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会食時のマナー|会食の苦手克服方・案内状の作り方・会食手土産

更新日:2024年01月31日

ビジネスマナー

会食とは、いろいろなことを吸収できる場でもあり、ただの「食事会」ではないことを覚えておきましょう。今回は、会食時のマナー+会食が苦手な人の克服方法+会食の案内状.案内メールの作り方と文例+おすすめの会食手土産について、詳しく解説していきたいと思います。

会食という学び場

ビジネスシーンでは、会食で取引先や大切な顧客とよりよい関係を築くことも、ビジネススキルのひとつです。今回は、会食に招かれる側、招く側のいくつかのポイントをご紹介します。

会食時のマナー

〈会食に相手を招く時のマナー〉

正式な会食を開く時には、できれば3週間前には案内状かメールを送付できるように、逆算して進めていきましょう。せっかく、大切な方を招くのですから、お互いが都合がいい日時を選びやすいように、早めの準備が肝心です。 会食を具体的に計画する段階で、まずは先方の都合のよい日時と場所を聞きます。この時、「食べ物についての好き嫌い」も同時に尋ねられると、よりよい印象になります。好みだけではなく、中にはアレルギーを持っている方もいるかも知れません。先方からは、言いにくい事ですので、こちらから伺いましょう。 万が一の場合を考えて、事前に会食のお店に、先方が先に着いてしまった場合には上座に座っていただくように手配までできれば完璧です。ビジネスの相手に余計な気遣いをさせないのは、大切なビジネスマナーです。

〈会食に相手を招いた時の当日のマナー〉

会食当日には、幹事は一足先に会場に到着しましょう。お店の方に声をかけ、先に席の確認をしておくのがベター。上座、下座に関係なく、もし窓際の席が景色のいい席であれば、たとえ下座だとしても一言添えて、そちらに先方にお座りいただく方がいい場合もあります。自分たちが座る位置も含めて、先方が到着する前に決めておきましょう。

〈会食に自分が招かれた時のマナー〉

会食では、お店にふさわしい客としてふるまうことが大切です。先方がせっかく用意してくれた会食ですから、先方をたてる意味でも重要です。 もちろん、急な誘いの会食会で、招かれたお店のドレスコードに当日の服装があっていない時には、お断りすることも考えなければいけません。先方の都合に合わせて会食に行くよりは、先方に恥をかかせないことのほうが重要。このような配慮も、ビジネスマナーのひとつです。

〈会食に自分が招かれた時の当日のマナー〉

会食当日、先方より先に着かないように時間調整しながら向かいます。もしまだ先方が到着していないのなら、ウェイティングルームなどのスペースで待ちましょう。適当な待つ場所がない場合は、席に案内してもらい、とりあえずは下座の席に座って招いてくれた先方を待つのがマナーです。

会食が苦手な人の克服方法

〈会食が苦手な人の特徴〉

会食が苦手な人は、少なくありません。「会食恐怖症」という言葉があるのをご存知ですか?会食恐怖症は、不安障害の対人恐怖症のひとつです。 本当に親しい友達や家族以外と食事がするのが苦手、外食が怖くてできない、周りの人が気になって食事ができない…そんな人は、会食恐怖症かもしれません。

〈会食恐怖症の症状〉

会食恐怖症の人は、会食の時には身体にまで影響が出る場合もあります。 ・食べ物を飲み込めない ・食事中、手が震える ・食事中、異常に汗をかく ・吐き気、下痢、胸の不快感、胃痛を感じる

〈会食が苦手な人の克服方法〉

会食が苦手になった原因が人それぞれなので、絶対にこれという克服方法はありません。しかし、どの人にも共通して言えるのは、だんだん慣れていくしかないということです。 ビジネスシーンの会食は、慣れるまで参加する機会がないかもしれません。少しずつ、まずはプライベートから、外食に、他の人とごはんをたべることに慣れていきましょう。例えば… ・おひとり様ごはん(外食)にチャレンジ ・とにかく心許せる人と食事に行く回数を増やす ・好きな物だけ食べる、もしくは無理に食べないで同席する ・なるべく他の人から見えない端の席に座る 方法はいろいろですが、慣れていくこと、失敗しても自分を責めないことも重要です。

会食の案内状.案内メールの作り方と文例

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初回公開日:2017年02月07日

記載されている内容は2017年02月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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