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更新日:2024年07月11日
最近、『サテライト』という言葉を頻繁に耳にします。ただ、『サテライト』という言葉は、色々な場面で使われるため、意味がよく分からなくなってしまうことはありませんか。そこで、今回はあらゆる業界や場面における、『サテライト』の意味をご紹介します。
「サテライト」は、一般的に、「遠隔地にある事業所」というような意味で使われます。 しかし、この「サテライト」という言葉はいろんな分野で使われ、実際にどのような意味を持つのかは業界によって異なります。従って、使われている場面と使う相手に気を付けなければならない言葉です。
「サテライト」は、英語で「satellite」と書き、「衛星」「人工衛星」「衛星テレビ」「衛星国、衛星都市」という意味がある言葉です。 これらの意味に共通しているものは、「本体から離れた位置にある」ということです。衛星人工衛星は、ある星から離れてその周りをまわっています。 衛星テレビは地球から離れた人工衛星から電波が送られてきます。衛星国、衛星都市は、主権がある本国から離れた位置にある領土を指します。
日本語の「サテライト」は、さまざまな業界で、さまざまな意味のニュアンスをもって使われます。以下に、9つの例を紹介します。 さまざまな物を指す言葉ではありますが、その大本の意味は英語の「satellite」と同じです。「本拠地から離れた位置にある」という意味を共通して持っています。これを踏まえておくと、どの業界で使われる「サテライト」でも意味を推し量ることができるでしょう。
介護におけるサテライトとは、「サテライト施設」や「サテライト事業所」という言葉で使われます。介護において「本拠地」となるのは、介護職員が所属している介護団体の本社のことです。 このポイントを押さえておくと、上記2つの「サテライト」の意味が何となくわかるでしょう。以下に「サテライト施設」「サテライト事業所」それぞれについて詳しく説明します。
店員が30人以上の広域型特養などを本体施設とし、その本体施設と密接にやり取りしながら別の場所で運営されている「支店」のような施設をサテライト施設と言います。 本体施設から20分以内の位置にあるという原則があり、サテライト施設には、サテライト施設が設置されている市区町村の住民のみが入居可となっています。また、本体施設の運営者と同じ法人で運営されなければならないというルールがあります。
サテライト事業所とは、「訪問介護」や「通所介護」など、要介護者の自宅などに出張する介護職員が駐在する事務所のことです。 介護業界においてのサテライト事業所とは、サテライト型小規模多機能型居宅介護事業所の略称です。サテライトとは元々「衛星」という意味を持っておりますが、住宅介護施設を中心とした衛生として、施設が存在しているという意味で考えるとわかりやすいです。
オフィスにおいてもサテライトという言葉は使われます。より具体的には、「サテライトオフィス」という名前で使われますが、こちらも衛星という意味を込めて本拠を中心としてみた時に、衛星のように感じられる位置に支店を置くこととなります。 一般的には、本社のある都市部から離れて遠隔勤務ができるオフィスを、サテライトオフィスと呼びます。
記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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