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進捗の意味・使い方と例文|進捗状況/進捗はどうですか/進捗管理

更新日:2024年02月03日

言葉の意味・例文

「進捗」の読み方からその意味や用法を丁寧に解説しました。また「進捗」に似ている単語をあげてそれらとの意味的な違いも解説しました。「進捗」という言葉に馴染みがない人にわかりやすいような例文や解説を心がけたのでぜひ参考にしてみてください。

続いての例文は「進捗管理」です。 「プロジェクトの進捗管理を行う」 といったような使い方をします。あなたが社会人になって事業に参加するようになると耳にする機会が多くなります。事業全体のものからあなたが担当している細かな作業まで、進捗管理を徹底していることはそう少なくありません。 ここで話はそれてしまいますが、進捗管理とはどんなものかについてご紹介します。進捗管理とは文字どおり進捗を管理することを指し、あなたが担当している作業が今どれくらい進んでいるのか、作業はあとどれだけ残っているのかなどを把握する作業です。 これを行うことで全体のスケジュールの進行具合が把握できるようになります。全てのプロジェクトは納期や目指すべき期限があります。そのため、しっかりと現状の進行具合を把握することは、事業を計画どおりに進めることができているかを確認するために必須作業だと言えます。 この作業を怠ると現在の進捗状況が掴めず、納期ギリギリになって実は全然作業が終わっていませんでしたということにもなりかねません。そうなると共同で作業をしているメンバー全員に迷惑をかけるだけでなく、提携している先の企業など他者にも迷惑をかけ、さらに信用も失ってしまいます。 本当であればこのようにどこかの作業が遅れていた場合は計画を変更するなどの対応をします。しかし、進捗管理を徹底しないとそれができないため大変な事態になってしまいます。ですので、これを読んだあなたは進捗管理を徹底して行うとこれからの社会人生活で役に立ちます。 こちらの記事が進捗管理の方法などにも言及していて大変参考になるので合わせて読んでみてください。

[例文 其の四] : 進捗が遅い

最後の例文はこちらです。 「進捗が遅い」 ここまで読んだあなたなら意味はすぐにわかるはずです。もし本当に進捗が遅かった場合は、あなたが大学生であれば研究室の教授から、あなたが社会人であれば上司から言われることになるでしょう。 遅いのは本当ですがサボっているわけではないので大変怖いです。しかも、ただでさえ遅いことは自覚して教授や上司の目が気になっているところに、実際に言われたらとんでもありません。精神が持ちません。 そんな時は精神を落ち着かせてリラックスすることをしましょう。オススメは腹式呼吸を行うことです。腹式呼吸とは、大きくお腹を膨らませる感覚で限界まで息を吸い、その後吸った時間の倍くらいの時間をかけて息を吐き出すという呼吸法です。 いきなり実践することが難しかったら、意識して呼吸をするだけでも良いです。かなり頭がスッキリしてリラックスできます。落ち着いたら冷静に対処できて滞っていた進捗が出せるようになっているでしょう。 その他の簡単なリラックス手法はこちらを参考にしてみると良いでしょう。

進捗と似ている言葉との使い方の違い

ここまでで「進捗」についてその意味や用法を例文を交えて紹介してきました。続いてからは「進捗」と似ている言葉を例に挙げその意味の違いや用法を紹介していきます。

[類語 其の一] : 進歩の意味と用法

一つ目の類語は「進歩」です。進歩の意味を辞書から引用したものが以下になります。

①物事が時の経過とともに次第によくなっていくこと。文明・社会が発展・前進すること。 ↔ 退歩 「 -の跡が見られる」 「 -した文明」 ②進んでいくこと。歩を進めること。前進。

①にあるように「進歩」の意味は、時間の経過で物事が良い方向に進んでいくことそのこと自体を指します。一方で「進捗」の意味は「物事が進みはかどること」とあり、これは何か期限付きの作業(課題や研究、プロジェクトなど)が前へ進んでいくことを表します。そのため「進歩」と「進捗」の違いとしては、そのものに時間的な期限があるかどうかになります。 期限が付いているもので、そしてそれが終わりに向かっていたら「進捗」が出ている状態で、期限とかは関係なしに、そのプロジェクト自体が良い方向に向かって行っていたら「進歩」しているということになります。

[類語 其の二] : 進展の意味と用法

続いての類語は「進展」です。進展の意味を辞書から引用したものが以下になります。

[名](スル)事態が進行して、新たな局面があらわれること。また、物事が進歩・発展すること。「事件が意外な方面に進展する」「医学のめざましい進展」

ここにあるように「進展」の意味は事態が新たな局面に差し掛かった時に使います。イメージとしてはステージが一段階上に上がった時に使う表現で、言ってしまえば「進捗」が出たおかげで「進展」したという使い方になります。 「物事が進む」という観点では同じ種類の言葉ではあるけれど、「進捗」は事態が進んでいる様子を表し、「進展」は事態が進み切り次の局面へ進んでいくことを表すという点で違いがあります。

[類語 其の三] : 発展の意味と用法

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初回公開日:2017年11月17日

記載されている内容は2017年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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