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金魚が動かない|動かない場所/状況別・沈む時の病気は?

更新日:2024年08月07日

趣味

昨日まで元気だった金魚が、突然動かなくなってしまった。今回は、動かない金魚についての特集です。水槽の底に沈んでしまう。裏返ってしまう。縦になっている。病気なのか、飼育環境が悪いのか、様々な原因が挙げられます。それでは、考察していくことにしましょう。

水道水には消毒用のカルキが含まれています。カルキをを無害化する必要があります。動かない金魚は苦しがっている可能性があります。

逆立ち

逆さまになって動かないのも、水槽内の水の状態が悪いか浮袋の異常が考えられます。金魚が水中をスイスイ泳げるのは浮袋があるからです。金魚と水を比べたら金魚の方が重たいので沈んでしまいます。そこで、金魚は浮袋内でガス調整をして、浮かび上がったり潜ったりします。自由に泳ぎ回るためには浮袋の調整が必要になります。 金魚は、血液中に溶け込んでいるガスを浮袋内に取り入れたり、排出したりしながら浮き沈みを調整します。逆さまになって動かない金魚がいたら、金魚の浮袋の異常の可能性があります。

ひっくり返る

金魚が腹部を上にしてジッとして動かない。これは金魚の浮袋の機能問題です。先天的なものか、餌の食べ過ぎによるもの、消化不良など複数の原因が考えられます。 消化不良が原因ならヒーターで水温を2~3度上げて、しばらく餌をやらずに様子を見ましょう。

動かない金魚のエラ

金魚は魚類ですからエラ呼吸をしています。口には捕食の目的があり、エラには酸素を採り入れる役目があります。金魚にとってエラは呼吸するための大切な器官です。 エラが動いていないような場合は、病院へ行ってみましょう。

ヒレ

金魚は、人間が交配を重ね観賞用に作り上げた魚です。人間の手が加えられているために自然環境への適応能力は低くなってしまいます。金魚の中でも原種に近いワキンの生命力はとても強い特徴があります。 動かない金魚が水槽内にいる。その場合尾ビレ、背ビレ、胸ビレを注意して見てください。通常と違う点があったら、病院へ行きましょう。

金魚同士の相性が悪い

金魚が動かない原因として、飼育環境の問題や病気について触れてきました。もう1つ考えられることは、金魚同士の相性があります。例えば、熱帯魚のエンジェルフィッシュとスマトラを同じ水槽に入れると、スマトラが長く伸びたヒレをつつくためにエンジェルフィッシュは弱ってしまう場合があります。 ベタという熱帯魚は、同じ種類にも関わらず仲間同士で戦ってしまいます。そのため、1匹ずつ小さな水槽で飼育されます。鮎の縄張り争いにも通じます。習性、本能なのでしょうか。人間にも相性があります。一緒に居て心地よい人、不快感を覚える人がいます。 ある金魚が1匹の金魚を追い回す。つつく。これらの行動が繰り返されると金魚は弱ってしまいます。サイズの違いによる上下関係、運動能力の違いによる差別、縄張り意識、単なる相性によるイジメ、金魚の世界も人間社会と同じです。

沈んで動かなくなる金魚とは

金魚の寿命は約10年とされています。しかし、5年を過ぎるとあまり動かない金魚が多くなります。これは人間同様、加齢にその原因があります。水槽内に動かない金魚がいても静観するほかありません。 身体の色が次第に鈍くなって水底でじっと動かないことが多くなります。金魚の種類にもよりますが、個体差もあります。浮袋の機能が老化すると、水面に上がってくることができなくなってしまいます。 金魚の餌も、水に浮くタイプ、沈むタイプがあります。水底で動かない金魚がいたら、沈む餌に切り替えるのも長生きさせる秘訣です。

動かなくなってしまった金魚は

金魚が縦になったり、底に沈んでしまったり、逆さまになったまま動かなくなったら、順を追って考えてみましょう。水質状況・水温は、酸素は十分に送られているか、餌を与え過ぎていないか、バクテリアの補給はできているか、水槽の大きさに適した数の金魚を入れているか、定期的に水替えをしているかなどです。 以上のことをしっかり守っている時は、病院に行ってみるもの1つです。金魚の飼育に関しては、毎日の観察を怠らない事、そして何よりも愛情を持って飼育することが大切です。

初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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