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スピーチのコツと作成法・ネタ例文|一般的なスピーチの文字数

更新日:2023年11月22日

書類の書き方

スピーチをしてくださいと頼まれたら、誰でもどうしようと悩みますよね?このまとめでは、スピーチに使えるネタ、スピーチのコツ、一般的なスピーチの文字数、そして最後にスピーチの例文をご紹介します。人の心をつかむ素敵なスピーチを作りましょう。

スピーチは想像以上に悩むもの

どんな規模でも、スピーチをして欲しいと頼まれたら、どんな内容を話そう、どのくらいのスピーチをしよう、果たしてオーディエンスの心に響くのか、など多かれ少なかれ悩むことだと思います。スピーチをするときどんなことを心がけたらいいでしょうか?

一般に使えるスピーチのネタ

スピーチでは軸となるネタが必要です。ここでは、ジャンル別のスピーチで使えるネタをご紹介します。

朝礼のスピーチに使えるネタ

朝礼でスピーチをするときに心がけることは短い時間で皆の興味を引く話題を共有することです。 ・時事ネタで攻める 例えば、最近ですと、 「トランプ大統領が特定の国からの来た人を入国拒否したり、メキシコとの国境に壁を作るなど、人種差別とも捉えられる政策を進めています。しかし、我が社としては、どんなお客様にも等しく最高のサービスを提供するようう心がけていきましょう。」 など、タイムリーなネタを含みつつ、独自のメッセージを強調するような内容にすると、短くもインパクトのあるスピーチになるでしょう。 ・偉人の名言を引用する 例えば、スティーブジョブズの名言を引用して、 「スティーブジョブズは、かの有名な "Stay hungry, stay foolish"のスピーチの中で、彼自身が毎朝鏡の前で、もし今日が人生最後の日だったら、本当に今日やろうとしていることをやりたいか?と自分自身に問いかけると言っていました。これは、彼のように偉大でない私たちにも有効なルーティーンなのではないでしょうか?毎朝、今日が人生最後の日かもしれないということを思い返すことによって、毎日をより大切に生きることができたら、今よりも毎日を有意義に過ごせるのではないでしょうか?」 など、偉人の名言を自分たちの生活に活かそうというメッセージはスピーチ自体に信憑性が出るでしょう。 ・つい気になってしまう雑学含む 雑学と言っても、つまらないウンチクのようなものではなく、 「マリーアントワネットが言ったとされる名言”パンがなけれなければケーキを食べなさい”問いう名言は実は本人が言ったという証拠はありません。ベートーベンの名曲"運命"ですが、実はこの運命という表題はベートーベン自身がつけたものではありません。このように、一般に広く知られていることでも実は正しくないことは、世の中にありふれています。何か情報を得たときには、それが信用できるのか確かめることも大切ですね。」 など、今後の生活に活かせるような内容を使いましょう。

結婚式で使えるスピーチのネタ

新郎新婦との関係

これは必ず入れた方がいい内容で、どんな友達なのか、いつから友達なのか、少し面白いエピソードなども含むとなお良いでしょう。

ともに頑張ったエピソードを入れる

結婚式で友人としてスピーチをするということは、それなりに親しい仲であると思います。ここでは、ともに協力して何かを成し遂げたエピソードを入れることにより、新郎または新婦の人間性を評価することができるでしょう。

末長く幸せにして欲しいという気持ちを込める

やはり、一番大切なのはこれで、どんなに受けを狙おうが、面白いエピソードを披露しようが、一番伝えるべきお幸せにという気持ちをしっかり伝えられるスピーチにしましょう。

スピーチのコツ

スピーチをするとき、どんなことに気をつけたらいいでしょうか? ・テーマを絞る あまりにスピーチの内容を気にするあまり、たくさんの種類の情報を詰め込むのは得策とは言えません。それよりも、同じテーマのものについて、深く掘り下げる構成の方が、聞いている方も統一感があってわかりやすいでしょう。 ・最初に何について話すかを教える これも、重要なポイントの一つで、例えばいきなり、「最近〜〜ですね」などと話し始めるより、「本日は〜についての話をします。」と先に宣言した方が、聞き手もこれから耳に入ってくることに対しての免疫ができるので、よりスピーチが聞きやすいものとなります。 ・時系列を整理して話す これは、日本語でのスピーチに限らず、英語や他の言語でも主流なのですが、何か実際に起きた物事について話すときには、常に時系列を意識して、起きた順番に話すようにしましょう。そうすることで、ある物事の原因がはっきりとしてわかりやすいでしょう。 ・話すスピードに気をつける 緊張したり恥ずかしかったりでつい早く話してしまいがちですが、スピーチをするときは想像以上にゆっくり話しましょう。スピーチをする人にとっては何度も読んできた文章ですが、オーディエンスの皆さんにとっては初めて聞く話なので、理解してもらうためにもゆっくり話すことがとても大切なのです。 ・アイコンタクトをとりながら話す 日本人は割と目を見て話すということが苦手な傾向にありますが、スピーチではオーディエンスの目を見ながら話すことが、より良いスピーチを作ることになります。ぜひ、視線を現行ではなく、皆さんの目に移してみてください。 ・ジェスチャーを有効活用する スピーチをするとき、もし原稿を見なくても話せるのであれば、ぜひ両手を使ってジェスチャーも加えてみてください。声だけが言葉を操れるわけではないのです。自分の体全身でスピーチを完成させましょう。

一般的なスピーチの文字数

スピーチってどのくらいの長さで話せばいいの?と思う方も多いと思いますので、スピーチの長さ別の一般的な文字数をご紹介します。

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初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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