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更新日:2024年09月15日
この記事では将来像についての定義に加え、理想像との違いについて言及しています。また、面接や就活における将来像やその答え方について説明しています。将来像を書く上での幾つかのポイントを挙げつつ自分らしい将来像やビジョンを掲げるために大切なことに触れていきます。
目次
将来像ときいて皆さんは何を想像するでしょうか。今想像した「将来像」はもしかしたら「理想像」かもしれません。どちらも同じ意味合いに感じられるかもしれませんが実は意味が少し異なります。そのことも含めまずは将来像について見ていきたいと思います。
将来像 読み方:しょうらいぞう 将来こうなると想定される姿。将来はこうあるべきとして目指す理想像。
理想像 読み方:りそうぞう 理想として思い浮かべられる状態または人物を意味する語。実在の人物を指して用いる場合もあれば、空想にすぎない場合もある。
将来像と理想像は意味合いが違うのがわかります。使い方によっては勘違いされてしまうこともあるかもしれませんので気をつけましょう。
将来像の書き方と言われてもすぐには思い浮かばない人も多いと思います。理想像ではなく将来像を掲げるというのは難しいものです。将来像を書くに当たってのプロセスについて一つづつ説明していきます。
将来の事を書くのに、どうして過去を振り返る必要があるのかと考える人もいると思います。しかし、自分の将来像というものは自分の過去の人生経験を無視しては考えられません。なぜなら、自分の過去の経験が自分の今の職やこれからの職に非常に密接に関係している場合が多いからです。 例えば、自分が看護師になっていたとすれば、それは過去の経験に入院した際に看護師に助けられたという経緯があったからかもしれませんし、自分の家族が病に倒れてしまって自分が助けたいと思ったからかもしれません。 今現在の自分の姿、そして、未来の姿は何らかの理由があるからこそ、そうなっているのだという考え方も出来なくはありません。是非、将来像を書く際にはまずはじめに自分史を書いてみてください。もしかすると、今までは見えなかった将来性も見えてくるかもしれません。
自分史を書いた後に改めて現在の状態を把握することで自分の今の問題点や本当はこうしたいという思いがでてくることもあります。自分史を書いたあとの現在の状況の振り返りが次のステップで重要になります。将来へのジャンプは足場がしっかりとしていればしているほどしやすくなります。自分の足場の確認をしてください。
将来像を考えるのに、理想像を考えるのはナンセンスのようにも思われるかもしれませんが、先程辞書からの引用にもあったように、将来想定される姿や将来に目指す理想像のことを「将来像」と指しています。 実際、自分がこうなりたいという思いはとても大切です。多少無理な理想像であっても掲げることで目指す方向性が自ずと見えてきます。どうせ自分には無理だという考え方はここでは捨てて、自由に理想像を挙げてみて下さい。
2と3を踏まえた上で、それぞれの姿がどのくらいの距離感にあるのかということを把握していきます。自分とかけ離れた理想像を仮に掲げていたとしても問題ありません。完璧にその姿になることは難しくても、その姿に近づくことは可能です。 例えば、大金持ちになって、自分のアトリエをもって毎日音楽を演奏するという理想を掲げていたとしましょう。今現在の姿は貯金が0円で、アトリエもない状態です。ただ、楽器を長年やってきたという過去があったとします。今現在も楽器は趣味として楽しんでいる状態です。 この場合は自分の理想像を埋めるためには端的にいうなら、お金とアトリエが必要なのです。距離感というのはそのお金とアトリエを得るためにかかる時間やプロセスの事を指しています。
記載されている内容は2017年03月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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