IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「鋭意製作中」の意味と・ビジネスで「鋭意」をつかった表現

更新日:2024年01月18日

言葉の意味・例文

ビジネスシーンなどでよく使われる「鋭意」という言葉をご存知ですか?難しい言葉と思いがちですが、意味を知ってしまえばビジネスでは使える言葉です。「鋭意」の意味や使い方を知りたくはありませんか?具体的な例や、「鋭意」を使った言葉をご紹介しています。

「鋭意製作中」と違って、執筆中という言葉を一般の方が使うことはあまりないですが、一生懸命に執筆していますという意味です。「依頼のあった記事を鋭意執筆中です」と言うように使用します。記事や文章を各機械のある方は覚えておいて損はないでしょう。

鋭意努力

鋭意努力は、まじめに努力しますと言う意味で、ビジネスなどでは使いやすい表現です。例えば相手方との交渉で、もう少し値引きをお願いされた、というような事は社会人であればよくあることです。そんな時に「鋭意努力いたします」と使えれば、できるビジネスマンです。

鋭意捜査中

こちらも「鋭意製作中」とは違い一般の方が使うことはない言葉でしょうが、鋭意の表現方法として取り上げます。警察がマスコミの取材に答える形で「鋭意捜査中です」と答えるシーンを見たことがあるのではないでしょうか。その事件を真剣に捜査しています、という意味です。

鋭意検討中

真剣に検討します、という意味です。相手側から何か提案があった際に、前向きに検討したい時に使うと良いでしょう。 間違えてはならないのが、ポジティブな意味で使う言葉ですから前向きに検討したい時に使うことが大切です。ここを勘違いしてしまうと相手側にも「前向きに検討するって言ったのに」と誤解を生む結果となってしまうこともあるので注意してください。

鋭意対応

真面目に対応しますという意味で使われるのが鋭意対応です。使い方としては「ご指摘の件について、鋭意対応してまいります」「お客様第一に鋭意対応させていただきます」などがふさわしいでしょう。 「鋭意」はネガティブな意味では使わない言葉ですが、失敗に対して指摘があった際に、これからは頑張りますという前向きな気持ちをこめての「鋭意対応します」は間違いではありません。

鋭意精読中

精読とは、内容を細かく吟味し丁寧に読むことです。「鋭意精読中」とは、ただでさえ丁寧に読む精読にさらに鋭意を付けていますので、「真剣に集中して、細かく吟味して丁寧に読んでいます」という意味になります。 相手側から大事な書類などを受け取った場合に使います。使い方としては「提出いただいた書類は、鋭意精読中です」などです。相手から受け取った書類が大切なものだと認識していますよ、と相手に伝える謙譲のような意味合いも込められるのではないでしょうか。

鋭意精査中

「精査します」と言う言葉はある政治家が頻繁に使ったことで、一時有名になりました。精査とは「詳しく調べること」です。何かの物事を集中して細かく調べます、と言いたい時に「鋭意精査中」を用います。 使い方としては「質問の件は、ただいま鋭意精査中です」「もう一度、鋭意精査いたします」などです。

鋭意準備中

集中して準備していますよ、と伝えたい時に使うのが「鋭意準備中」です。ではどんな時に使うのでしょうか。 使い方としては、開店準備中を相手に伝えたい時に「鋭意準備中ですので、開店までもうしばらくお待ちください」とします。またプロジェクトを一緒に行うような場合に相手方に対して「鋭意準備しています」と言うのもいいでしょう。

鋭意製作中など「鋭意」を使うビジネス表現

「鋭意製作中」などに使われる「鋭意」とは堅苦しい言い方なので、普段の日常会話でこの言葉を聞くことはほぼないでしょう。けれど「鋭意製作中」のように「鋭意」はビジネスでは良く使われる言葉です。「真剣に集中して取り組んでいます」ということを強くアピールしたいときに使います。 「前向きに頑張っています」と言うような気持ちを表す言葉なので、「鋭意お詫びします」などと言うようなネガティブな言い方には使用しません。間違って使わないように覚えておいてください。 ビジネスでの使い方の例としては「営業部一同、鋭意努力します」「当社独自の技術を使った新商品を鋭意製作中です」などです。本当に頑張る時に使う表現なので、あまり多用しすぎると相手から信用されなくなることもあるので注意してください。ここぞ、と言う時に使ってこそ相手にも伝わる言葉です。 「鋭意」と同類の言葉としては、「誠心誠意」「熱心」「真剣」「精一杯」などやはり前向きなポジティブな表現です。

次のページ:強い気持ちを表す「鋭意」
初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング