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更新日:2024年10月02日
スマートフォンやタブレットを選ぼうとすると、クアッドコアやオクタコアと書かれているものを目にすることはありませんか?書かれているとなんだか高性能なんだろうなと考えてしまいます。今回は、クアッドコアとオクタコアの違いや性能の詳細、選び方を紹介します。
スマートフォンやタブレットの宣伝だけではなく、コンピュータの宣伝でも見かけることの多い、「クアッドコア」とか「オクタコア」という言葉ですが、どういうそもそもどういう意味なのか分からない方も多いでしょう。 クアッド(Quad)とは英語で4倍を意味する言葉で、オクタ(Octa)とは同様に8倍を意味します。つまり、CPUにコアが4個であるとか8個搭載されているという意味になります。少数派では有りますが6個のヘキサコアであるとか、12個のドデカコアもあります。
昔のCPUは、ひとつのコアしか搭載していませんでした。しかしCPUがどれだけ高速になっても、1つのコアは同時に1つの事しか行うことが出来ません。CPUを早くしても一度に一つのことしか出来ないので、コアを増やして一度に複数のことを同時に行えるようにしたものが、デュアルコアやクアッドコア、オクタコアと呼ばれるマルチコアCPUです。 そのため、コアの数イコール性能というわけではありません。コアの数の多さのみをあらわします。オクタコアやクアッドコアでコアを沢山積んでいても、一つ一つのコアの性能が低く計算が遅いようでは、CPUとしての性能は高くは有りません。 なお、この計算の速さをクロック数と呼び、1.8GHzとか書かれている数字がクロック数です。厳密には、CPUの性能はこれだけでは比較できないのですが、今回の記事では割愛します。
スマートフォンやタブレットは、バッテリで駆動する必要上潤沢に電力を使えるわけでは有りません。普段の待ち受け状態やあまり負荷のかからない作業で、高性能のCPUを動作させるのは無駄が多いということで、ヘテロジニアスマルチコアと呼ばれる異なるコアを搭載した設計のものも存在します。 これはクアッドコアであれば、高負荷用の高性能なコアを2個と低負荷用で低消費電力のコアを2個搭載し、合わせてクアッドコアとなるものです。オクタコアであれば、高性能4コア+低消費電力4コアであわせてオクタコアとなります。このような設計にすることで、使うコアを切り替えて消費電力と発熱を抑え駆動時間を延ばすという方法です。
ここまでで紹介してきたとおり、クアッドコアには4個のコアが搭載され、オクタコアには8個のコアが搭載されています。部品点数が増えるということは、単純に価格の上昇を招きます。クアッドコア搭載モデルに比べオクタコア搭載モデルは、高価格の部品を使うということで高性能指向なモデルが多くなり、また端末そのものも高価格な傾向となります。
コア数だけで比較できるものでもありませんが、基本的には同時により多くの処理を行えるオクタコアのCPUの方が、クアッドコアのCPUよりも高性能でスマートフォンやタブレットの性能も高くなります。ただし、クアッドコアやオクタコアでも○○GHz+○○GHzとかかれているものは、上記の高性能と低消費電力を組み合わせたCPUです。
説明してきたとおり、同時に行える処理数の多いオクタコアモデルのほうが、クアッドコアも出るよりCPUの性能は高い傾向があります。スマートフォンやタブレットの端末の性能は、CPUだけで決まるものではありませんが、当然高価なオクタコアCPUを搭載しているモデルは、高い部品をわざわざ採用するわけですから、高性能指向な端末といえ実際に高性能でしょう。 ただし、実際のところマルチコアすべてを使い切るようなアプリは少ないですし、フルに使うと発熱問題が実用上無視できなくなってしまうので、低い温度で動作するためのキャパシティでしょう。
当然のことながら、電気を使う部品であるコアの数が多いほど消費電力は増えるため、クアッドコア搭載モデルよりもオクタコア搭載モデルのほうが消費電力は高いです。高性能なコアと低消費電力のコアの組み合わせで、消費電力を抑える工夫はなされてはいますが、やはり単純に電気を使う部品が多いため、オクタコア搭載モデルはクアッドコア搭載モデルより消費電力が高い傾向があります。 当然ですが、電気を沢山使うということは発熱量も増えてきます。電気を使い熱を発するコアが沢山搭載されているオクタコアCPUは、クアッドコアCPUよりも発熱量が多く、端末の温度もクアッドコア搭載モデルよりオクタコア搭載モデルのほうが高くなりがちです。
記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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