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入社承諾書と封筒の書き方|日付・郵送・在中・宛名などの書き方

更新日:2024年03月28日

各種手続き

入社承諾書は、企業が内定を出した相手の入社意志を確認するために作成する重要な書類です。多くは封筒での返送が基本です。入社前とはいえ、学生の社会人としてのマナーを見ていることも。入社承諾書と封筒の書き方を通して、常識があることをしっかりアピールしましょう。

入社承諾書とは

入社承諾書は、内定時に、その会社に入社することを同意したという証明となるものです。内定承諾書などと呼ぶこともあります。多くの会社で提出を求められるものであり、急な内定辞退を避けるために、入社の意志をしっかりと確認する役割を果たします。 入社承諾書の書き方に自信がない時は、転職エージェントに相談することをおすすめします。内定が決まれば終わりというわけではなく、転職のプロが最後までしっかりサポートしてくれます。

入社承諾書の封筒の書き方

入社承諾書は、書類の内容を確認したら、署名、捺印をして会社に提出する必要があります。その際、封筒を使うと思いますが、ほとんどの入社承諾書には、返信用封筒も同封されています。その場合には、その封筒を使って、郵送で署名捺印済みの入社承諾書を返送します。 ただし、入社承諾書に署名捺印をしたら返信用封筒に入れて、友達や大学に送る封書の感覚で返送してしまっては、会社側に常識の無い人だと思われてしまう可能性があります。入社前ではありますが、入社承諾書を返送する場合には、マナーがあります。

封筒は白

入社承諾書と一緒に返信用封筒が同封されている場合もありますが、そうでない場合には自分で用意する必要があります。考えなければならないのは、どんな封筒でもよいというわけではありません。入社承諾書のような正式な書類を送るのにふさわしい封筒を選ばなければ、社会人としての常識を疑われてしまいます。 封筒は、書類のサイズに合ったものを選ぶのが基本です。多くの企業では入社承諾書をA4サイズで作成しますが、送られてきた書類に合わせたサイズの封筒を選びましょう。 色は白の封筒が無難です。よく文房具店で見かける茶封筒は事務手続きなどに使用する封筒なので、入社承諾書のような正式な書類を送る時にはふさわしくありません。 さらに、封筒に入れた書類が折れたり曲がったりしないように、クリアファイルで保護することも大切です。 書類を直接封筒に入れるのではなく、クリアファイルなどに挟んでおくと、書類を郵送中に折れから保護することができます。 万が一、雨などで書類が濡れてしまっても大変なので、防水の封筒を使用するのも手かもしれません。

封筒の宛名を会社なら「御中」に、個人なら「様」に修正する

返信用封筒には、会社名等が記載されていることが多くあります。そのような場合には、封筒表書きの「宛名・宛先」に対して修正を加えます。宛先が部署名なら、「宛」もしくは「行き」と書いてあるはずなので、それを二重線で消して「御中」と修正します。 担当者などの個人名であれば、修正をして「様」と記入します。会社名・個人名の宛名は絶対にミスのないようにしましょう。

裏の左下に記名する

裏面に関しては、それほど注意事項はありません。自分の住所と氏名を記入して、封をし、〆を記入します。「〆」を記入することが必須という感覚は、これまではあまり無かったという方も多いかもしれませんね。 入社承諾書の返信用封筒についても、通常の郵便物と同様で、郵送する際のマナーではあります。特別な注意点はありませんが、封筒の裏面左下に自分の名前と住所を記載することだけは徹底しましょう。 書き手は裏にあまり意識を向けることがないかもしれませんが、受け取り側はむしろ裏を真っ先に確認します。入社承諾書の封筒の裏に住所と氏名を記載するのも重要です。 表面の宛先がしっかり修正されていても、裏面に送り手の情報がないと印象は良くありません。社会人として、封筒の裏側にまでしっかりと気を配りましょう。 内定が決まっているからといって気を抜かず、マナーある返信を心掛けましょう。自分一人での判断に不安を感じたら転職エージェントに相談することをおすすめします。転職のプロが、書類の添削から面接対策までサポートしてくれます。

入社承諾書に添え状を付ける

添え状とは、入社承諾書と共に同封する、内定に対するお礼状のような書類です。同封が義務というわけではありませんが、添え状を作成するということも社会人としてのマナーと考えて良いでしょう。

内容

次のページ:お礼状の構成
初回公開日:2017年01月30日

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