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【就活】200字での自己PRの書き方と例文・ポイント

更新日:2024年08月22日

書類選考・ES

エントリーシートや履歴書に必ずと言っていい程設けられている自己PR欄。自分をたくさんアピールしたいのに、自己PRの文字数は200文字と指定される事もしばしば。200字で自己PRをどのようにして書けばいいの?今回は200字の自己PRの書き方をまとめました。

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自己PRを200字でまとめるのは意外に難しい

自己PRは就職活動において、企業に自分のセールスポイントを伝える絶好のチャンスです。採用担当者に自分という人間の良い所を知ってもらいたい。そんな思いから、自分の良い部分、誰にも負けない部分をたくさん伝えたくなるでしょう。 しかし、エントリーシートや履歴書での自己PR文は200字前後で指定されている事が多いです。200字とは決して多い文字数ではありません。むしろ200字で書けと言われて書いても字数が足りないと感じるくらい短いです。 そのため、自己PRを200字で記載するためには、自分の主張したい長所や強みを簡潔にかつ的確にまとめなければなりません。200字という文字数の少なさから自己PR文の作成は簡単そうに見えそうですが、実は多い文字数を書くよりも難しいのです。 この200字という短い文章の中で、採用担当者に魅力を感じさせるような文章を作成出来るかどうかが内定を貰える鍵となっていきます。

自己PRを200字でまとめるポイント

自己PRを200字でまとめるポイント

200字の自己PR文では、いかに自身の強みとなるものを短い文章の中にわかりやすく書く事が重要となります。 では、200字の自己PRをわかりやすい文章にしていくためにはどのような事を心掛ければよいのでしょうか。自己PRを200字にわかりやすく収めるために重要となる3つのポイントについて紹介していきます。

最も主張したい事を最初に書く

自己PRの最大の目的は、自身の長所や強みを伝える事です。短い文章の中で伝えたい事を的確に伝えるには、その伝えたい事や主張を文章の冒頭に持ってくるのがベストです。こうする事により文章全体にインパクトが増し、主張に対して説得力が出てきます。 何かを説明する際はどうしても過程や理由を説明した後に結論を述べがちになります。しかしその形だと、最初に長々と説明文が来て肝心の結論までなかなか達しないため、聞いている方としたら飽きてしまい、後から結論を聞いても頭に残りにくくなります。 過程・理由文と結論文を逆転する事により、聞き手は最初に結論を聞かされ、なぜその結論に至ったか気になり始めます。つまりその後に続く話に対して興味を持つようになるのです。 文章の冒頭に伝えるべき事を先に記載すると相手の印象に残りやすくなります。そのため、200字の自己PRを書く上で冒頭に大切な物事を記載する事は相手に印象を色濃く残すための大切なポイントとなります。

主張したい事を具体的に書く

200字の自己PRにおいては簡潔に書く事が大事と言いますが、あまりにも簡潔すぎると大事な部分が抽象的になってしまい、伝えたい長所や強みが伝わりません。 「私はとても積極的です。」と主張をしても相手には「何が?」と思われてしまいます。どのように積極的なのかという事を具体的に説明をしていかなければ相手には伝わりません。 他にも積極的という事を売りにしているライバルがいる場合があるので、どのように積極的なのかを少し掘り下げて具体的に説明をしなければライバルとの違いが不明確となり、差が出てきません。 簡潔ばかりに気を取られる事なく、「どのような」「どのように」という具体性を少々取り入れる事が伝わる文章を作成するための必要な要素となります。

不要な文章は記載しない

必要な情報を200字でまとめるには、必要最低限の情報のみを記載しなければなりません。少しでも余計な事を書いてしまっては200字では収まらなくなってしまいます。 例えば自分の強みにまつわるエピソードを述べる文章を作成する際、そのエピソードに関してより詳しく説明するために言葉を付け加えたとしたならば、それは200字の自己PR文においては不要な文章となります。 最も伝えたい事を修飾する文章を付け加える事は効果的ですが、修飾する文章をさらに修飾するような文章はかえって文章全体を読みにくくしております。 自分が主張をしたい事に対する根拠を的確に伝えるべき情報は何なのかという見極めも200字の自己PR文を作成する上では重要となります。 自己PRを上手に適切な量でまとめるには、それなりのスキルが必要です。しっかりと自分らしさを表現した自己PRを作成したい方は、転職エージェントを活用するといいでしょう。プロのキャリアアドバイザーから、的確なアドバイスをもらうことができます。

200字の自己PR文を作成する際はPREP法を活用するのが良い

200字の自己PR文では、文章の冒頭に主張をしたい物事を記載し、その後に主張したい事に対しての根拠となる事象を説明する事が重要となります。 そのため、200字の自己PR文を作成する際の構成は、結論を最初に持ってきて後から結論に対する理由や根拠を説明する、PREP法と呼ばれる文章構成を用いるのが良いと言えます。 PREPとは、「Point」「Reason」「Example」「Point」の4単語の頭文字を取ったもので、それぞれの4単語は以下のような働きをしております。 ・Point: 要点や結論。ここでは「自分の長所・強み」 ・Reason: 理由。どうしてPointで述べたものが長所や強みだと思ったのか。 ・Example: 具体例。長所や強みだと感じた理由に関するエピソードの説明。 ・Point: 再度要点や結論を述べる。長所や強みを今後どのように生かすか。 このような構成でPR文を作成する事により文章全体がシャープとなり、簡潔にかつ的確に自分の主張を容易に伝える事が出来るようになります。

200字の自己PRの作成手順

次のページ:200字自己PRの例文
初回公開日:2017年04月20日

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