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更新日:2024年07月24日
なぜ失敗をしてしまったのだろう?と反省することは、仕事をしていく上で大切です。しかし、同じような失敗を何度も繰り返す場合、判断力の欠如が考えられるので注意が必要です。判断力は鍛えることができるのか、判断力を鍛えるとどうなるのかなど見ていきたいと思います。
目次
判断力がない人は、一言で言うとひんぱんに判断ミスをします。 判断力というのは、例えば二者択一を迫られた時に、正しい選択ができる能力のことです。私たちは、日常の中で数々の判断をしなければなりません。 しかし、判断力のない人の多くは、人のいいなりに動く、結果に責任を持たず全てを自分以外の人のせいにする、いつも何かの心配を続けています。
判断力がない人は、なぜ判断できないのでしょうか。いくつか原因があります。 1、わからない事、できない事そのものが理解できていないので、人に尋ねる事もありません。問題点がわからず何も鍛えることがないので、判断力がないままです。 2、指示待ちで、誰かに何をするかを聞かないと、自分のするべき事が全くわからない。例えば、親が全てを決めてくれて、とりあえず困っていないので、判断する必要がないため判断力を鍛えることはありません。 3、否定ばかりされたり、叱られすぎて自分に自信がなくなり、誰かに背中を押されないと何も判断する事ができなくなってしまいます。判断力を鍛えることで、自信を取り戻せる可能性があります。 全てではなくても思い当たる人も、いるでしょう。
もし、判断力を身に付けたいと思うならば、ちょっとした訓練が必要です。でも、難しいことではありません。意識するだけでも、変わってきます。 上の項の1、ですが、わからないところがわからないのが一番始末に悪いです。でも、どうにかしたいと思って意識し始めると、何かわからないことがはっきりしてくるはずです。 この「わからないことをはっきりさせる」事が、判断力を鍛える第一歩です。 自分ではっきりできない場合は、身近な先輩や上司に自分の失敗の原因を尋ねることで、問題点として指摘してもらいましょう。
上の項の2、のように親が全て決めてくれてレールを敷いてくれて、言われた通りを突き進んできていると、判断力が身についていないことが多いです。自分で決めなくても親が決めてくれるのですから、考えなくて良いので楽な上に、失敗も親のせいにしまえばいいのです。 判断力を鍛えるためには、失敗することを恐れず、むしろ失敗するつもりで自分で決めて行動することです。失敗からしか前進はありません。失敗は、心を鍛えることにつながります。
上の項の3、のように一度失ってしまった自信も、判断力を鍛えることで取り戻すことが可能です。小さな事柄の判断を積み重ね鍛えることで、徐々に大きな事柄につなげていくのです。 そして、自分の判断した意見が人から認めてもらえなくても、「自分の精一杯の判断である」と自覚しておくことが大切です。「今回はダメだったけれど、次もダメとは限らない」と知ることが必要です。「自分で」判断することをやめてはいけません。
自分で考えるべきなのは、「自分は精一杯の判断をしたのか、持てる力の全てを出し切ったのか」です。人の評価に振り回されてばかりでは、判断力は身につきません。 また、判断を否定されても自己を否定されたと考えてはいけません。 自己を否定されることが、自信を失う一番のきっかけです。
まず、自分の判断力を客観的に知ることが必要です。判断力を客観的に測るには、次のようなことをチェックしてみるといいでしょう。 ・柔軟に判断しているか。 「自分の価値観だけ」、「決められたルールだけ」にとらわれず、現状を見て会社や顧客 にとって一番良い方法は何なのかを判断できているかを考えます。柔軟さを鍛えることが 必要です。 ・全体を俯瞰して判断しているか。 自ら狭めてしまった限られた選択肢の中で状況を打開しようとしていないか、全体を見渡 す必要があります。無理して自分の周りだけで解決するのではなく、外の力を借りて進め たほうがより良い解決法が見つかることがあります。 俯瞰する力、全体を見る力を鍛えることが必要です。 ・今を大切にしているか。 過去の失敗にとらわれ、挑戦することをやめてしまうと小さくまとまってしまいます。可 能性を捨ててしまうことになります。過去の失敗は、将来の成功のためにするのです。失 敗を恐れては、判断力を鍛えることはできません。
「判断する」時に必要なのは、状況などのデータをもとに分析する力です。進めべき道を選ぶ力とも言えます。 「決断する」とは、いつ行うのか、誰が行うのか、どのように行うのかなどをいくつかある選択肢の中から一つに絞り、選んだ通りに実行に移すことです。 どちらも経験次第で、鍛えることが可能です。 判断は選択、決断は実行ということになります。言葉を使うタイミングが似ているので、混同しがちですが、意味はだいぶ違います。
記載されている内容は2016年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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