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更新日:2024年09月06日
数多ある四字熟語の中で、幸せを願う四字熟語にはどのような言葉があるのでしょう?この記事では、さまざまな幸せを願う四字熟語とその意味を紹介します。新年のお祝いや神社の祈願などで使える、縁起のよい四字熟語を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
「年賀状や書き初めに使える新年の幸せを願う四字熟語ってなんだろう?」 「お参りには、どんな四字熟語で祈願しようかな」 「今後の幸せを願う四字熟語を、座右の銘にしたい!」 このように、幸せを願う四字熟語をには何があるのか知りたい人もいるのではないでしょうか。 この記事では、数ある四字熟語の中から、幸せを願う四字熟語をいくつか紹介します。全く聞いたことのないものや聞いたことがあっても意味がわからないものもあるでしょう。四字熟語の意味やどのような場面で使う言葉なのかをみていきましょう。 この記事を読むことで、あなたが願いたい、幸せを願う四字熟語を知ることができます。家族との幸せ、富、健康などのさまざまな幸せを願う四字熟語で、大切な人や自分自身の幸せを願いましょう。 さまざまな幸せを願う四字熟語を知りたい方は、ぜひこの記事を参考に、お気に入りの四字熟語をみつけてください。
日本で使われている四字熟語には、中国の故事成語のほか、仏教を由来とするものやことわざなどから日本で独自に生まれたものまで多数あります。 そのなかでも、幸せを願う四字熟語をいくつか紹介します。どのような意味があり、どのようなときに使われる四字熟語なのかをみていきましょう。
まずは、新年の幸せを願う四字熟語を紹介します。「新春万福(しんしゅんばんぷく)」は、新年に多くの幸せが訪れることを願う言葉です。 「新春」は新年を表し、「万福」は、幸福の多いことや多くの幸せを意味しています。年賀状の祝いの言葉として使われるほか、健康を祝うときにも使われる言葉です。 年賀状には、「謹賀新年」や「恭賀新年」などが定番でよく使われますが、少し違った賀詞を使いたい方におすすめです。
次に紹介する幸せを願う四字熟語は、「笑門来福(しょうもんらいふく)」です。語源は、有名なことわざの「笑う門には福来る」からきています。 「笑門来福」は、「笑いの絶えない人の家には、自然と幸福が訪れる」という意味の言葉です。お正月の伝統的な遊びとして知られる「福笑い」が言葉の由来となっています。 年賀状の挨拶や書き初めなどにも使われる、まさに日本のお正月にぴったりの四字熟語です。明るい家庭を築きたいという人は、座右の銘にするのもよいでしょう。
「一陽来復(いちようらいふく)」は、これから訪れる幸せを願う四字熟語です。「一陽来復」には、「冬が終わって春(季節の春 または 新年)が来ること」という意味があります。 これが転じて、「悪いことがしばらく続いた後に、良いことが起こるということ」を表して使われます。 「一陽来復」は、もともと冬至を指す言葉でした。冬至を過ぎると、今まで厳しかった寒さが段々と暖かくなってきます。このことから、辛い時期が去って良い方向へ転じることのたとえとして使われるようになった言葉です。
「一念通天(いちねんつうてん)」には、「どのようなことも、強い決心を持って一心に努力すれば成功する」という意味があります。 「一念通天」はスポーツの横断幕などで、努力している人を応援する言葉として使われることもある言葉です。努力が必ず報われるかどうかは難しい問題ですが、「努力した者が成功するとは限らないが、成功する者は皆努力している」という意味の名言もあります。 人生に一度は必ずあるであろう努力を必要とする場面に備え、座右の銘にしてみてはいかがでしょうか。
「永寿嘉福(えいじゅかふく)」もまた、年賀状の賀詞に使われることもある、長寿の幸せを願う四字熟語です。 「永寿」には「長寿」、「嘉福」には「さいわい」という意味があり、幸福を表しています。「永寿嘉福」は、幸せが長く続くようにとの願いが込められた言葉です。 また、「嘉福」と同じ読みの言葉に「禍福」という言葉がありますが、幸福のほかに災難という意味があります。意味的にみても、縁起がよいとはいえないため、賀詞などに使う際は漢字の間違いがないように注意しましょう。
「延命息災」は、「えんめいそくさい」または「えんみょうそくさい」と読み、前後を入れ替えて「息災延命」ともいわれます。 「延命息災」とは、何の災いもなく、無事に長生きすることを願う言葉です。 「延命」には、「寿命を延ばすこと」という意味があります。「息災」には、「仏の力で災害を防ぎ止めること」という意味があり、病気をしないで元気なことを指して使われます。 神社などで健康を祈願するときに使われる、長く続く幸せを願う四字熟語です。
「大慶至極(たいけいしごく)」は、「この上なくめでたく、よろこばしいこと」を意味する言葉です。 「大慶」には、「大きなよろこび」や「この上なくめでたいこと」という意味があります。そこに更に「この上なく」や「非常に」という意味ある「至極」という言葉を重ねることで、めでたいということをこれ以上なく強調する形になっています。 日常的に使うことはあまり多くありませんが、手紙などでかしこまった文章を書く場面で、たびたび使われる言葉です。 ビジネスシーンでも、「大慶至極に存じます」や「大慶に存じます」などと使われることもありますので覚えておきましょう。
神社のお守りなどでよく見かける「家内安全(かないあんぜん)」は、知っている人も多い四字熟語でしょう。 「家内安全」の意味は、「家族に事故や病気がないこと」です。「家内」は、自分自身の妻を称して使われることもありますが、ここでは家の中の人、つまり、家族を表しています。 独身の人が同じ内容を祈願する際は、「身体健全(しんたいけんぜん)」という言葉を使います。 神社にお参りする際は、「家内安全」とあわせて「無病息災(むびょうそくさい)」も祈願しましょう。「無病息災」は、「病気をせず、健康であること」を祈願する言葉です。
記載されている内容は2022年09月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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