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グローバル化のメリットとデメリット・グローバル化の例・国際化との違い

初回公開日:2017年02月27日

更新日:2020年06月11日

記載されている内容は2017年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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経営

この記事では、グローバル化の意味やグローバル化のメリット・デメリットなどを紹介しています。グローバル化という言葉は、いまや誰もが知っているくらい認知されてきています。グローバル化のメリットやデメリットを考慮した上で、今後のあり方を考えていきましょう。

グローバル化とは

グローバル化とは、政治・経済、文化など、様々な側面において、従来の国家・地域の垣根を越え、地球規模で資本や情報のやり取りが行われること。とあります。 国家ごとで争うのではなく、地球全体で物事を考えていこうというのがグローバル化といわれています。

グローバル化の4大要素

グローバル化には、大きく分けて「情報・人・モノ・カネ」という4つの要素があります。 「情報」は、大量の情報がより簡単に・早く・遠くまで移動するようになったことを意味します。そして、この流れを爆発的に加速させたのは「インターネットの発達」です。これまでも、印刷技術・電話・テレビの発達によって、情報の流れは加速してきました。インターネットの発達は、さらに「個人による大量の情報発信」を可能にしたと言うことができます。 「人」は、人間の移動が大幅に増えたことを表します。例えば、旅行・留学・出張の他に、移民が増えていることを意味します。人の数が増えると同時に、航空技術の発達によって移動距離も飛躍的に伸びました。 貿易の発達により「モノ」の移動も飛躍的に増えました。これにより、数百年前までは一部の富裕層の奢侈品・嗜好品であったものが、庶民の家庭にも広がりを見せました。例えば、ガラスや香辛料、宝飾品などがあります。 「カネ」は、物の売買で動く金銭だけでなく、投資や株式・債権の購入も含みます。かつて、多くの国が自国の富裕層を保護するために、外国からのカネの流れを制限していました。時代が移りゆく中で、これらの規制は徐々に外されて行ったのです。

グローバル化と国際化の違い

グローバル化という言葉はいつから使われた?

グローバル化の問題点

グローバル化には問題点もあります。どのような問題があるのか見ていきましょう。 〇賃金の低下 海外から、安価な労働力が入ってくるため、人件費の高い日本人の賃金が下がります。 〇失業率の増加 海外から、安価な労働力が入ってくるため、人件費の高い日本人は失業します。 〇貧富の格差拡大と富の集中 安価な労働力や、優秀な外国人に仕事を奪われた人:貧しくなります ⇒それほどの技術を要しない単純労働や肉体労働は、外国人にとって変わられる 安価な労働力を使って、利益を拡大することに成功する経営者や高度な技術を持つ人材:豊かになになります ⇒外国人も、高度な技術を身に付ける時代が来る可能性があります 〇人権無視や過酷な労働環境 発展途上国などの、法整備が整っていない国で、人権を無視した労働環境で現地の人を雇います ⇒その結果、日本へのマイナスイメージにつながります 〇人材不足 グローバル化に対応できる人材不足・育成不足のため、企業の経営が圧迫されます 〇安価な商品との競争激化 安価な労働力で生産されたそこそこ良い品質の商品(海外製品)と、国内の高い労働力で生産された高品質の商品(日本製品)で、競争することになります ⇒良い製品を作れば売れる時代ではなくなり、競争力のない企業は潰れます 〇治安の悪化 失業した日本人達と、差別される外国人達との対立が起こります 〇金融危機の伝播 グローバル化により密接に経済が結びついているため、危機が起こった場合に伝播するのが早く、大きな影響を受けます 以上のようにグローバル化によってたくさんの問題がおこっていることが分かります。

グローバル化のメリット

グローバル化は上述したような問題点ばかりだけではなく、メリットももちろんあります。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

①生産性の向上

先進国がもつ多額の資本や労働力、高度な技術、経営のノウハウなどが途上国へ流入するようになります。その結果、途上国の発展スピードは格段に速くなり、それに合わせて、世界全体での生産活動も大幅にアップするようになります。 経済のグローバル化で恩恵を受けているのは途上国だけではありません。先進国にもさまざまなプラス要素があります。たとえば、先進国の企業は所持する資本を途上国の企業に投資して多くの一利益を得ています。

②コスト削減できる

先進国では、貸金の高騰にともなうコスト高で競争力が低下することがあるが、貸金の安い外国に工場をつくれば、「安い労働力」を確保できるためコストの低減が可能になります。 加えて、国内では誰もがもっているような製品(自動車やパソコンなど)を、その国だけで売ろうと思ってもなかなか売れない場合もあります。しかし、途上国の経済が成長し裕福になれば、それまでは高価で買うことができなかった製品を買ってくれるようになるというメリットもあります。

③経済問題の解決への促進

金融危機や環境問題は、1国のみで解決できる問題ではありません。これらの問題は国際的な協力が不可欠です。グローバル化はこういった問題の関心を高めるとともに、協力を促してくれます。このような経済問題の解決には地球規模で考えるべきなのです

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