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更新日:2024年09月29日
社会人の皆さんの中には、異動や配属先の変更を経験したことがある方が一定数いらっしゃるかと思います。もし、転職などにより改めて履歴書を書かなくてはならない時、異動はどのように記入するのが正しいのでしょうか。今回は履歴書上の異動の書き方を、例と併せてご紹介します。
目次
履歴書の例を見るにあたって、抑えるべきポイントがあります。これらを把握したうえで履歴書を書くことによって、より簡潔で見やすくなるので、ぜひ覚えてみてください。 1:「学歴」の最終行の次の一行に「職歴」を記載する。 経歴欄を区切る学歴と職歴に区切ることにより、より見やすい履歴書になります。 2:企業・部署の名前は省略せずに時系列順で、正式名称で書きましょう。例えば、勤めていた企業が株式会社である場合に、「㈱」のような書き方がされることがありますが、履歴書に書く場合は「株式会社」と正式名称で記載しましょう。部署名の記載は任意ですが、できるだけ詳しく書くようにしましょう。それにより、今までの部署ごとの経験が希望する職種にマッチし、採用担当者に即戦力であるというアピールになることがあります。旧漢字が企業名に含まれる場合がありますが、企業のホームページや契約書に載っている正式名称が旧漢字であれば、履歴書にも旧漢字で記載しましょう。 3:年号は西暦、和暦どちらでも問題はないが、統一する。日常生活の中でも生年月日などを記入する際等に困る場面がありますが、履歴書の場合はどちらの書き方でも統一できていれば問題はありません。ただし、和暦を用いる場合は全ての欄に元号をつけましょう。 4:職業や仕事内容の説明は、基本的に不要。 今回のテーマである異動について記載する職歴欄は「いつ、どこの企業の、どの部署に入社・退社したのか」を記載するためのものです。そのため、企業の事業内容や従業員数といった具体的な仕事内容は、「職務経歴書」に書きましょう。その際、採用担当者から履歴書と志望動機書のみ提出というように提出資料を限定された場合は、採用担当者に問い合わせ、職務経歴書も提出してよいか確認しましょう。 5:退職理由の記載は、基本的に不要。 基本的に履歴書の職歴欄に詳しい退職理由の説明を書く必要はありません。「一身上の都合により退職」、「会社都合により退職」、契約期間満了のため退職」というように、簡潔に書きましょう。こちらの情報も書く際には、職業や仕事内容の説明と同じく「職務経歴書」に書きましょう。 6:「現在に至る」の一行下に、「以上」と記載 職歴欄の最後は「現在に至る」を左端に、その一行下の右端に「以上」と書いて締めますしょう。ただし、残りスペースがない場合は、「現在に至る」と「以上」を同じ行に書いても問題はありません。
学歴 私立 xx高等学校 卒業 私立 xx大学xx学部 入学 私立 xx大学xx学部 卒業 職歴 株式会社 xx xx部門 入社 xx部門に異動 一身上の都合により 退職 現在に至る 以上
履歴書は採用選考の入り口に過ぎません。履歴書に異動を書くことが多い中途採用であれば、職務経歴書の方がはるかに選考上は重要とされるでしょう。また、採否が決まるのは通常複数回行われる面接においてです。しかし履歴書がその入り口を通らなければ、当然ゴールはありません。 面接で好印象を与えるための方法は他にもありますが、履歴書はその印象を裏付けるための大事な書類であり、またそこにある志望動機は、面接であなたを伝えるための大切な台本です。 採用のための通過点ではなく、再就職への第一歩として、丁寧に正しく書きましょう。 希望の就職先に内定をもらうには、しっかりと自分自身をアピールする必要があります。しっかりと内定を勝ち取るためにも、事前に転職エージェントでサポートしてもらうといいでしょう。
記載されている内容は2017年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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