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更新日:2024年08月31日
封筒の数え方の単位は、「通」「枚」「葉」「封」どれが正しいか知っていますか?実はどれも正しい数え方で場合によって使い分けられているのです。この記事では、封筒の数え方の単位の使い分け、厚さの単位についてなど何気なく使っている封筒についてまとめています。
目次
封筒の数え方の単位には、「1通」「1枚」「1葉」「1封」と4種類があります。中身が入っているか入っていないかによって使い分けされています。それぞれの使い分けについては下記の通りです。
「通」は手紙や礼状、請求書、納品書などが封書で届いた場合の数え方です。レポートや書類が入った封書の場合も手紙として扱われ、1通、2通と数えます。
「枚」は、封筒に何も中に入っていない状態の数え方です。新たに封筒を購入する場合や総務に備品の封筒をもらいに行く場合は「封筒を1枚ください。」という表現で問題はありません。
一般的に通常は「1枚」と数えますが、「1葉」という単位もあります。助数詞である「葉」は、元は木の葉のように手のひらに乗るサイズで平面的なものを数えるために用いられていた単位です。枚は大きさに関係なく用いることができますが、葉は小さなものだけに用いるため全ての封筒に用いることはできません。
書状や包物などを封筒に入れ封じることから「1封(いっぷう)」とも数えます。賞金、金券などを包み封じた封筒を「金一封」と言いますよね。ご祝儀を入れるのし袋も中身を入れ封をした場合1封と数えます。 のし袋や賞金、金券などを入れる封筒も中身が入っておらず封もされていない状態では「1枚」と数えます。
封筒の厚さの単位は米坪量(g/㎡)で表されます。g/㎡は「1平方メートルあたりの紙の重さ」ですから、封筒の厚さは厳密には紙の重さで表示されていることになります。厚さを表現するのに重さの単位である「g」と使用しているので分かりにくいですね。また米坪量(g/㎡)は、封筒の重さではありませんので注意が必要です。 なぜ重さの単位である「g」が使われているのかは、紙の厚さの単位の表現に起因しています。一定サイズの紙を数える単位として「連」が使われ、1000枚を1連(1R )と言います。一般的な紙の重さを示す単位は、連量(kg/連)「1連(1000枚)の紙の重さ(kg)」と表わされます。この連量は、「紙の厚さ」の目安の単位としても使われており数値が高いほど厚い紙とされています。一定サイズにはA列本版は625×880㎜、B列本版は765×1085㎜、菊判は636×939㎜、四六判は788×1091㎜などがあり、同じ連量でも紙の規格サイズが違うので面積あたりの重さも違ってきます。
米坪と連量の表記を比較すると 米坪(g/m²)50g は、A列本判では約27.5kg、B列本版では約41.5kg、菊判では約29.9kg、四六判では約43.0kg。 米坪(g/m²)60gは、A列本判では約33.0kg、B列本版では約49.8kg、菊判では約35.8kg、四六判では約51.6kg。 米坪(g/m²)70gは、A列本判では約38.5kg、B列本版では約58.1kg、菊判では約41.8kg、四六判では約60.2kg。 米坪(g/m²)80gは、A列本判では約44.0kg、B列本版では約66.4kg、菊判では約47.8kg、四六判では約68.8kg。 となります。連量から米坪量への単位換算は「米坪量(g/㎡)=連量(kg/連)÷(用紙の横(m)×用紙の縦(m))」で求めることができます。
封筒の厚さは使用されている紙の重さで表されると書きましたが、それではどれ位の厚さなのかはっきり分かりませんよね。 使用される紙が印刷用にコートされているのか、いないのか、紙の密度などによって同じ重さでも厚みや透け感、触感が違ってきてしまいますが封筒サイズでの厚さの大体の目安をお伝えしようと思います。封筒サイズについてはこの後の項目で説明していますので、サイズが分からない人は先にそちらをご覧になってくださいね。 封筒(クラフト紙とケント紙)での厚さの目安は、下記の通りです。 長3 クラフト紙の封筒は、50g/m²が薄手、70g/m²が普通、85 g/m²が厚手 長3 ケント紙の封筒は、50~70g/m²が薄手、80g/m²が普通、100g/m²が厚手 角2 クラフト紙の封筒は、70g/m²が薄手、85g/m²が普通、100~120g/m²が厚手 角2 ケント紙の封筒は、80g/m²が薄手、100g/m²が普通、120g/m²が厚手 角8 クラフト紙の封筒は、70g/m²が薄手、85g/m²が普通、100g/m²が厚手 角8 ケント紙の封筒は、70g/m²が薄手、80g/m²が普通 洋0 ケント紙の封筒は、80~85g/m²が薄手、100g/m²が普通、120g/m²が厚手 洋1 ケント紙の封筒は、80~85g/m²が薄手、100g/m²が普通、120g/m²が厚手
記載されている内容は2017年04月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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