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【例文つき】訃報への返信の書き方&マナー5選|友人/ビジネス

更新日:2024年08月26日

ビジネスマナー

現在、訃報はさまざまな方法で知らされるようになってきています。その際の返信に悩む人もいるでしょう。返信は送ってきた相手のことをしっかり考えて送りたいです。ここでは、訃報に対するマナーから返信の書き方を友人・ビジネス・友達・部下と相手別で紹介します。

訃報とは?

まず、「訃報」の読み方ですが、これは『ふほう』と読みます。意味は、不幸があったことに関する連絡です。端的にいうと、亡くなったことを知らせる報告のことです。弔事となるので、もらった際は葬式に参加するためにあわただしくなるということも多いでしょう。

訃報への返信のマナー5選

①言葉遣いに注意する

訃報への返信をする際は返信方法に問わず言葉遣いに注意しましょう。特に下記に示したような言葉遣いは避けるようにしてください。

  • 繰り返しを想像させる「今後も」「追って」といった表現
  • 不幸が重なることを想像させる「重ね重ね」「よくよく」といった表現
  • 故人と遺族の関係を表す敬称を用いる
    「お父さん」→「ご尊父様」 「お母さん」→「ご母堂様」 「子供」→「ご子息様」

②死を彷彿させるような表現は避ける

丁寧な文章を心がけるとともに死を彷彿させるような表現は避けましょう。特に遺族に死因を尋ねるのはタブーです。死を彷彿させるような表現の注意点としては、下記のものがあげられます。

  • 生死という言葉を直接使用しない
    「亡くなった」→「ご逝去」 「生きていたころ」→「ご生前」
  • 「4」「9」といった数字を使用しない

③返信はできるだけ早く端的に

訃報というのは基本的に、亡くなったことを手早く端的に伝える文章です。なので、その返信は出来るだけ端的にしましょう。また、長々と書くということはタブーです。そもそも相手から返信がさらに必要になるような文面は相応しくないといえます。

④件名で訃報への返信であると分かるように

これは、メールでの訃報の返信の場合に限ります。本来メールでの訃報の返信は礼儀的には適切ではありませんが、相手がメールで送ってきた場合は別です。 通常のメールとは違い、「お悔やみを申し上げます」という言葉などを記載し訃報への返信であることを明確にしましょう。氏名を載せるとよりよいです。

⑤絵文字の使用

これもメールでの訃報の返信の場合に限りますが、絵文字の使用はできるだけ避けるようにしましょう。親しい間柄ならば、可能ですが文字化けする場合や意図が伝わりにくく誤解を生んでしまう可能性もあります。

訃報への返信の書き方3パターン

①メールでもらった場合

メールで訃報をもらったときの返信は相手の文面によって大きく違ってきます。畏まった文面であればそれに合わせます。メールというと気軽なイメージがありますが、相当に気を遣ったメールを文面にすることが重要であるといえます。

次のページ:【相手別】訃報への返信例文
初回公開日:2017年06月01日

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