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更新日:2024年09月26日
人に自分自身の事を説明したい時に、自分自身の信条となるものを、上手く伝える事が出来れば、それは相手に自分を知ってもらうためには、かなりの近道となります。信条と似た言葉モットーとの違いなどと合わせて、信条についてご説明します。
目次
信条 誠意は人の道なり、すべての仕事にまごころを 和は力なり、共に信じて結束を 礼儀は美なり、互いに感謝と尊敬を 創意は進歩なり、常に工夫と改善を 勇気は生き甲斐の源なり、進んで取り組め困難に
信条 人事を尽くして天命を待つ 期待と信頼を裏切るのは、男の恥
三つの企業を例に挙げてみましたが、それぞれの企業における考え、大切にしようとしている物が、この幾つかの信条の中にまとめられているのが分かります。ここに掲げた信条を知ることで、企業の姿勢や求めるものが分かれば、この企業に就職を考える方がいた時、一つの判断基準とすることが出来ます。
企業の掲げる信条、また、人にどのように自分が働いていくかを示すための信条、色々な面での信条がありますが、では、自分が個人として、仕事をするうえで掲げたい信条について考えてみましょう。 企業や働き方の信条とは違った、自分が仕事をしていくうえで決める取り決めごとなのですから、人からどう見られるかではない、根っこに近い部分とも言えます。なかなかこれだ、と決めてしまうのは難しい物ではありますが、ここさえ定まってしまえば、自分の頑張る為の原動力して、強い砦になってくれるものでもあります。 信条、信念を持つためのヒントとして、有名人の名言などを幾つかご紹介しましょう。
信条がなくても生きていく事は出来るし、頑張ることも出来ると考える方も多いと思います。しかし、実際には信条を持たないと思っている方でも、自分自身が意識して明文化していないだけで何かしらの信条、思いを持って行動し生きているはずです。 つまり、信条というの無理に持つ持たないで考えるものではなく、寧ろ今の自分を理解し、そして更に発展させていく為に自分の中から知るべきことなのです。 自分には信条がないと感じている方にとって「なぜ頑張っているのか分からなくなった」や、「何にもしたくない」などの心の不調に陥った時、自分自身をどう奮い起こせばいいのか悩む事もあると思います。色々な人からの助言をもらっては自分を貶める感情が湧く事もあるかもしれません。 しかし、自分の中には、まだ明文化されていない信条があるはずなのです。無理に外からの価値観で「こうあるべき」を作らず、本来の自分の信条を見つけ出すことは、いざという時の一番の強みです。 信条を見つけ、それを自分の物にしているか、していないかの違いは、周りの評価とは別の自分の価値観として頑張りきれる理屈付けを持てるか持てないかです。
ここまで、信条についてとして話を進めてきましたが、似た言葉として「信念」や「モットー」などがあります。これらの使われ方について大きく意識して使い分けている方と、あまり気にされない事例もあります。小別することは難しいかとは思いますが、簡単な違いとしては下記があります。 「信条」…正しいと信じて守っている事柄、決まり であるのに対し、 「信念」…正しいと信じる思い、考え となります。 また、モットーに関しては 「モットー」…行動においてこうしようと気を付けている事柄 で、行動や事柄を指し示すという意味で、信条と近い物ではあります。 ただし、モットーに関しては、個人の思想感がやや薄く、企業や全体においての方針を指すニュアンスが強いと言われています。 しかし、実際の使われ方としてはそこまで細かく分けられているとは言い難く、個人の行動の方針を指す場合にもモットーは使われています。思いそのものを指す場合には理念、行動の方針などがモットーや信条というのが一般的です。
信条を持つというと、偉人の名言のような立派なイメージに引っ張られてしまいがちです。しかし、実際には他者との関わりの中でどのような自分であるかを説明できるものであったり、自分が行動し頑張り続けていくうえでの、根底にある理由としての信条です。 どちらにしても、結局のところ、自分の中にある自分自身の大切にしている物であることに変わりはありません。信条というものを意識したことがないという方も、この機会に一度自分自身の中にある信条に目を向けてみられてはいかがでしょうか。
記載されている内容は2017年07月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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