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貴大学/貴学/御大学/貴校の違いと使い分け|面接で使うのはどれ?

更新日:2024年04月11日

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大学入試の面接で大学側を呼びたいときには「貴大学」、「貴学」、「御大学」などといった呼称が挙げられます。呼称の選択肢が多くために迷いがちですが、敬語の仕組みをしることで迷うことなく「貴大学」と呼ぶことでできるでしょう。以下ではその仕組みを説明します。

それでは、「貴大学」と「御大学」はどちらが正しいのでしょうか。尊称の仕組みからすればどちらも正解といえます。従ってあとは慣習上どちらがより用いられやすいか、好まれるかという点に注意して用いるとよいでしょう。 実際に用いている場面をみてみれば「貴大学」の方が若干多いように見受けられます。決定的な違いがなく困惑しますが、自分が口にしやすい方を用いるのが実際の面接の場での混乱を避けるためにもよりよい選択肢だといえるでしょう。

「貴大学」、「貴校」はどちらが正しいか

それでは「貴大学」、「貴校」は同じように学校を示すためにどちらも正解と言えるのでしょうか。 答えは、「貴大学」のみ正解です。

「貴大学」ははっきりと大学と言っていることから問題ないことは分かるでしょう。「貴校」は「小学校」、「中学校」、「高校」といった教育機関に用いる尊称です。 「校」と呼ぶことができない大学に「貴校」という尊称を用いるのは誤りのため失礼となります。また「貴学」という尊称もありますが、これは広く教育機関を示す尊称です。用いることはできますが、よりはっきり大学側を呼びたいときには「貴大学」というのが良いでしょう。

「尊称」を用いる場合には「貴」/「御」の違いのほかに、そのあとに続く名詞が正しいかどうかにもまた注意してください。「尊称」を用いる場合には、尊称を分けるふたつの部分についてそれぞれ注意して検討する必要があるということです。 今回の場合では「大学」を相手にする尊称ですので「貴大学」/「御大学」のいずれかが正しいということになります。そしてそのふたつはどちらも正しいために、自分がより使いやすい方で用いるとよいでしょう。

敬語を使うときはスマートに!

尊称である「貴大学」/「御大学」の仕組みは分かったでしょうか。仕組みを理解して説明できたとしても、普段使わない言葉であるために、実際の面接の場ではぎこちなく用いてしまうかもしれません。以下では自然に用いることができるようなコツを解説します。

使い方は統一する

「貴大学」/「御大学」はいずれも正しいのですが、面接の場ではどちらかに統一するのが好ましいです。「貴大学を志望したのは…」、「御大学におけるこうした理念が…」などと尊称が混在することは聞き手に混乱した印象を与えかねないために避けるようにしましょう。 そのために、自分が実際口にしてみて言いやすい方を選択するというのは、重要な準備だといえます。

練習して慣れておこう

面接の場では尊称と敬語を用いるために普段とは違う言葉遣いをします。言葉遣いがギクシャクしてしまったせいで、せっかくの素晴らしい内容もうまく伝えることができなくなってしまっては非常に残念です。 そうならないためにも、面接が近くなったころには少しずつ練習をすることをおススメします。

普段から脳内で尊称や敬語を使って想定される質問への回答を作り上げることで、言葉の引き出しを増やしてなおかつスムーズに引き出せるようになるでしょう。円滑に正しい尊称と敬語を用いることができれば、面接でも確実に好印象を与えることができるはずです。

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初回公開日:2017年03月23日

記載されている内容は2017年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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