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更新日:2024年07月06日
誰でも嫌なことに遭遇することはあります。時にはその嫌なことばかりが続く時もあるかもしれません。どうしてもやるせない気持ちになるものですが、こういう時にこそ対処法を知っているだけでも大きく違ってくるものです。今回は、嫌なことばかりな時の対処法を紹介します。
目次
次に行うべきこと、それは「嫌なことについては考えない」ということです。 なぜならば、立て続けに起こった嫌なことについてあれこれ気にしたり、また考えたりしてもどうしようもないからです。むしろ、なるべく忘れてしまうべきでしょう。
嫌なことばかり起きたことについて考えないようにするといっても、力んでやったり、がむしゃらにやったりしないことです。かえって起こってしまった嫌なことに意識が行ってしまうからです。 なかなかうまく忘れられないという人は、自分の好きなことなどで気分転換してみましょう。 好きな音楽を聴く、散歩に行く、ゲームに熱中する、友達とおしゃべりする、などいろいろな方法があります。 大切なのは、嫌なことに対して意識が向く暇を与えない、ということです。
次に重要なのが、自分の周りで起こったいいことに目を向けてみるというものです。 どんなに小さな些細なことでも構いません。例えば、夕方の帰り道にいい夕焼けの風景を見ることができたとか、コンビニで買ったアイスで当たりを引いたとか、あるいは仕事の中でほめられた、といったことでOKです。 どうでしょうか。気持ちが楽になりませんか?そして、こういう気持ちになりませんか?「いいことだってあるじゃないか」という気持ちに。嫌なことばかり起こって先行きが絶望しそうに見えてはいても、たとえ小さくても幸せに思えることもたくさん起こっているのです。 不思議なことに人間にとって嫌なことというのはいいことに比べると非常に目につきやすいものです。しかし、だからこそいいことにも目をつけると、心のバランスが保たれるようになります。
心が落ち着き、あらかた前向きな気持ちになったら、自分の置かれている状況を改善するため、また自分にとってより良い状況を作り出すための行動に移してみましょう。 というのも、ここまでは自分の気持ちを落ち着かせ、前へ向かう態勢を取り戻すための段階であり、状況は客観的に見てあまり変わっていないからです(ここでまた落ち込まないでくださいね)。
つまりここで行動を起こすことによって、全体的な状況が前に進むことになるのです。 もちろん、前段階としてどう行動していくかを考えるのは重要なことですが、行動しなければ何も変わりません。 ここで端的に言いきるならば、未来は待ち望んで来るものではなく、自ら切り拓くものです。自ら行動してこそ状況は開けてくるのです。
嫌なことばかり起こった時にどう対処するかについて書いてきましたが、人によってはその嫌なことばかり思い出してしまうという人もいるのではないでしょうか。お気持ちはよくわかります。わたくしナオティも、昔の嫌な思い出を思い出しては腹を立てたり、落ち込むことが今でもなおありますから。 しかし、思い出というものは結局過去のものです。先ほども書きましたが、タイムマシンを持っていない私たちでは、結局その思い出そのものに対して自分の都合よく変えることはできないのです。ただし、その思い出に対して適切な対処をすることはできます。ここでは、嫌なことばかりな思い出すときにどう対処したらよいかについて書いていきます。
最初の段階として、嫌な思い出は所詮は過去の記憶にすぎないと考えることです。 もしも今、自分にタイムマシンがあればと思ったことはありませんか?嫌な過去を変えたいと思ったことはありますよね。 しかし、現実にそんなことは不可能です。なぜならば、実際のところそのように過去の事実を変えることができる手段が手元に1つもないからです。今できることは、それが所詮は自分の過去の記憶にすぎないと悟ることなのです。
次の段階でできることは、その嫌な思い出に対する自分の気持ちと向き合うことです。つまり、自分がその思い出に抱いている感情を誰かに話したり、書き出したりすることです。またここで自分の留年の思い出を例に挙げますと、留年した時に悔しく情けない気持ちになったこと、またなんだか恥ずかしい気持ちになったこと、親に申し訳ないという気持ちになったことなどをあえて正直に話したり、書き出したりすることです。そうすることで心の中がきちんと整理できます。 嫌な感情を忘れたり、記憶力を高めておいたりするには、上記の方法で嫌な思い出を封印しておかないことが大切となります。
記載されている内容は2017年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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