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【ケース別】履歴書への交通機関の書き方・書くときの注意点

更新日:2024年04月06日

書類選考・ES

バイトで履歴書を書く際に、使用する交通機関と所要時間は必ず書かされることになります。何気なく書いている方も多いですが、実はここにも記入する際のポイントが存在します。ここでは、履歴書に交通機関について書く際のことについて説明します。

以上が各交通機関別の、履歴書に交通機関を書き込む際のポイントです。

就職活動や転職活動で詳細な履歴書の書き方を教えてくれるのが転職エージェント。書類の添削だけでなく面接対策もしてくれますので、一度相談してみることをおすすめします。

バイトの履歴書で交通機関を書く場合の注意点

ここからは、バイトの履歴書で交通機関を書く場合の注意点について説明します。バイトの履歴書で交通機関を書く場合の注意点は以下のようなものがあります。それぞれについて詳しく説明します。

交通機関の欄を忘れないように

基礎中の基礎、当たり前のことではありますが、履歴書の交通機関の欄はしっかり書き込む必要があります。履歴書によっては分かり辛い場所に欄が存在することもあるため、注意が必要です。履歴書を書きなれている人でも忘れることがあるため、書きなれていない、初めて履歴書を書く人は特に意識しておくべきです。履歴書は公式な文書であるため、書き漏らしがあると大きな失敗とされます。そうすると、採用する側も採用をためらう可能性もありますし、少なくとも良い印象を与えないことは確かです。ですので、交通機関の欄に、所要時間を書き込むことを忘れないようにする、ということを意識するべきです。 また、履歴書によっては特記欄や備考が存在する場合もあるので、上記に書いたものや、これから書くもののように特記が必要が場合が存在するのであればそちらも忘れず書き込んでおくようにしておく必要があります。引越しの予定があり、それで通勤時間が変わる可能性があったりするのであれば、特記事項に書き込んでおくと、採用側が考慮しやすくなるので、覚えておくべきです。

履歴書に書かれた通勤所要時間が長すぎると採用に影響する

履歴書に交通機関の欄が書かれているのにはしっかりと意味があります。それは、採用する側は「通勤にどれくらいの時間がかかるか」という情報を知りたい、ということです。そして、その情報が採用側にとって必要なものであるということは、即ち選考にその情報を利用することがある、ということでもあります。一般的には、所要時間90分までが常識的な通勤時間とされています。これは就活においても変わらない事柄です。 逆にそれ以上時間がかかるなど、あまりに通勤に必要な時間が長いと、通勤にかかる疲労や、交通機関の不安定さ、高い通勤手当や交通費の必要性、終電の時間による残業の可否など、不利な要素が多くなり、選考時点で落とされる可能性が高くなります。そうでなくても、最終選考で2人のうちどちらかにしなくてはならないときに、決め手として通勤時間が使われることもあります。ですので、あまりにも通勤に必要な時間が長い場合、使用する交通機関を変える等、なんらかの対策を取る必要があります。必ずしもマイナスな要素ではありませんが、上記のような事態が発生する可能性は非常に高いです。

面接のときの切り替えしを用意しておこう

交通機関について面接で話すことはあまり多くないと思うかもしれませんが、上記の通り採用する側に必要な情報が交通機関と所要時間には多く含まれているので、面接でもその話題になる可能性が非常に高いです。 よって、交通機関や所要時間について聞かれたときのために、自分で履歴書にどのように書いたかをちゃんと覚えておいて、その上で返答や切り替えしについて、他の項目と同様に用意しておく必要があります。例えば、終電の時間を事前に確認しておいたり、他の交通手段を使うとどれくらいかかるかなどを確認しておいて、聞かれてもすぐに答えられるようにする、などの方法が挙げられます。特に夜勤がメインだと始発や終電の時間は把握しておかないと困ることが多くなるため、夜勤のアルバイトを考えている方は必ずチェックしておく必要があります。 また、通勤について、不利になりかねないのではないか、ということを直接言われた場合は、「通勤時間も有効に使える」「体力的に問題はない」などとなるべく前向きな答えをしておくと、面接官によりプラスの印象を与えられるため、実際に選考で不利になる可能性が低くなります。

5分単位で書き込むこと

履歴書に書き込む際の通勤時間の最低単位は、5分単位での記入にするようにしましょう。ですので、例えば所要時間が34分の場合は35分、51分の場合は50分と言う風に、四捨五入して算出して出た数字を書き込むと良いです。また、5分以下の場合は基本的に5分と記入しておくと、多少余裕が出来る上に、非常に近いことを採用側に理解させることが出来るので、そのようにしておくべきです。これはどんな交通機関を使用する場合でも変わりません。また、正確な所要時間を算出するのに、GoogleマップやYahoo! 路線情報などのサービスは非常に便利です。スマートフォン用のアプリも存在するので、インストールしておいて損はないです。 また、所要時間の記入の際は「10~15分」などの曖昧な記入の仕方はせずに、しっかり「10分」或いは「15分」と書き込んでおく必要があります。これは、採用側に余計な混乱を与えず、かつ正確な情報を提供するというマナーと心遣いです。 また、通勤時間がジャスト30分であったりする場合、履歴書は「時間」の欄と「分」の欄が分かれていることが殆どですので、誤読による誤解を防ぐためにも、「時間」の部分の前にはしっかり0を書き込んでおくほうが良いです。

採用担当者の意図を察しよう

これは履歴書を前提とした面接のコツになりますが、履歴書に交通機関と所要時間を書き込む必要性を、働く側としてもしっかり把握しておく必要があります。採用する側としては、夜勤はどれくらいさせられるか、その際にタクシーを出すといくらになるのか、朝は何時から働けるのか、急な呼び出しにはどれくらい対応できるのか、ということなどと所要時間から判断します。ですので、それを事前に意識した記述をしておく必要があります。 ですので、急に呼び出されないからとわざと長時間かかることにしたり、交通費を余分にもらいたいからと自転車でいけるのに電車を使うことにするなどの虚偽の申告をすることは推奨されることではないです。相手の気持ちを考えるのはどのような場面においてもマナーですので、それを忘れないようにする必要があります。

書くのは最短時間

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初回公開日:2017年04月30日

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