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「趣旨」と「主旨」のそれぞれ違いと使い分け方|法律/要旨

更新日:2023年04月17日

言葉の違い

仕事の上で「シュシ」という言葉はよく使われますが、この「シュシ」と読むことができる言葉には「趣旨」や「主旨」があります。この2つを皆さんは意味を理解して使い分けられていますか?今回はこの「趣旨」と「主旨」について、その意味の違いや使い方について詳しくご紹介して

「趣旨」と「主旨」の違い

仕事の上で「シュシ」という言葉を聞いたり、使われたりすることがあるでしょう。「話の”シュシ”を説明いたします」「企画の”シュシ”を述べます」などとビジネスシーンにおいて「シュシ」という言葉はよく使われますが、この「シュシ」と読むことができる言葉には「趣旨」や「主旨」の2種類あります。 今回は意外と知られていない「趣旨」と「主旨」の意味の違いや使い方について詳しくご紹介してまいります。

趣旨とは

まずは「趣旨」という言葉から紐解いていきましょう。goo国語辞書によると「趣旨」とは、意味や解説、類語という意味で、以下のような意味合いがあります。

1 事を行うにあたっての、もとにある考えや主なねらい。趣意。「会社設立の趣旨を述べる」 2 文章や話などで、言おうとする事柄。趣意。「話の趣旨が伝わらない」

①ある事をする理由・目的。趣意。 「修正案の-を説明する」 「 -に反する」 ②話や文章の言おうとする肝心なこと。要旨。 「お話の-はよくわかりました」 〔同音語の「主旨」は言おうとしていることの最も中心となる事柄のことであるが、それに対して「趣旨」は言おうとしていることの目的や理由をいう〕

一般的にはこの「趣旨」という漢字を使われる機会が多いですが、「趣旨」というのは何か活動したり企画したりする際の元となる考えや主な狙いを指して広く使われています。

主旨とは

対して「主旨」とは、考えや文章、話などの中心となる事柄のことを指しています。具体的に言えば、文章など、それ自体が何らかの内容を伝えるために存在しているものに対して、その中の中心となる強調部分を「主旨」として使うものになります。

「趣旨」と「主旨」では使う場面が違う

「趣旨」と「主旨」、それぞれの意味についてご説明してまいりましたが、要約すると「趣旨」と「主旨」では使う場面が違うということが分かります。 「趣旨」は話をしている時や文章の中で、書き手や話し手が何を言おうとしているのか、また狙いが何なのかという意味で使われ、「狙い」や「目的」という言葉にも置き換えられるような使い方をします。対して「主旨」は、文章や計画の中心にくる事柄や意味をいい、理念や理想、趣味趣向は絡みません。

「趣旨」「主旨」と「要旨」はどのように違う?

ここまで見てきて「趣旨」と「主旨」では使う場面が少し違うということは分かりました。 しかし同じような場面で使う「要旨」という言葉もありますが、それでは「趣旨」「主旨」と「要旨」はどのように違うのでしょうか。調べてみました。

要旨とは

デジタル大辞泉で調べてみますと、「要旨」とは、述べられていることの主要な点、また内容のあらましを指すとあります。つまりは文章などの述べている内容の主要な点を短くまとめたものということです。 長い文章を簡潔明瞭に分かりやすくする作業を「要約」だとすれば、「要旨」は文章に書かれていない言葉を用いてもいいので簡潔に要約しているものいうことです。

「趣旨」「主旨」と「要旨」はこのように違う

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初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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