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【色別】蓮の花言葉|白/紫/黒/怖い/由来/睡蓮

初回公開日:2017年09月08日

更新日:2020年05月17日

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自己啓発

蓮根のイメージが強い蓮ですが、蓮や睡蓮は蓮華と総じて仏教では神聖な花とされています。その花言葉は生態や古代の象徴性または神話が由来となっているものが多く、古くから人に高潔・高貴な印象を与えていたことが分かります。今回は、蓮と睡蓮の花言葉について説明しました。

蓮の花言葉とは?

ハス科ハス属の蓮は、泥水を最適の生育環境とする特徴的な生態を持つ植物です。真水に近いような綺麗な水でも育つことはできますが、泥水で育った時の方が花が大きくなります。逆に、綺麗な水で育てると花が小さくなります。仏教に於いては神聖なる花として扱われていますが、このような生態が神聖なイメージに関係しています。 仏教では「人生は苦」であり、「その苦があるからこそ悟ることができる」と考えられています。蓮が育つ泥水を人間で言う人生の苦悩・苦労・煩悩にたとえて、その中から美しく立派な花を咲かせる姿が仏教の教えとリンクしています。よく語られる蓮と仏教のお話は、「お釈迦様の花であること」と「極楽浄土に咲く花であること」です。 お釈迦様が誕生後にすぐ歩き始めたとされ、その時の足跡が蓮の花の形をしていたと言われています。極楽浄土は悟りの地であり、煩悩や世俗的なものから離れたことを表す場所です。この地には蓮が咲いており、地形は蓮の花の形をしていると考えられています。このように仏教と関連が深い蓮ですが、花言葉はどうなっているのでしょうか。

救ってください・滅亡・離れゆく愛

本題の花言葉についてですが、明るいイメージの花言葉と暗いイメージの花言葉が存在しています。そのうち「救ってください」「滅亡」「離れゆく愛」は暗いイメージの花言葉に当てはまり、特に「救ってください」は、泥水の中で育つ姿と重ねると重たいイメージになります。「滅亡」は滅びて絶えるという良くない意味を持ち、「離れゆく愛」は悲恋の感情を抱かせます。

清らかな心・神聖・雄弁

「神聖」は尊く侵し難いものを表す言葉で、清らかで穢れないことを言います。「清らかな心」の花言葉と似たような意味合いもありますが、「神聖」の言葉の方が身が引き締まる印象です。「雄弁」は弁舌(話し方や物の言い方)によどみがなく、力強いことを表す言葉です。この花言葉の由来は後に他の花言葉の由来も含めて説明しますが、エジプト神話が関係しています。

沈着・休養

「沈着」は冷静沈着の言葉で用いられることが多い言葉ですが、「沈着」だけでも使用できます。落ち着いている上に事が起きた時にも動じない様子を表す言葉で、この花言葉は古代中国に存在した蓮へのイメージが関係しています。「休養」は仕事などを一時的にやめて、心身的な力を養う目的で体を休めることを言います。開花に関する生態から付けられた花言葉です。

色別!蓮の花言葉

蓮の花と言えば何色でしょうか。白やピンク色を思い浮かべる方が多いと思われますが、仏教の教えでは多彩な蓮華が登場します。蓮華は蓮と睡蓮の総称で、蓮華という言葉から「一蓮托生」や「拈華微笑」などの言葉が生まれました。仏教では白蓮華・黒蓮華・青蓮華・紫蓮華・金蓮華・紅蓮華などもあり、各色で描かれ方(持たれるイメージ)が異なります。 白色のものは「しろれんげ」ではなく「びゃくれんげ」と読み、青色のものは「あおれんげ」ではなく「しょうれんげ」と読みます。紫色のものは「しれんげ」紅色のものは「ぐれんげ」と読みますので、読み間違いには気をつけてください。実際には見られない花色も多く描かれていますが、あくまで仏教上でイメージされた蓮の色と考えましょう。

白色・ピンク色

白色とピンク色は実在の花色として見られる色で、白色には「純粋」「潔白」ピンク色には「信頼」の花言葉が付けられています。白色はカラーイメージとして清らかな印象を与えるため、「純粋」や「潔白」といった混じりけのない清らかな花言葉が付いたと考えられます。ピンク色は母性や愛情のカラーイメージがあることから、「信頼」の花言葉が合います。 白蓮華は雪のように純白な色をしているとされますが、黄・青・ピンクの色を帯びたタイプもあるようです。同じ仏教でも多少考え方が異なりますが、インドでは白いものを格が高いとしています。 仏教の歴史初期から存在する仏教経典の一つである、「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ」は、日本語で「『白い蓮華のように正しい教えの経典』と訳すことができます。この経典では、白い睡蓮が白蓮華と訳されいて、その蓮華をみたものは、悪業から離れることができると考えられています。 シャタ・パーターラという言葉は白蓮華の別名ですが、日本語にする時には百蓮華と訳されました。花びらが100枚あることを表した言葉であり、八重咲きと考えられています。また、百蓮華は蓮ではなく睡蓮です。蓮華は蓮のイメージが強いかもしれませんが、仏教上では睡蓮を指していることが多いとされます。

青色・赤色・紫色

日本における仏教上の青い蓮華は、青蓮華と言われます。しかし、古くから青色には緑色の意味合いが込められていることもあるため、基本は「青」の漢字を使用しますが「蒼」や「碧」の漢字が用いられることもあります。「碧」は青色と緑色が混在している色を表すため、青蓮華と書かれていたとしても実は碧蓮華であり、緑色を強く帯びている可能性も考えられます。 仏典では青蓮華を睡蓮としており、蓮を示す時は青蓮(せいれん)の言葉が使用されます。青蓮は「清廉潔白」とされ、私欲や後ろめたさがない象徴です。このイメージにプラスして、蓮全体に存在する「神聖」の連想から「高潔」の象徴でもあります。また、青蓮華にはウロパラ(梵語で宝石の意)とニーロトパラ(サファイヤの別名)の異称が存在します。

紅蓮華は赤睡蓮と紅蓮のことで、宝石と関連付けられることが多いようです。ヒンズー教では女神ラクシュミーと、その夫ヴィシュヌ神の花とされています。女神ラクシュミーとヴィシュヌ神が描かれる時には、紅蓮華が共に見られることが多いです。ヴィシュヌ神は神として大きな存在があるため、知性・太陽・水を司り物質界の維持を行う役割があります。 紫蓮華は他の色と比べて登場する頻度がとても少ないとされますが、言い伝えとしては法師が飼っていた賢いオウムの舌から咲いたと語られます。熱帯性の睡蓮では紫色が実在しますが、当時は現物としての紫蓮華は見たことがなかったと考えられています。そのため、イメージとして創作された色とされています。高貴で特別で神秘的な象徴を持ちます。

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