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芸者遊びの内容・費用や料金・体験方法

更新日:2024年01月01日

コミュニケーション

一度くらいは料亭で芸者遊びを経験してみたい、と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?ルールやマナーが分からず、敷居の高いイメージの芸者遊びですが、気楽に楽しめる方法もあるんです。そこで、芸者遊びの経験のない方に情報を紹介します。

芸者とは?

「芸者遊び」という言葉に皆さんはどんな印象を持たれますか?一般の人には敷居が高く、よほど遊びなれた人しかお座敷にあがれない、というイメージですよね。そんな芸者遊びについて詳しく紹介していきます。 一度は経験してみたい料亭やお茶屋さんでの芸者遊びですが、遊び方やルールがいまいちわかりづらく、なかなか踏み込めない世界です。遊び方を知っていると、粋で大人な印象を持ちます。 そもそも「芸者」とは歌や三味線、踊りなどで宴席に興を添える職にある人のことで「芸妓」ともいいます。昔は歌舞伎や能の役者も「芸者」と呼ばれていました。酒宴に興を添え場を盛り上げる男性「太鼓持ち、幇間(ほうかん)」も「芸者」です。

芸者遊びの内容

お座敷での芸者遊びとは、もちろんお酒をお酌してくれたり、おしゃべりで楽しませてくれたりもしますが、「お座敷遊び」というゲームもします。ゲームに負けるとお酒を飲む、というのが原則で負ければ負けるほど酔いのまわるルールになっています。芸者遊びの基本は、芸妓の踊りを楽しんだり、この「お座敷遊び」をすることです。  そんな芸者遊びのゲームをルールとともにいくつか紹介します。

おまわりさん

「おまわりさん」は、芸者とお客が太鼓を挟んで立ち、「おまわりさん」という掛け声のリズムに合わせて太鼓を2回たたき、じゃんけんします。勝ったら太鼓をバチでたたき、負けたらその場でぐるっと一周します。これをテンポよく繰り返し、2回続けてじゃんけんに負けた方が負けという芸者遊びです。

可杯

「可杯(べく杯)」という芸者遊びは、天狗、ひょっとこ、おかめの絵が2個ずつ描かれている六角形のコマを使用します。コマ回して、軸が向いた方に座っている人が、出ている絵柄の杯でお酒を飲み干す、というルールです。 天狗の杯は、長い鼻が邪魔で置くことができないため、完全に飲み干すまで終わりません。ひょっとこの杯は、ひょっとこの口に穴が開いているので、指で押さえていないとお酒がもれてしまうため、早く飲み干さなくてはなりません。おかめの杯は、小振りな杯で置くことができるので、もっともラッキーな杯です。

五重塔

「五重塔」とは、まずお猪口を五つ重ね、上からお酒を注ぐところから始めます。重ねたお猪口を手を使わずに口だけでお酒を飲んでいき、お猪口を重ねていく芸者遊びです。

おひらきさん

「おひらきさん」は、まず芸者さんと向き合って立ちじゃんけんします。負けたほうが少し足を開く、それを繰り返していきます。足を開ききりバランスを崩して倒れた方が負けとなり、お酒を飲むという芸者遊びです。

陣取り

「陣取り」とは、男女のペア2組以上で行う芸者遊びです。まず広げた新聞紙の上に4人が立ちます。じゃんけんで負けたら新聞紙を半分に折る、を繰り返します。新聞が小さくなり2人が立っているのが困難になったら、おんぶしたり抱き上げたり、肩車をしても大丈夫です。転んでしまったり、新聞紙の上から出てしまったら負けです。

芸者遊びの歌紹介

お座敷やお茶屋で行う芸者遊びにはさまざまなものがありますが、三味線の伴奏や歌に合わせて行う賑やかな芸者遊びがあります。そんな芸者遊びをルールや歌とともに紹介します。

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初回公開日:2017年08月30日

記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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