IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

倉庫業への志望動機の書き方・例文とコツ|履歴書や面接時

更新日:2024年04月11日

書類選考・ES

倉庫業とは、運送業と並んで公共性の高い物流の業種です。社会に不可欠の倉庫業は安定した職業であり、そのため就職を希望する方も少なくありません。その際、重要となるのは倉庫業に対する知識と志望動機です。理解を深め、適切な志望動機を学んでいきましょう。

会社を経営する事務管理職は、倉庫業にとっては大きな役割を担っています。大量の人員を抱える倉庫業では人事の面においても必要不可欠な業務が発生し、また商品管理や受諾・委託といった会社間での折衝業務も欠かせないものです。それに伴い、経理や法務の面においても多くの仕事が存在するため事務管理職の登用も望まれているでしょう。 志望動機としては、細かな点にも配慮できる、そつのない人間であることを表していけるように、整理整頓を欠かさないきっちりした性格であることを盛り込んでいきましょう。軽い話題作りとしては血液型診断での良い面を性格に繋げたり、重要な核としては自分がいかに抜け目のない性格であるのかを語ることのできる経歴を記しましょう。 所持しているスキルもあれば、それもアピールポイントとしていきましょう。特に事務管理の面においては、パソコンスキルは重点的にみられます。「パソコンが使えます」というぼんやりしたアピールではなく、どういったことを学んできたのか、それによりどういったスキルがあるのかを明確に示すエピソードを書きましょう。

総合的な志望動機を書くコツ

倉庫業に関する仕事内容はあまり周知されていないようで、就活生にとっても馴染みの深いものではありません。しかし、倉庫業はニーズも多く、将来性も高いことから、決して就職に対する人気というものは低くはなく、特に有数シェアの企業に対しては応募を遥かに超える募集が集まります。 ですから、これから倉庫業に就職を考えているのであれば、業界に対する情報を収集すべきでしょう。周知はされていませんが、不透明な業務内容ではないので、調査すればはっきりと業界に対する知識を深められるはずです。まずは倉庫業界の実態を知って、そこから志望する会社を選び、適した志望動機を考えていきましょう。 志望動機の書き方について少しでも悩むことがあれば、プロのキャリアアドバイザーからアドバイスをもらえる転職エージェントに相談してみるのもいいかもしれません。登録無料でしっかりとサポートしてもらえます。

倉庫業の志望動機の例文

倉庫内作業員の志望動機の例文

「自分の働き方としては、身体を動かす仕事が適していると思いました。大学では(運動系)サークルに所属していたため、体力には自信があります。」 「普段から整理整頓を心がけており、どこになにがあるか、どういった配置になっているかを把握していないと気が済まない性格です。」 「細かな作業は得意であるため、何時間でも作業に没頭することができます。学生時代では(いずれかの科目で)集中して勉強を行い、高い成績を収めることができました。」

営業職における倉庫業志望動機の例文

「前々から物流に興味があり、特に業務提携の多い貴社の倉庫業界に対する大きな貢献には注目してきました。自分も倉庫業界での大きな役割を担いたいと思い、貴社への就職を希望いたしました。」 「昨今、物流産業が右肩上がりとなり、さらなる発展を見込まれる中で、新たな関係を築き上げ業界全体の利益を高めていこうと考えています。自分はこれまで(さまざまなことへのチャレンジした過去を挙げて)成果を収め、新たなことにも積極的に取り組んでいける自負があります。」

事務管理職における倉庫業志望動機の例文

「倉庫業界という大きな業界の中で、一際活躍する貴社の一端を担いたく今回応募させていただきました。自分は(パソコンや法務、経理、管理に関係する)スキルを持ち、その技術を事務に活用していきたいと思っています。」 「多くの人材を抱える貴社において、自分の持っているコミュニケーション力を十分に発揮していきたいです。これまでは(人間関係の中で)良好な関係を保ち、全体的にプラスとなるチームワークを得られた経験を活かしていきたいと思っています。」

新卒での倉庫業志望動機

新卒採用を目指す就活生からも、倉庫業種は狙い目でしょう。流石に有数シェアの大手企業は倍率が高く、難関を突破しなければなりませんが、中小企業は常に優秀な人材を欲しがっています。そして一口に中小企業とは言っても、一定のシェアを持っている会社が多く存在し、海外展開や数々の業務提携を結んでいる会社も少なくありません。中には大手企業に食い込んでいる中小企業も存在し、そこでキャリアを積んで大手に転職という道も考えられます。

新卒就活生の抑えるべきポイント

しかし、倉庫業界に対する知識が薄くては、いくら人材登用が盛んであろうとも、箸にも棒にも引っ掛かりません。実際に新卒就活生の中には、業界に対する知識が弱い学生も少なくありません。新卒採用を狙うのであれば、まず情報を集めることで他の就活生との差別化を図り、はっきりしたビジョンを見据えたうえで志望動機を考えていきましょう。 早い段階で倉庫業界への就職を図っていくのであれば、アルバイトやインターンでの経験が強い志望動機の武器となり得ます。大学一、二年時からでも就職を視野に入れて倉庫アルバイトをしておくことで、後々の志望動機へ繋げることも可能でしょう。

新卒採用される倉庫業志望動機のポイント

新卒採用者が選ばれる点として注意すべき点に、管理能力が挙げられます。倉庫内での作業であろうと、営業・事務職であろうと、管理に対しての意識がずさんであれば、大きなマイナスポイントとなってしまうでしょう。管理能力とは、いわば論理的思考能力です。志望動機を書く際も、面接の際も、理路整然となった落ち着いた思考で臨むようにしましょう。 新卒はキャリアがなくて当然です。必要なスキルや経験は業務を実際に行う上で学ぶことができます。判断されるのは、あなたが倉庫業態に見合った人材であるかどうかです。業界に対する情報を自分にフィードバックして、ESや面接に臨みましょう。

これからの倉庫業で働く上で必要なことを確認しましょう!

次のページ:志望企業の内定獲得のカギは「自己PR」
初回公開日:2017年05月21日

記載されている内容は2017年05月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング