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ビジネスにおける大丈夫でしょうかの伝え方|目上の人に対しての場合

初回公開日:2017年04月02日

更新日:2020年02月21日

記載されている内容は2017年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の使い方

「大丈夫でしょうか」という言葉を皆さんはきちんと使うことができますか?「大丈夫でしょうか」という言葉は相手を気遣う言葉ですが、きちんとした言葉遣いができていないと相手に対して失礼になってしまいます。ちゃんとした使い方ができるようになりましょう。

「大丈夫でしょうか?」で大丈夫?

大丈夫でしょうか?の持つ必要性

新社会人となった方には必見の内容です。学生の時に比べて社会人になると、大丈夫?という内容を伝える事が多くなります。今回は「大丈夫でしょうか?」について考えてみたいと思います。 「大丈夫でしょうか?」をビジネスで使う時には、相手とのスケジュールや、商談などの確認といった、今一度念を押す際に使われることが多い表現です。しかし、伝える相手が友人関係であればそれほど気にする必要がなくでも、ビジネスで使用するにはあまりにも軽率な言い回しではないかと思うのです。 ビジネスでお付き合いする方々は、友人関係よりも幅広く、年齢層の幅もあり立場の大きく異なる方と接点を持つのが通常です。時には自分の親世代の方と一緒に仕事をされている方もいるでしょう。   「大丈夫でしょうか?」と伝えることは相手に大丈夫であることを再確認するためです。つまり「大丈夫ではないはずはないですね。」と相手に念を押す意味合いもあります。こう考えてみると威圧的な印象を与えてしまうフレーズなのです。

大丈夫とは

1 あぶなげがなく安心できるさま。強くてしっかりしているさま。 2 まちがいがなくて確かなさま。

様子が強固で頑丈な意味合いと、確実である意味合いがあります。ここで考えている「大丈夫でしょうか?」で使用しているケースでは、2の意味に当てはまります。まちがいがなく、ということは自分はこうだと思っていても、相手が間違っている(勘違いしている)かもしれないという疑いを少なからず持っていることになります。そこが威圧的な印象を与えてしまう理由です。 「大丈夫でしょうか?」と目上の方や上司に使ったとしたらどうでしょう?いい気分はしない筈です。あくまでも、「お互いにその内容で理解している事」を確認したいのが前提です。間違い探しをしたい訳ではないのです。そこで相手に誤解されてしまっては、残念です。

「大丈夫でしょうか?」に代わる言い回しはあるの?

大丈夫でしょうか?を使うには違う表現を

大丈夫の意味は先ほどお話をしました。ここまでで「大丈夫でしょうか?」をビジネスの場で使用するにはやや戸惑う場面が多いと思います。しかしビジネスの場において、内容をその場で復唱したりメモを取ったりすることはあっても、日が経過して相手との打ち合わせの内容に今一度確認をすることは大事な事です。 では、そのようなときに使われる「大丈夫でしょうか?」に代わる言い回しにはどのようなものがあるでしょうか。メールの例文で考えてみます。気を付けたいのは、メールでは直接相手と会話をする訳ではありません。読み手である相手の顔が見えませんので、忙しい中で自分が送ったメールを見て頂いていると言う気遣いが前提となります。 ①スケジュールを再確認する × 先週のお打ち合わせで伺いました通り、次回は来週の月曜日で大丈夫でしょうか? ○ 先週のお打ち合わせで伺いました通り、次回は来週の月曜日でよろしいしょうか? ②リスケジュール、もしくは新たにスケジュールを調整する × 次回は来週の木曜日で大丈夫でしょうか? ○ 次回は来週の木曜日でいかがでしょうか?

「よろしい」と「いかが」の違いは?

ここで「大丈夫でしょうか?」に代わる表現として、「よろしい」と「いかが」という言葉が出てきました。両方とも「大丈夫でしょうか?」に比べると丁寧な表現には間違いはないのですが、微妙なニュアンスが異なるので解説してみます。

よろしいとは

 まず、よろしいの意味を考えてみます。

1 《「よい」の丁寧な言い方》 ㋐能力や質がすぐれているさま。程度が高い。 ㋑健全だ。健康だ。 ㋒地位や身分が高い。また、裕福だ。 ㋓有利だ。価値が高い。 ㋔向いている。ふさわしい。効き目がある。 ㋕好ましい。望ましい。 ㋖正しい。正当だ。善だ。 ㋗人にやさしい。人との仲が円満だ。 ㋘吉にかなって、めでたい。 2 《「よい」の丁寧な、また尊大ぶった言い方》許容範囲内であるさま。 ㋐許可できる。 ㋑さしつかえない。支障ない。 ㋒どうでもよい。不要だ。無用だ。 3 一応の基準に達していて、とりあえず満足しておくべき意を表す。 ㋐悪くはない。まずまずだ。まあまあだ。 ㋑ひとまず安心できる状態である。ましだ。 ㋒どうというほどでもない。普通だ。通常だ。平凡だ。→良い →宜(よろ)しく

 色々と意味があるのですが、もともとは「大丈夫でしょうか?」で伝えたい内容に範囲を加えた、「良い」というニュアンスです。つまり、「これで良いのか、悪いのか?」という事を相手に尋ねる言い方です。単に相手にこれでいいですか?と感想を求めている場合に使うのが適当な言い回しとなります。  簡単に言えば、「これで考えていますが、いいですか?」と相手に投げかける伝え方になります。「大丈夫でしょうか?」に比べてみると、いささか狭義な言葉に思えてきませんか。

いかがとは

次に、いかがの意味を考えてみます。

1(相手の気分や意向をたずねるときなどに用いる。やや改まった語感を伴う)どんなふう。どう。 2(誘ったり勧めたりするときに用いる)どうですか。 3(疑いや危ぶむ気持ちを表すときに用いる)どんな。 4反語を導く語。どうして。

こちらは、もともとは「どう」というニュアンスです。つまり、相手の気持ちを尋ねる言い回しとなります。いいか悪いかではなく、どう思いますか?ということを伝える訳です。いかがに比べると若干丁寧さがあって、相手の選択する気持ちを汲んだ言い方となります。 簡単に言うと、「これで考えていますが、あなたの気持ちとしてはどうですか?」という事です。「よろしい」と「いかが」について考えてみましたが、「大丈夫でしょうか?」の使い方とは異なり、目的がはっきりとしてきました。単に決まったことをいいか悪いかを尋ねるには「よろしい」、相手の気持ちを汲みながら気分よく交渉を進めていく場面では、「いかが」を使って伝えることが重要だと思います。

目上の方にはどんな言い方がいいの?

TPOに応じた正しい言い方を!

では、目上の方には「大丈夫でしょうか?」のほかに、どのような言い方がいいのでしょうか。社内の目上の方もそうですが、最初にお話したようにビジネスの相手方は目上の方も多いですし、お客様は年齢に関係なく自分よりも立場が上の方になります。例を挙げながら考えてみたいと思います。 ここまでの内容を見てみると、「難しいな。」と思われている方もいるかもしれません。もしかしたら、周りの方の中にもそれほど気にならない方もいるかもしれませんが、大事な部分ですので、一度に全て理解するというよりも、現場で一つずつ着実に抑えていくのも重要です。肩の力を入れずに見ていきましょう。

社内で①

ここでは、社内で一番多く想定される言い方となります。基本的な挨拶ですね。上司が出かける時の、「行ってらっしゃいませ。」や「お疲れ様です。」や、上司が帰ってきた時の、「お帰りなさいませ。」や、「お疲れ様でした。」です。    「いってらっしゃい」や「お帰りなさい」も、それ自体幅広く使われている言葉ですが、語尾に「~ませ」を付けた方がより丁寧さが増します。「ご苦労様。」という言い方を聞いたことがあると思います。同僚や後輩などに声を掛ける時には良いですが、これは主に目下の人への言葉であって、タブーな言葉です。 次に、お客様からかかってきた電話を上司に取り次ぐのですが、社内にいなかった時を考えます「○○部長さんは、ただ今いません。」では、明らかに違和感のある言い方です。まず、上司に職位とさん付けをするのは明らかに変です。社内ではフランクに「~さん」と職位を付けなくて話をしても良い企業が見受けられますが、お客様に対しては控えるべきです。 更に言えば、「いません。」という言い方も勿論変です。いないのであれば、「席を外しております」や、「外出しております」と伝えるのが普通です。纏めると、「ただ今、〇〇は席を外しております。」や「生憎、〇〇は外出しております。」などと伝えるのが一般的です。

社内で②

ここでは、お客様がご来社された時の言葉について触れてみます。お部屋にご案内する時に、「○○様、どうぞ、ここへお座りください。」と話しているとしたら、どうでしょう。「ここ」ではなく、「こちら」と言うのが普通というのは分かりますが、もう一点は「お座り」です。「お座り」とは、そもそも首が座って一人で座ることができる赤ちゃんの様子を表現する言葉になります。つまり、相手を蔑んだ言い方に聞こえてしまいます。そこで正しく伝えるには、「〇〇様、どうぞこちらにお掛けください。」と伝えた方が自然な言い方です。

さぁ、一歩ステップアップ!

今回は、「大丈夫でしょうか?」の使い方について、意味や実例について触れてきました。また、よく使われるシチュエーションでのちょっとした言い回しの注意点もお話しました。社会人になると、色々と取り巻く環境が変わるだけでなく言葉遣いや身だしなみにも一層気を付ける事が増えてきますが、世の社会人の方々は同じステップを踏んで今があるのです。最初からスムーズにいくなんて事は滅多にありません。何事も経験です。失敗を恐れず果敢に前を向いていきましょう。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

地味な仕事の連続。全然スキルが付かない。

ビジネスマナーを身につけて先方や上司に気を使い、誰でもできる事務処理を「ハイ」と引き受ける毎日。雑用や地味な仕事の連続で、本当にやりたい仕事をやらせてもらえないビジネスマンは多いです。 「ほかにやりたい仕事がある」「幅広い経験・知識を積みたい」という気持ちは、特に多い転職のきっかけになっています。転職はタイミングや時期の影響でも、有利・不利が大きく別れるので、転職予定がなくても「転職を考えること」「転職を知っておくこと」は重要です。 ほかの人の転職のきっかけや転職タイミングが気になるかたは、下記の記事も合わせて読んでみてください。 ■記事タイトル 20代の転職成功方法|転職理由3つ・新卒入社3年以内の転職割合・20代の強み

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