倍です。 このハーバード大学の調査から抱負を決めて行動することで収入アップにつながりやすいということになります。

周りから信頼されやすい

抱負を立てまっすぐにゴールに向かっていく人は周りから信頼をされやすくなります。 ゴールにまっすぐに向かう人は、的確に行動し、指示を与えるときも指示が明確になるため多くの人に好感や信頼を与えます。 また抱負と現状の差を理解してしっかりと反省ができ、普段の仕事にも真剣に取り組み、冷静な分析を立て目標に向かって着実に進んでいこうとする姿を見せることで人からの信用を勝ち取ることができるのです。

抱負の決め方

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初回公開日:2017年11月19日

記載されている内容は2017年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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