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更新日:2024年10月20日
同意書と承諾書という書類がありますが、この2つの書類は呼び方が違うだけで中身的には同じ物なの?と疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、同意書と承諾書の違いからそれぞれの書き方、例文まで詳しく見ていきましょう。
目次
例えば、高校生がアルバイトをしようとする際、アルバイト先が保護者に対して子供がアルバイトをする事への同意書の提出を求める場合があります。これは高校生の保護者が、その高校生がアルバイト先で働く事に賛同するという意味を示しております。子供がアルバイトをする事に対して納得をし、後押しをしていると捉える事が出来ます。上記の事から同意書とは、他人の意見や意思に賛同しますという事を書面化したものであると言えます。
承諾とは、他人からの申し入れや依頼に対してそれを受け入れるという意味です。その意思を書面化したものを承諾書といいます。 例えば、企業が採用試験を行い、それに合格をした人に対して入社を承諾してもらうための入社承諾書というものを送ります。採用された人はこの会社に入社して下さいという申し出に対して受け入れる意思を示すために承諾書に必要事項を記入して企業に返送をします。 このように、相手の意見や提案等に対してYESの意思を証明する物が承諾書となります。
一見、同意書と承諾書はどちらも同じようなもののように見えてしまわれがちです。しかし、同意書は他人の意見に対しての賛同、承諾書は他人の申し入れに対しての受け入れ意思を表すものです。言葉にすると、同意書は「この意見に異議はないです。」、承諾書は「わかりました。この件に関して私も協力しましょう。」といった違いとなります。 同意書の方が柔らかい、承諾書の方が固いと言えるでしょう。
同意書と承諾書は双方違う意味を持つ書類なので、書き方はわずかに異なっております。どのような違いがあるのか、それぞれの書き方を詳しく見ていきましょう。
同意書を書く上で押えておくべき事項をしっかり押さえておけば、同意書の作成はさほど難しくはありません。以下の必要最低限の項目を記入出来ていれば同意書として成立します。 1.同意書のタイトル(文頭に記載) 2.相手方の宛名(相手方が企業の場合は企業名も記載) 3.同意する内容文(私○○は、○○○○について同意します) 4.日付・自分の住所や氏名 最も重要となる項目は3番で、何に対して同意をするのかを明確に示す必要があります。 1文で記載出来るならばわかりやすく簡潔に記載しても大丈夫です。項目が複数ある等、1文で記載する事が難しい場合は、『下記の内容について同意します』と記載した上で、下段に詳細を記載します。
承諾書の基本的な書き方は同意書と大きくは変わりません。 しかし、承諾書の場合はその申し入れに対する承諾を行うに当たり、条件等が発生する場合があります。また、相手側からの解除条件がある場合は『下記の事項に該当した場合はこの承諾を解除します。』等といった断り文を記載した上で、その下段にその条件を箇条書きします。
一口に同意書と言っても、同意書は様々な場面で使われます。そこで、未成年者の親権者の同意書、手術同意書、個人情報同意書の3パターンの例文を記していきます。
記載されている内容は2017年03月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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