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文学部の主な就職先一覧・有利な就職先と有利な資格・就職率

更新日:2020年08月14日

就活事情

ビジネス向きの分野を学ばないため就職で不利とされる文学部。英文学や国文学、考古学など確かに会社の業務では役に立たないことを専攻していますが、そんな文学部でも大手企業から複数内定を貰う人もいます。文学部の学生が就職活動で内定を得るためやるべきことをまとめました。

学芸員

大学で専門の科目を取得すると学芸員の資格を取得できます。学芸員は博物館や美術館で資料や作品の管理や、展覧会の企画運営を行うのが主な業務です。大学での専攻分野を活かすことができるため、好きな学問を勉強した人にとってはとてもやりがいを感じることができます。 ただ採用する人数は非常に少なく、倍率が100倍を超えることもあります。学芸員になるためには専攻する学問を深く学ぶことが不可欠ですが、博物館や美術館を数多く訪ねてモチベーションを高めるのもよいでしょう。

文学部の大学院進学

「英語が好きだから」「歴史が好きだから」など、文学部に入学した動機は純粋にその学問分野に関心があるからという人は多いです。そのため、より学問を修めるために大学院へ進学するケースも見受けられます。 一般的に文系の大学院進学はその後の進路で潰しが利かなくなります。特に文学部の学問は実学的要素がなく学部卒でも就職でも敬遠されてしまいがちなのですが、大学院に進学するとさらに年齢が増えているだけ不利になってしまいます。 文学系はビジネスとの関連性が薄いため「企業への貢献」という意味では期待はできません。また博士課程に進学しても博士号を取得できるという保証はなく、30代になっても定職に就けない人が大勢いるのも事実なのです。 以上のことから、文学部の大学院進学は狭く険しい道であるといえます。

就職で役に立つ資格

文学部の学生はビジネスの視点が欠けているという印象をもたれてしまいますが、そのハンデを補うためにも資格を取ってアピールするのは非常に有効です。就職するために取得するのが目的ではなく、就職後も業務で役立てていくというビジョンを持って勉強をすると後悔することはないでしょう。 就職に役立つ資格を取得して、自分に自信を持つことで、就活を有利に進めやすくなります。数多くの就職エージェントがありますが、それぞれが持つ特徴や強みがあるので、自分に合ったエージェントを見つけて就活に役立てみてはいかがでしょう。

TOEIC

英語の資格で最も定番と言えるのはTOEICです。外資系に就職したい方や海外で働きたい方、社内公用語が英語である場合は英語は必須となっています。また、英語を使わない業務でもTOEICのスコアが内定に影響する会社も増えてきています。そのため、TOEICで高スコアを取得することは就職でも大いに役に立つでしょう。もちろん英文学専攻ではなくても勉強しておきたいところです。大手企業の海外事業部に就職したい場合、スコアは最低でも800は求められます。また入社後もTOEICのスコアが昇級や昇進の基準になる場合もあり、高スコアであると仕事の幅も広がっていきます。

ファイナンシャルプランナー

世の中に出回るお金に関する知識はこのファイナンシャルプランナーを取得して就職活動でアピールすることができます。金融や不動産業界に就職する際にはファイナンシャルプランナーの知識は十分活用することができます。資格勉強の内容が直接関係するのは経済学部や商学部となりますが、保険や住宅ローンなど生活に密着した分野となるので文学部でも取得して損はありません。3級は入門者向けの易しい問題となっており、実務で役立てたいのであれば最低2級は取得しておきたいところです。

日商簿記

日本商工会議所が運営している日商簿記は、企業内で経理や総務を担当する人はぜひ取得しておきたい資格の一つです。4級から1級まであり、就職でアピールするにはやはり1級の取得が望ましいでしょう。日商簿記1級は税理士の受験資格にもなっており、さらなる上級資格へのステップにもなります。営業職に就職する際にはお金の流れを計算する能力が求められるため、簿記の知識は役に立ちます。

宅建士

国家資格として最も名の知れた宅建ですが、不動産業会はもちろんのこと金融機関やさまざまな業界の企業の総務、財務部門で会社の資産管理に役立てることのできる資格なのです。 法律を取り扱う資格のため法学部が有利のように思えますが、文学部でも独学で十分合格を狙えます。宅建取引業者は従業員5人につき1人以上の宅建取得者を設置することが義務となっているおり、宅建取得者でしかできない業務もあるため需要は大きいです。宅建業務にまったく関係のない分野でも、知名度が高い資格なので就職活動でもアピールできるでしょう。

社会保険労務士

雇用や労働保険、年金のスペシャリストとして実に多種多様な分野で活躍できるのが社会保険労務士(社労士)です。各種保険に関する書類作成や手続の代行、コンサルタント業務などが主な仕事であり、少子高齢化や年金制度が不安視されてきた現在はニーズが高まっている資格です。 もちろん、ご自身のキャリアプランのためにも役に立つ知識が身につきます。人事、総務関係の仕事に就職するのであればぜひ取得しておきたい資格です。

MOS

MOS (Microsoft Office Specialist)はエクセルやワードなど、ビジネスで必須とされるマイクロソフトのオフィス製品の利用スキルを認定する資格です。合格率は7割とそれほど難しい資格ではありませんが、実務でパソコンを使うのであれば役に立つこと間違いなしです。 決して専門的ではありませんが、堅実な資格です。

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初回公開日:2017年01月29日

記載されている内容は2017年01月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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