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「拙宅」の意味・読み方と正しい使い方・例文|類語・反対語・注意点

更新日:2024年05月01日

敬語表現

「拙宅」の読み方や正しい意味をご存知でしょうか。ビジネスシーンで耳にする機会も多い「拙宅」ですが、正しい使い方をしないと相手に対して失礼にあたります。この記事では、「拙宅」の使い方と注意点を紹介します。「拙宅」について知りたい方は読んでみてください。

「拙宅」の「宅」という漢字には、家庭を表す意味があります。 ただし、この「宅」という漢字で家庭を表すときには、「妻が夫のことを表す言葉として使う」という意味もあります。 そのため、「拙宅」は家庭を表す意味でも使えますが複数の意味を持つ「宅」という字が使われているため、自分が伝えたい意味で捉えてもらえるかどうかは相手次第と言えるでしょう。

会話や電話での使い方の例文

自宅に目上の人を案内する時や、自宅の近くに目上の人が来た時などには「拙宅」という表現を使うと良いでしょう。 例文としては、「拙宅までご足労いただき、ありがとうございます。」と使います。また、これから自宅に来てもらうときには、「拙宅にお立ち寄りください」などと、使うと良いでしょう。

メールや手紙でのお礼状・招待状の例文

「拙宅」とは目上の人を自宅に招待するときに使う謙譲語ですが、自宅の催しで招待状を作成する場合にも使用されます。 自宅に上司や目上の人を招待するイベントは限られますが、たとえば引っ越しの報告や一軒家を建てた場合に目上の人を招待する場合に「拙宅」という言葉は使われます。 また、身内の古希のお祝いなどで共通の知り合いに招待状を作成する場合にも「ぜひ拙宅へお越しください」といった表現を使用すると、丁寧な印象を与えることができます。

「拙宅」の使い方の注意点

へりくだった言い方を表す「拙宅」ですが、その特徴からわかるように使い方を間違えると、相手に対して失礼にあたります。 そこで、ここからは「拙宅」を使う上での注意点を紹介します。

相手の家には使わない

自分のことを相手より下げる、へりくだった表現の「拙宅」は、相手の家には使わないことが重要です。 「拙宅へお邪魔してよろしいでしょうか。」などと目上の人に対して言ってしまうと、その方の家を下げる表現と捉えられる可能性があります。

親しい間柄ではよそよそしいと感じられる

謙譲語は、相手よりへりくだった表現として使うため、親しい間柄で「拙宅」とは使わない方が良いでしょう。 親しい間柄なのに謙譲語を使うと、相手側はよそよそしさを感じるでしょう。基本的に「拙宅」は目上の人に対して使うようにしましょう。

「拙宅同時」は「啐啄同時」の言い間違い

「啐啄同時(そったくどうじ)」を「拙宅同時(せったくどうじ)」と勘違いして覚えている人もいるのではないでしょうか。「拙宅同時」という言葉は使いませんので、間違えて言わないように気をつけましょう。 「卒啄同時」は「またとない好機のこと」という意味があります。その他にも、指導者との間で意思疎通ができていることを表すときに使うこともある言葉です。

そったくどうじ【啐啄同時】 またとない好機のこと。また、学ぼうとする者と教え導く者の息が合って、相通じること。鳥の雛ひなが卵から出ようと鳴く声と母鳥が外から殻をつつくのが同時であるという意から。

拙宅愛猫は便利な謙譲の言い方

へりくだって言う「拙宅」と、大事に飼っている猫を表す「愛猫」をかけ合わせた四字熟語が「拙宅愛猫」です。 自宅で飼っている猫をかわいがるあまり、自慢話にならないようにしたいときは「拙宅愛猫」と表現しましょう。そう表現することで、便利な謙譲の言い方にできます。

「拙宅」の類語・言い換え

「拙宅」には、似ている表現の類語や、言い換え表現がいくつかあります。ここからは、「拙宅」の類語・言い換えについて紹介します。

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初回公開日:2017年09月06日

記載されている内容は2017年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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