履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
更新日:2024年07月10日
内向的な性格というと、消極的、神経質などコミュニケーション能力低いと勘違いされやすいです。しかし、内向的な性格を上手く活かせれば、ストロングポイントにもなります。今回は、内向的な性格の長所短所と、どう活かせば良いのかについて紹介します。
目次
あなたは内向的な性格を自分の短所だと思い込んでいませんか? 自己アピールが苦手で人前で上がってしまったり、自分の気持ちをうまく表現できずに誤解を受けてしまったり、人間関係において深刻な悩みを抱えているかもしれません。明るく外交的な性格の人がうらやましいと思う場面は何度もあることでしょう。 しかし、性格が内向的であることは決して悪いことではありません。むしろ内向的な性格はビジネスシーンでも大いに活かせます。積極的な性格になろうと無理をしなくても、ちょっと方法を変えるだけで人間関係はずっと楽になるのです。まずは内向的な性格のメリット・デメリットを知っておきましょう。
内向的な性格というと、「口下手」「無口」「引っ込み思案」「あがり症」「ネガティブ思考」「消極的」など、どちらかといえば世間ではマイナスイメージのものが多いですよね。引っ込み思案で仕事のチャンスを逃してしまったり、気になる異性にアピールできなかったりすることもあるかもしれません。 内向的な性格の人はこうした壁にぶつかり、いろいろな場面で苦労しているはずです。特にビジネスシーンでは人とのコミュニケーションが重視されるため、仕事がうまくいかずつらい思いをすることも多いものです。このような短所を克服するために、外交的な性格になろうと努力している人も少なくありません。
内向的な性格は世間ではネガティブなイメージを持たれがちですが、人の性格は持って生まれたもの。体格の違いと同じように、性格の違いに良し悪しなどありません。あなたの立派な個性なのです。 短所を改善しようと努力する心構えは大切ですが、持って生まれた性格は簡単には変えられませんから、まずは性格ではなく方法を変えてみましょう。人とのコミュニケーションも、ちょっとやり方を変えることで案外うまくいくものです。内向的な性格でも考え方、やり方を変えるだけで人付き合いはもっと楽になるのです。 内向的な性格の上手な活かし方を以下に紹介します。
口下手な人が自分をできるだけよく見せようとして、急に明るいキャラクターを演じても、無理をしているのが何となく分かってしまいますよね。とってつけたように明るく振る舞ったとしても、見る人が見れば偽りの仮面はすぐに見抜かれてしまいます。笑顔がぎこちないと相手が感じてしまえば、今後心を開いてもらうのは難しいかもしれません。 相手に信用してもらいたいと思うのであれば、自分を着飾るのはやめましょう。すべての人が明るい性格の人を求めているわけではありません。普段の自分のままで接してみると、案外相手も普通に接してくれるものです。そうすれば自分自身も楽になりますし、心から打ち解けられる相手と出会えるでしょう。
人とのコミュニケーションにおいて、笑いは大きなウエイトを占めています。しかし、内向的な人が面白い話ができるようになりたいと思ってどんなに練習しても、上手に話せる人の巧みな話術にはかないません。 できないことよりも自分ができることに注目しましょう。人を笑わせることはできなくても、真面目で相手の話をよく聞く人は信頼されます。人を笑わせる役割を無理に担おうとするのではなく、いっそ真面目なキャラクターを貫くと決めてしまえば、無理に笑わせようとしなくても会話は成り立ちます。 ムードメーカーの役割は他の人に任せましょう。面白い話ができるというのは、単なるコミュニケーションの要素のひとつにすぎないのです。それができないからといって、あなたの話がつまらないというわけではありません。むしろ仕事の場では、人の話をきちんと聞くことのほうが重要です。
話し上手になれないのなら、聞き上手を目指しましょう。話すのが苦手な人はみんな聞き上手かというと、必ずしもそうではありません。「何を話すか」ということばかりに意識が向いてしまい、相槌やリアクションを忘れてしまっている人も多いのです。 聞き上手な人は、相手の話に相槌をうまく挟んでいます。自分の言葉に対して「なるほど!」「そうだね!」というようなリアクションがあれば、気持ちよく話ができるものです。会話を弾ませるためには、言葉だけでなく体を使ってリアクションするのもおすすめです。「話しやすい人」という印象を持たれやすいので、ぜひ意識してみてください。
内向的というと、ネガティブなイメージが先行しますが、内向的な性格をしっかりと理解することで、ストロングポイント変えることもできます。内向的な性格の長所は以下です。
内向的な性格の人の多くは口下手なことで悩んでいますが、仕事では自分でも気づかない大きなメリットがあります。それは信用されやすいということです。 例えば営業の場面で、話し上手な人と口下手な人の2人の社員がいたとします。流暢なトークで商品の説明をする社員は、話す本人は気持ちがいいかもしれませんが、聞く側にとってはそうとも限りません。むしろ口がうまいので「騙されまい」と身構えてしまうことも… 一方、話すのが下手な社員のほうは、確かに聞きづらい部分もありますが、言っていることに対しては信用度が高くなります。真面目で聞き上手となれば、お客様から信用されて商品を買ってもらえるかもしれません。 内向的だからこそ言葉の重みが違うのです。口下手なほうが気持ちが伝わり、相手にプラスに受け止められることもあるということを知っておきましょう。
内向的な性格の人の特徴として、「ネガティブ思考」「神経質」が挙げられます。その性格も、実は仕事で活かすことができます。悪いことばかり考えてしまうということは、最悪の事態を想像できるので、リスクを回避する能力が高いといえます。 例えば、プロジェクトを立ち上げたときに想定されるリスクに対して対策したり、納期が遅れた場合に備えて在庫を余分に確保しておくなど、最悪の場合に備えることでいざというときの損失が防げるのです。 また、神経質な性格は世間ではマイナスイメージを持たれがちですが、慎重で細かなところにも気づける目はビジネスで大いに役立ちます。小さなミスも逃さず完璧に仕上げることで、お客様からの信頼も厚くなります。冷静な判断ができるネガティブ思考・神経質な性格を逆手にとって、自分に合った分野で活躍しましょう。
記載されている内容は2016年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。使いづらそうだと思われがちです...
「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...
選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...
通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...