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「愚の骨頂」の意味や由来は?使い方・例文・類義語などについて紹介

更新日:2022年11月15日

言葉の意味・例文

「愚の骨頂」は、言葉のニュアンスは知っていても、詳しい言葉の意味や由来を知らない人は多いのではないでしょうか。本記事では、「愚の骨頂」の言葉の意味や由来、対義語、類義語について紹介しています。ぜひ読んで、言葉の理解を深めてみてください。

「愚の骨頂」とは、インパクトの強い言葉ですが、聞いたことや使ったことはあるでしょうか。 「愚の骨頂だ!」などと言われたり、言うシチュエーションは、実際はアニメや漫画の中だけで、実生活の中で出会うことは少ない言葉かもしれません。 というのも、「愚の骨頂」を使わないといけないようなシチュエーションは、それほどありません。また、人にあまり言われたい言葉でもないので、言う人も少ないでしょう。 本記事では、「愚の骨頂」の言葉の意味や由来、使い方、例文、類義語、対義語について紹介しています。 この記事を読めば、「愚の骨頂」の意味を理解でき、実際に使うかはともかく、なぜそのような言葉になったのか、類義語や対義語とあわせて理解することで、言葉への理解もさらに深まり、仕事をする大人として大切な語彙も増えることでしょう。 ぜひ、最後まで読んでみてください。

愚の骨頂の意味・由来

愚の骨頂の意味・由来

「愚の骨頂」と聞くと、なんとなく言葉のニュアンスを掴むことはできるけれど、言葉の具体的な意味や、「骨頂」という言葉が何を表しているのかは分からない、という人は多いのではないでしょうか。 ここでは、「愚の骨頂」の意味と、「骨頂」が以前は違う表記だったことについて紹介していきます。特に「骨頂」の由来については、そうだったんだと新しい発見があるかもしれません。 意味を知れば、「愚の骨頂」が気軽に使える言葉でないことも理解できるでしょう。言葉を理解して、シチュエーションや相手に気をつけて使えるかどうかを判断しましょう。

非常に愚かであることを意味する

「愚の骨頂」の意味は、「この上なく愚かであること」です。 「愚」という字は「おろか」という意味があり、「愚」がつく熟語にも「愚劣」など、愚かさを表しているものがたくさんあります。 そして、「骨頂」は後に詳しく説明しますが、「頂」の字が「頂点」を連想させ「この上もない」ことを示しています。したがって、「愚の骨頂」は「この上もなく愚かである」という意味になります。 この言葉の強さから、日常会話にそうそう使うものではありませんが、それだけに使った時のインパクトは大きく、かなり強い印象を残す言葉です。 「愚の骨頂」という言葉を聞いたことがあるという人は多いでしょうし、その意味もなんとなくは理解していたという人も多いでしょう。しかしながら、具体的に「愚の骨頂」が何を指しているのかを説明できる人は少ないのではないでしょうか。 「愚の骨頂」は、強い意味を持ち、相手に強い印象を残す言葉ですので、正しく使えるように意味をしっかりと理解しておきましょう。

「骨頂」のもとの漢字は「骨張」

「愚の骨頂」の「骨頂」は、もともとは「ほねばる」という読み方の「骨張」と表記されていました。 「ほねばる」とは、「(悪い意味で)意地を張る」という意味を持っています。その「骨張」がいつのまにか「骨頂」と当て字をあてられて今日に至ります。 現在使われている「骨頂」は、単独の言葉としても定着しています。意味としては前述の「この上ないこと」の他には、「言い張る、強く主張する」といった意味があります。 しかし、本来の「骨張」としての「(悪い意味で)意地を張る」という意味は現在にも残っているので、現在では悪い意味で使われることが多いのです。 時代の移り変わりとともに、本来の漢字とは違う漢字が使われるようになることは、珍しくなく、例えば、「一所懸命」が今では「一生懸命」に変わっているのが同じ例と言えるでしょう。 「骨頂」も「一生懸命」も、漢字の持つイメージが表現したい言葉のイメージと連想しやすかったり、発音がしやすいという理由で多くの人に受け入れられて定着しました。 「骨頂」と聞いて、どこの骨のことか、と思ったかもしれませんが、本来の漢字である「骨張」の意味を理解すれば、現在の使われ方に納得できるでしょう。

「愚の骨頂」の使い方

「愚の骨頂」は、「愚かこの上ない」という悪口です。愚かな言動に出会ったときに、「自分の知る愚かなことの中でも、もっとも愚かだ」という批難を込めて使われます。 つまり、もっとも強い批判を込めた言葉なので、利用時には相当気をつけないといけません。 自分の主張に対して「愚の骨頂だ」と言われた人は、かなりのショックを受けるでしょうし、言った相手に対して不信感を抱くかもしれません。 反対に「愚の骨頂だ」と言った人も、よほどの主張を込めて言わない限り、相手を傷つけるだけの言葉になってしまい、その後の相手とのコミュニケーションに悪い影響を与えるかもしれません。 よくよく注意して使う言葉だということを理解しておきましょう。

「愚の骨頂」を使った例文

「愚の骨頂」の使い方は、例文を参考にして覚えていくのが良いでしょう。 「愚の骨頂」を使う前には、大抵そう言うに至るまでの理由付けがされています。なぜ「愚の骨頂」という評価になったのか、それが分かる言葉が前後にあります。 しかし、いかなる理由付けがあったとしても、言う相手に対して強い批判や批難が込められている言葉です。使うのには細心の注意が必要です。前後の会話や文脈、シチュエーションに充分に気をつけて使いましょう。

例文
  • 何度も同じミスを繰り返すとは、愚の骨頂だ
  • 犯罪の多い地域で女性が一人歩きするとは、愚の骨頂です
  • 能力もないのに大事な仕事を任せてくれとは、愚の骨頂だ

愚の骨頂の類義語

「愚の骨頂」の類語には、「愚かの極み」「愚かの至り」「バカの極み」などがあります。 「愚か」と「バカ」が類語であることは理解していただけるかと思います。「愚か」よりも「バカ」のほうが日常会話の中でも聞かれるのでイメージしやすいでしょう。 「極み」は、「果て」や「上限」という意味です。したがって、「愚かの極み」と言えば「愚かの頂点」となります。 日常的にも「極み」は使われる言葉ですので、「骨頂」よりも意味が通じやすいでしょう。「愚かの極み」もやはり相手を見下すニュアンスがあります。 「至り」は、「非常に」「いたって」という意味です。そのため、「骨頂」や「極み」と類語になるでしょう。こちらも骨頂に比べて使いやすい言葉なので、意味も通じやすいでしょう。

愚の骨頂の対義語

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初回公開日:2017年11月16日

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