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話が噛み合わない人の特徴・話が噛み合わない原因と対処法

更新日:2024年01月09日

ビジネスマナー

会話をしていて、話が噛み合わない時、皆さんはどうしますか?このページでは、「話が噛み合わない」というテーマで、会話のコツやポイントをご紹介しています。話が噛み合わない人の特徴や原因、上司と話が噛み合わない時の対処法などをまとめているので、ぜひ参考にどうぞ。

会話をしていると、上手く話せて盛り上がる時と、どうも話が噛み合わない状態になってしまい、スムーズに会話ができない時があると思います。 人によって相性がありますし、話題やシチュエーションによっても話しやすさが変わるので、話が噛み合わない状況は、誰にでも起こり得ることです。 しかし、いつも上手く話せなかったり、スムーズに会話をすることができなかったりするのであれば、何とか改善してテンポ良く会話を楽しみたいものですよね。 そこで今回は、「話が噛み合わない」をテーマにして、話が噛み合わない人の特徴や、話が噛み合わない原因、また上司などと話が噛み合わない時の対処法などをご紹介していきます。

話が噛み合わない人の特徴5つ

まず始めに、話が噛み合わない人の特徴をご紹介していきたいと思います。 他人と会話をしていて、いつも何だか盛り上がらなかったり、会話が続かなかったりするという方は、もしかしたら話が噛み合っていない可能性があります。 以下でご紹介する特徴に当てはまる人の全てが「話が噛み合わない人」というわけではありませんが、特徴や言動が当てはまるようなら、その傾向はあるかもしれません。 ぜひ、自分の言動を振り返って、当てはまるかどうかチェックしてみて下さいね。

特徴1:価値観が常識とかけ離れている

世の中には、どんな分野にも常識というものがあり、常識を中心に世界が回っていると言っても、過言ではありません。 勿論、常識だけが絶対に正しいというわけではありませんが、常識とは多数派によって成り立つことが多く、基本的には常識を守った言動を取ることが一般的だと言われています。その為、多くの人は、常識を基準とした言動を取ります。 しかし、全ての人が常識を基準として考えているわけではありません。中には、常識とかけ離れた思考や価値観を持っている方もおり、独自の価値観や基準を大切にしている人もいます。 その為、常識を基準としている人と、独自の価値観を基準にしている人が会話をした場合、話が噛み合わない可能性があります。

特徴2:絶対に自分が正しいと思っている

議論などをする際、自分の意見を貫くことは大切なことではありますが、相手と話が噛み合わない時は、時には相手の考えを理解しようとすることも大切です。 自分は絶対に正しいと思って会話や議論を展開すると、相手の反論や意見を受け付けない、独りよがりな態度になってしまいがち。 自分の主張ばかりしていると、相手の意見を取り入れた上での発言がしにくくなるので、話が噛み合わない状態に陥ったり、相手から「話が噛み合わない人」と思われたりする可能性があります。

特徴3:話を聞いていない

会話をしていて、上手く話が噛み合わない時は、どちらか一方がきちんと話を聞いていない可能性もあります 何か別のことを考えていたり、自分の話をすることばかり意識していたりすると、相槌は打っているものの、話の内容をしっかり理解できていない状態に陥る可能性があります。 「そうだね」「わかった」などと返事はしているものの、話の内容を理解しようとしていない為、話が噛み合わなくなってしまうのです。 あまりにも相槌や返事が適当だと、話している人は「自分の話をきちんと聞いてもらえていない」と気付くものです。 自分が一方的に話したいと思っていたり、何か考え事があったりする時でも、人と会話をする時は、相手の意見や話によく耳を傾けることが大切です。

特徴4:話すテンポがずれている

人によって、会話の受け取り方や思考はさまざま。 だからこそ、会話の内容や返答などは人によって大きく異なりますが、そこが他人との会話の面白い点でもありますね。 しかし、会話をする際に、会話のテンポや返事をするタイミングがあまりにもずれていると、話が噛み合わない場合があります。 例えば、好きな食べ物について話し、その後好きな季節について話している時に、突然好きな食べ物について語られたら、会話が噛み合わず、困惑する方は多いと思います。 上記は極端な例ですが、会話が噛み合わない人は、独自のテンポで話したり、会話を切り出すタイミングがずれていたりすることが多いようです。

特徴5:言葉や内容が省略され過ぎている

また、話す際に単語や言葉、内容などを省略してしまい、伝えたいことが上手く相手に伝わらないというケースもあります。 話す立場としては、自分で考えたことを言葉にしている為、多少単語や内容を省略しても、頭の中では理解できていることになります。 しかし、聞き手である相手の立場としては、初めて耳にする内容や話題である可能性もあるので、あまりにも言葉や内容が省略されていると、意味が分からなくなってしまう可能性があります。 自分の説明や意見などを話したものの、話が噛み合わない場合は、言葉や内容を省き過ぎている場合があります。 もう1度、自分の言葉の選び方や内容を見直して話すようにしましょう。

ケース別に見る!話が噛み合わない原因

上記で、話が噛み合わない人の特徴についてご紹介しましたが、話が噛み合わない人にも、さまざまなタイプが存在します。 話が噛み合っていないことに気付きつつも、なぜ話が噛み合わないのかが分からない人もいることでしょう。 また、話が噛み合っていないこと自体に、気付いていないというケースもあります。 そこで続いては、さまざまなケース別に、話が噛み合わない原因について考えていきたいと思います。

ケース【1】:話せば話す程会話が噛み合わない

会話をしていて、会話が盛り上がっていなかったり、話が噛み合っていなかったりすることに気付いて、慌てて補足したり説明したりする方もいらっしゃると思います。 しかし、一生懸命説明しているのにも関わらず、話せば話す程、かえって話が噛み合わなくなってしまうことも、あるのではないでしょうか? そのような時は、自分の話ばかりしてしまっていることが、話が噛み合わない原因となっているのかもしれません。 会話が盛り上がらないと、慌てて何とかしようとする方もいらっしゃるかと思いますが、焦ってあれこれ話しても、相手はかえって困惑してしまう可能性があります。 「話が噛み合わない」「会話が盛り上がらない」と感じた時は、相手が何を理解できないでいるのか、そもそも相手はその話題について興味があるのか、よく考えてみることをおすすめします。

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初回公開日:2017年02月24日

記載されている内容は2017年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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