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金魚が動かない|動かない場所/状況別・沈む時の病気は?

更新日:2024年08月07日

趣味

昨日まで元気だった金魚が、突然動かなくなってしまった。今回は、動かない金魚についての特集です。水槽の底に沈んでしまう。裏返ってしまう。縦になっている。病気なのか、飼育環境が悪いのか、様々な原因が挙げられます。それでは、考察していくことにしましょう。

金魚が動かない場所

金魚の様子が突然おかしくなってしまいました。昨日まで元気だったのに水槽の底の砂利の上で動かない。1匹だけでなく全体的に様子がおかしい時は、金魚の飼育環境が問題な可能性があります。他の金魚は元気でも、1匹だけが動かない場合は病気が考えられます。 餌をやり過ぎていませんか。金魚は本能的に餌を食べ続けます。腹八分目という言葉がありますが、人間も食べ過ぎると体調不良を引き起こす可能性があります。金魚も同様です。金魚全体が水槽の底で動かない場合は、餌のやり過ぎが原因の可能性も考えられます。食べ残した餌は水質の悪化にもつながります。

水面

水面でじっとして口だけをパクパクして動かない。これは酸素不足が考えられます。金魚はエラ呼吸です。水槽内に十分な酸素が無いと苦しくなって水面で動かないことがあります。後述する、ろ過装置、エアーポンプがこの問題を解決してくれます。

金魚飼育に欠かせないバクテリア

バクテリア(微生物)は、金魚の飼育に必要不可欠です。バクテリアが存在することで水の状態が安定してきます。水質が不安定な時、金魚は動かないことがあります。 バクテリアは、空気中に存在し水槽の中に自然に入り込んでいきます。しかし、水槽を立ち上げた直後のキレイな水の中にはバクテリアは存在しません。PHが安定してくるまで金魚を入れずにしばらく置くことが必要です。 初めて金魚を飼う場合、水を変える時にあると重宝するのが、金魚・メダカ用の「水換えをするときに入れるバクテリア」です。

ろ過装置

ろ過装置とは、金魚や熱帯魚などを飼育する際に重要な役目を果たします。金魚のフンやゴミの清掃作業の他、水に溶け込んでいる化学物質を取り除きます。水槽に金魚を入れすぎると、ろ過能力が弱まります。 人間も狭い部屋に大人数でいると、息苦しさを感じることがあり換気したくなります。金魚も同じです。水槽で飼育することは池などの自然環境と異なり、狭く閉鎖された状況下で金魚を育成することになります。 ろ過フィルターが汚れていたら交換すること。1/3~1/2の水換え。これを定期的に実施してください。水槽の大きさに応じて入れる金魚の匹数にも気をつけなければいけません。

エアーポンプ

飲みかけのミネラルウォーターを常温で何日も放置しておいたらどうなるでしょうか。飲めなくなることは容易に想像できます。食べ物と同じで水も腐敗していきます。一方、金魚が泳ぐ水槽の水は腐るイメージはありません。しかし、動かない金魚がいます。 水槽の水が腐敗しない理由は、水が絶えず循環し酸素を水に溶かし込んでいるからです。激しい流れの川の水は綺麗です。溜まった沼の水は濁っています。水を綺麗な状態に保つためには、前述のろ過装置とエアーポンプが必要です。 金魚に限らず動物は酸素が無ければ生きていけません。エアーポンプの無い30cm幅の水槽の場合、飼育できるのは小さな金魚一匹までです。水草があれば多少の酸素を発生してくれますが、水の状態を保つためにはエアーポンプで新鮮な空気を送る必要があります。動かない理由はそこにあります。

金魚が動かない状況

縦に泳ぐ

近頃は井戸が少なくなりました。金魚を飼育する際には水道水を使用します。金魚飼育の専門家は軟水、硬水、水道水に含まれているカルキ抜き、pH(ペーハー)などの調整を怠りません。 金魚が縦になって動かない。これは金魚の体調が悪いということです。水道水が中和されていないこと、購入して来た店の水温と水槽内の水の温度差が違い過ぎること、酸素不足などが原因に挙げられます。

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初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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