頭囲の平均サイズはどれくらい？測り方や帽子の選び方も併せて紹介

女性の平均頭囲についても、国立研究開発法人産業技術総合研究所が「AIST頭部寸法データベース2001」で公表しているデータを参考にしました。 データは男性と同様に18～34歳の青年層と60～84歳の高齢層に分類されていて、女性青年層の平均頭囲は551.1mm、女性高齢者層の平均頭囲は546.0mmであり、男性と比較すると年齢層による差が大きいと言えます。 出典：AIST頭部寸法データベース2001｜国立研究開発法人産業技術総合研究所 参照：https://www.airc.aist.go.jp/dhrt/head/index.html

赤ちゃんは頭が大きいとよく言われますが、厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によりますと、出生時の頭囲の中央値は男の子で33.5cm、女の子で33.0cmです。1歳になると、男の子が46.2cm、女の子が45.1cmになります。 胸囲の中央値は出生時、男の子で32.0cm、女の子で31.6cm、1才児は男の子で46.1cm、女の子で44.8cmです。出生時、平均頭囲のほうが平均胸囲より大きかったのが、1才児ではほぼ同じになっています。 母子手帳に、乳幼児身体発育曲線がありますので、健康診断の折に発育曲線に測定値を書き込んでください。そして、平均発育曲線と比較すれば、順調に発育しているかどうかが確認ができます。 出典：平成２２年乳幼児身体発育調査の概況について｜厚生労働省 参照：https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042861.html 表４　一般調査及び病院調査による頭囲の身体発育値（３、１０、２５、５０、７５、９０及び９７パーセンタイル値）　年・月・日齢別、性別｜厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/hyou4.xls 表３　一般調査及び病院調査による胸囲の身体発育値（３、１０、２５、５０、７５、９０及び９７パーセンタイル値）　年・月・日齢別、性別｜厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/hyou3.xls

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頭囲の大きいと、帽子のサイズが合わない、顔が大きく見えやすいなど色々な問題が生じがちです。ここからは、そんな頭囲が大きい人の悩みについて詳しく紹介していきます。

高身長で手足が長くても、頭が大きいとスタイルが良くないと見られてしまうことがあるでしょう。 頭が大きいと、痩せていても太っているようにも見られることがあるでしょう。また、頭の方に視線が集中してしまうと、首が短く肩幅が狭く見えることもあり、スタイルが悪く思われがちです。 頭の大きさ表す指標の一つ頭身は全身写真でおよその値がわかります。あごの先から頭の頂上までを測り、その値で身長を割った値を頭身とします。普通は7.3頭身ですが大きく下回りますと頭が大きいと思われる可能性があります。 国立研究開発法人産業技術総合研究所のAIST頭部寸法データベース2001によりますと、青年群男性の平均頭身は平均身長169.9cmを平均全頭高23.2cmで割った7.3であり、青年群女性の平均頭身は平均身長158.5cmを平均全頭高21.8cmで割った7.3となります。 体のバランスの悪さはスタイルが悪く見える原因となります。 出典：AIST頭部寸法データベース2001｜国立研究開発法人産業技術総合研究所 参照：https://www.airc.aist.go.jp/dhrt/head/index.html